LGBT法の懸念が現出
◉LGBT法、あるいはLGBT理解増進法と略されますが、正式には『性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律』ですね。長い長い、寿限無寿限無…。案の定、心は女性と主張する御仁が女風呂に侵入して通報され、逮捕されました。LGBT法推進派からは、今回の犯人はLGBT法以前にも捕まっている変態野郎で、トランスジェンダーではないという、擁護論が出ていますが。トランスジェンダーか変態犯罪者か、一般人がどうやって見分けることができるというのでしょうか? これもまた、施行以前から指摘されていたわけで。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、銭湯の写真です。
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■どうやって見分ける?■
だから言わんこっちゃない……という声が、ワラワラと出ていますが。こんなの、LGBT理解増進法が出てきた当初から、不安を口にする女性が多く、女性スペースを守る会など、不安を表明していたわけです。それなのに、こんな言いぐさですからね。常に一定数、変な人間はいるのは認めた上で、女性専用車両のような配慮があるのに、なぜ銭湯や女子トイレ、女子更衣室と言った女性スペースへの配慮を欠くのか? 少数者への配慮も行き過ぎると、これでは逆差別の誹りを、逃れ得ないです。
いちおう、厚生労働省は通知を出していると言いますが。強行突破する人間は、常にいます。
でもこれ、通達ではなく通知に過ぎないんですよね。通達は「各大臣、各委員会及び各庁の長官が、その所掌事務に関して所管の諸機関や職員に命令又は示達する形式の一種。 法令の解釈、運用や行政執行の方針に関するものが多い。」とされ、いっぽう通知は「特定人又は不特定多数の人に対して特定の事項を知らせる行為。」ですから。行政的にも、重みが全然違います。こんな通知でアリバイ作りしている時点で、もう厚生労働省は共犯同然です。当然起きうることを、薄々わかっていたんでしょう?
■そして女子トイレにも■
そうかと思えば、今度は女装した男性がサービスエリアの女子トイレをウロウロしていて、これまた通報から逮捕へ。繰り返しますが、犯罪者か否か、とっさに判断なんかできませんし、主張を裏付けることも難しいです。こんなザル法では、制度や法律を悪用しようとする輩が出てくるのは、当然です。心は女だがレズビアン、なんて言い出したら、ただの男性器がついてる心も男性と、少なくとも行動からは判別なんてできません。こういうバカバカしい事態になるんだから、疑義が呈されていたわけで。
だいたい、心が女なら、女性専用スペースに男性が侵入してくる恐怖が、理解できるはずでは? 心は女だが、男性とフリーセックスしたいので、男性が女性スペースに侵入うしてくるのはウェルカムだって、特殊な性癖の人も、そりゃあゼロではないでしょうえれども。繰り返しますが、んなもんどうやって見分けろと言うんですか? その結果、LGBT法に反するとされたら、溜まったもんじゃないです。触らぬ神に祟りなしで、女性が女子トイレや女子更衣室などの女性専用スペースを使いづらいなんて、本末転倒になりかねないです。
■必要なのは法的拘束力■
さて、この権威関しては、『女性スペースを守る会』の滝本太郎弁護士が、やはり的確ですね。通知はもちろん、通達でも現状は何も変わらない。ならば、きちんと拘束力のある法律を、体系的に作っていく必要がありますね。内容に賛成する・しないとは別に、リロがしっかりしています。そうなると、政治家マターになるのですが。正直、立憲共産社民れ新には、まったく期待できないんですけどね。
政治に働きかけるという点で、女性スペースを守る会は、ごく真っ当な動きを見せていますし、たぶんこれに最も反応するのは、自称リベラルの野党ではなく、自民党左派の議員なんでしょうね。野党は国民民主党に期待、ですかね。自民党右派と公明党、日本維新の会には、期待できないでしょうけれど。
■密室で暗躍する議員?■
ここらへんの動き、AV新法にしても拙速で、よくないなと。LGBT理解促進法案も、似たような拙速さが指摘されていますが。そして、ホスト規制とか女性支援とか言い出してきて、「はぁ?」ですね。いや、自分の昔の知り合いに、キャバクラにハマった気が付くと数百万の借金ができた人間がいますが。あれも政府が支援するんですか? 女性は支援するが男性は支援線なら、まさに逆差別ですし。ここらへん、暇空茜氏の指摘で、派手な動きが難しくなったために、新たな公金チューチュー先を探してるのかと、邪推してしまいます。
元通算官僚の宇佐美典也氏も、塩村あやか立憲民主党議員を名指しで、批判していますが。
かなり、塩村あやか議員にご立腹のようですが。こういう公金チューチューは、元々自民党と官僚が本家本元。指針の会を離脱した鈴木宗男議員だって、北海道が地盤なのに、羽曳野市のハンナン人脈に食い込んでいたり。自分は保守派ですが、野中広務氏とかとか鈴木宗男議員とか、ああいう顔が利くという部分を利用して、法によらない権力を行使するタイプは好きじゃないんですよ。そういう意味では、笹川良一氏のような思想が見えないタイプも、好きではないです。懐に飛び込めば、面倒見のいい人情家なんでしょうけれど。
でもそういうタイプは、最後は放置を骨抜きにして、組織を機能不全に陥らせますから。江戸幕府も、戦前に政府も、同じです。この動きにも、要注意ですね。
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