CLP疑惑とSEALDsとTBSの点と線

◉立憲民主党からChoose Life Project(CLP)に渡った資金、1000万円ではなく1500万円だったようで。また、立憲民主党前幹事長の福山哲郎氏が「理念に共感して番組制作一般を支援した」旨の発言で、資金提供を認めましたが。すでにネットでは発言の矛盾、そして公報やシンクタンクとして重用しているブルージャパン株式会社への疑惑、そしてCLPとTBSの密接な関係性が指摘されています。

【立民から1500万受領 ネットメディア認める】産経新聞

 インターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」は6日、立憲民主党から広告代理店などを通じ、「番組制作費」として約1500万円を受け取っていたとホームページ上で発表した。
 CLPのホームページに共同代表の佐治洋氏の名前で掲載された文章によると、スポンサーを探す中で福山氏に会い、支援を受けることになった。令和2年3月以降、広告代理店や制作会社を通じ、約1500万円を受け取った。佐治氏らの給与や制作にかかる費用に充てたとしている。

ヘッダーの写真はnoteのフォトギャラリーより、ブーメランを投げる少女だそうです。素晴らしいです。

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■CLPの理念に共感した?■

Choose Life Project共同代表の、佐治洋氏が公表した経緯の説明文自体がもう、支離滅裂というか……。長いですが、正確を期すためと、備忘録も兼ねて転載しておきます。いったい、CLPに理念はあったのかなかったのか、福山哲郎前幹事長の説明と、矛盾してしまっています。その部分については、太字にしておきました。持ってていなかった理念に、いったいどうやって共感したのやら。疑惑はますます深まった、です。

立ち上げ当初は現在の形である市民サポーター型の『公共メディア』という方針や、今のホームページに記載されているような明確な理念はもてておらず、制作しているコンテンツの方向性や内容についても試行錯誤が続いていました。
ただ、活動を続けるためには資金が必要でした。そこでまずは企業スポンサーを探してプレゼンをしたり、大口の個人で寄付をいただける方を探したり、その他団体など、番組制作費の支援やスポンサーとなっていただける方を探しました。そんな折、私は立憲民主党の福山哲郎氏にCLPの話をさせていただく機会を得ました。
フェイクニュースやあまりに不公正な差別が横行する状況に対抗するための新しいメディアを作りたいという理念に共感をいただき、広告代理店・制作会社を通じて番組制作のための支援をいただくこととなりました

今回の件は、福山哲郎前幹事長の、立憲民主党の私物化が招いた事態に思えます。昨年の選挙前の時点から、福山幹事長がフラワーデモ勢などツイフェミを党に引き入れ、本多議員の追い落としを主導したとの、批判がありました。挙げ句に、共産党との野党共闘とジェンダーを政策の前面に押し立て、大敗を招いた張本人とも。しかも、動いたカネは1000万円でも1500万円でもない、もっと巨額との指摘が出ています。

■CLPとブルージャパン■

今回、立憲民主党の収支報告を読み込む人が続出し、どうやらChoose Life Projectへの1500万円のカネの流れよりも、ブルージャパン株式会社へのカネの流れが巨額のようで。昨年の段階で、立憲民主党からブルージャパンへの怪しいカネの流れは、指摘されていたようです。2017年に約1846万円、翌18年には約1億7015万円、19年には約3億8366万円。合計5億7227万円とのこと。なんですか、この巨額の支払いは……。

CLPへの1500万円も、福山前幹事長のポケットマネーならともかく。現在解っているだけでも6億円近いカネが、幹事長の恣意的判断で動いてた疑惑。ちなみに立憲民主党の令和二年度の収入総額は88億9228万1926円とのこと。つまり2019年の収入の報告なんですが、コレを見ると約3億8366万円というのは、バカにできない支出です。それが、2017年に設立されたばかりの会社に、流れ込んでいた理由は、なんでしょう?

■ブルージャパンとSEALDs■

そしてこのブルージャパン株式会社、就職先がなくて困っていたSEALDsの学生たちの受け皿として、設立されていたことが、指摘されています。以下の記事によれば、ブルージャパンは〝SEALDsのメンバーの何人かは「ブルージャパン株式会社」を立ち上げ、立憲民主党の広報戦略などを含めたシンクタンクとして活動していますが、立憲民主党の選挙戦略としてあまり機能しているようには見えませんでした。〟とのこと。

2015年にSEALDsが結成され、意識の高い彼らは就職も引く手数多だと言われたのですが。すぐに、コアメンバーがミッション系の某高校の出身者で固まっていて、しかも偏差値28という数字なのにミッション系大学にAO入試を使って入学している、ということが解ってしまい。各人が就職に苦労しているのは、このnoteでも何度か言及していますが。今となっては、SEALDsがいきなり全国紙で広告を打てた謎の資金力とか、疑惑はますます深まります。

■SEALDsとTBS■

さて、SEALDsと言えば、フロントマンとして奥田愛基氏が思い浮かびますが。荻上チキ氏がTBSラジオのsession22という番組をやっていたとき、見学に来た奥田氏がそのまま飛び入りでゲスト出演したことがあり、なんだこの公共の電波の私物化は……と思ったことがあるのですが。今回、Choose Life Project(CLP)って思いっきりTBS人脈で作られた組織だと、浮かび上がってきました。

前述の共同代表の佐治洋氏がそもそもTBS出身。もう一人の共同代表も、どうやらTBS出身っぽいですが、確証はありません。そして、今回告発した側の小島慶子女史は、もともとTBSのアナウンサー。TBSラジオの番組に、奥田愛基氏が気軽にやってきて、飛び入り参加もするでしょうね。本当に偶然の飛び入りなのか、プロデューサーによる仕込なのか、自分には解りませんが。TBSラジオの左傾化と、繋がっているのか?

■Dappi訴訟との点と線■

で、このブルージャパン株式会社の代表取締役が、竹内彰志弁護士です。小西洋之議員と杉尾秀哉議員によるDappiアカウントによる書き込みに対する損害賠償訴訟の、訴訟代理人がこの人物。はい、立憲民主党・CLP・ブルージャパン・SEALDs・TBSの、点と線がつながりました。加えて奥田愛基氏の父親は、SEALDs結成の数ヶ月後には、仁藤夢乃女史の社団法人Colaboの理事に就任しています。なんだコリャ?

Dappiアカウントは自民党からカネをもらって工作していたと、左派の方々は疑惑を喧伝していましたが。いうてもDappiアカウントは個人アカウントで、公正中立なんて偽善的なことは標榜していませんでした。そもそも、Dappiアカウントが推していたのは維新の会、特に足立康史議員。自民党の議員でも、親中派の議員にはボロクソでしたし、逆に立憲民主党でも松原仁議員には好意的でした。

自民党ぐるみでの、工作依頼というストーリー自体が、無理筋なんですよ。もしあったとしても、議員個人の依頼でしょう。福山幹事長が暴走したと仮定しても、公党からカネが出たCLP疑惑とは、比較になりません。しかも、CLPは偽善的な理念を掲げていたのですから、個人アカウントとは比べものになりません。今回の件に関しては、こちらのまとめが情報が豊富ですね。鵜呑みにはしませんが、参考になります。

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