見出し画像

Dappi裁判と東京新聞の偏向

◉いわゆる、Dappiアカウントに対する裁判ですが、10月16日に東京地裁の判決が出るようです。まぁ、左重心な判事が多い印象の東京地裁ですから、原告寄りの判決が出る可能性は高いでしょう。で、被告側のIT関連企業側は争わず、上告しない可能性も十分に高いでしょうけれど。たぶん、暇な役員か社長自身が投稿していた可能性が高いでしょうけれど。でも、立憲民主党や左派マスコミの見立てが正しいかは、別問題かと。

【「Dappi」裁判で被告企業の社長が初出廷 「投稿者」の名前開示を拒否 10月に判決へ】東京新聞

 匿名Twitterアカウント「Dappi」による虚偽の投稿で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参院議員が東京都内のIT関連企業に対して880万円の損害賠償などを求めた民事訴訟は26日、東京地裁で被告会社の取締役2人への本人尋問があった。初めて出廷した同社男性社長は、会社による「業務」としての組織的投稿を改めて否定。従業員の1人とされる「投稿者」の名前を明らかにすることも拒否し、結審した。判決は10月16日。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/258513

ヘッダーはTwitterのスクリーンショットより、Dappiアカウントです。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

■国会議員の受忍限度は?■

それでは、東京新聞の記事のついて、自分が思ったことをツラツラと。Twitterやこのnoteでも何回か指摘していますが、小西議員と杉尾議員が、東京の財務省に乗り込んで、官僚を吊るし上げたというのは事実です。吊るし上げるという表現が事実とは異なる・表現だということは、語感の問題ですから。野党第一党の国会議員という権力者である両議員には、それぐらいの受任限度はあるのではないでしょうか?

 このコラムをよく読むと、両議員について「(東京の)財務省に乗り込み」と書いてあり、近畿財務局に乗り込んだとは書いていない。「つるし上げた」対象としても「(東京の財務省の)職員」とあるだけで、自殺した元職員だとは記していない。
 にもかかわらず投稿は、あたかも元近畿財務局職員を両議員がつるし上げて自殺に至らしめたかのように記している。

あとは、Dappiアカウントのまとめ方が、因果関係の面でご誘導をもたらす可能性があるかどうか。因果関係ということに関して言えば、心を病んでいた近畿財務局の赤木氏が、結果的に自分が加担させられた件で本庁の官僚が吊るし上げられている。その申し訳なさから自殺した可能性は、十分以上にありませんか? 自分たちは直接、赤木氏を吊るし上げたわけではないというのは、論点逸らしに見えます。

また、Dappiアカウントは参考にした門田氏の元記事を、スクリーンショットという形で添付しているのですから、ツイートを読んだ人は元記事にあたって確認することができます。その確認の手間をどう判断するか、門田氏の元記事の表現が舌足らずである、という評価はそれぞれ分けて論じるべきではないでしょうか? 小西議員や杉尾議員が言うような、デマの拡散とまで言えるのか? 朝日新聞や毎日新聞の見出しと、同レベルではと、個人的には思いますが。

■個人で可能な動画編集内容■

問題だなと思ったのはこちら。手間のかかる投稿内容と、東京新聞は評していますが、動画編集経験のある人間からすれば、さして凝った動画ではありませんでした。暇な空白……じゃない、時間的に余裕がある役員や社長であれば、あれぐらいは普通に投稿できたでしょう。だって、共同通信 名古屋支局のデスクではないかとされる桜ういろうアカウントの投稿の数の方が、よほど 業務時間中にやるにしては、分量も数も多かったように思います。

 Twitterへの投稿は平日の朝から夕方までが多く、夜間や土日は少ない。各テレビ局の報道内容を分単位で集計してグラフにしたり、国会中継の途中に編集した動画を添えて連続投稿したり、手間のかかる投稿内容も多かったりすることから、この訴訟が提起される前から「会社組織」によるアカウント運営を疑う声がSNS上などで挙がっていた。

立憲民主党と朝日新聞・毎日新聞・東京新聞などの左派メディアは、これを自由民主党から金銭的な報酬を伴う 組織的な依頼ということにしたいのでしょうけれど。これは、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が自国の組織的国家犯罪である拉致事件、特に当時中学生であった横田めぐみさんを拉致するという極悪非道な犯罪を相対化するため、慰安婦問題を韓国の中国団体を利用して喧伝したのと似ています。立憲民主党は、CLPに金を流して報道を歪めていたのが発覚していますし。

就職ができなかったSEALs残党を救済するためにつけられたブルージャパンにも、10億円近い広告料を流していたのが発覚しています。暇空茜氏に対しても、突如出現したYouTubeのアカウントが、大量の広告費をつぎ込んで おすすめにしつこく登場し、その上で仁藤夢乃Colabo代表や村木厚子女史の容姿を誹謗中傷するなど、被害者 ポジションを与えるための自作自演的な動画を、連発していました。その疑惑を指摘された途端、アカウントごと逃亡しています。

■なぜ立民の議員を褒めた?■

あくまでも一般論ですがと、釘はさしますが。人間は、自分がやっていることは相手もやっていると、無意識に思う生き物、という傾向はあります。どうにも日本の野党や左派メディアは戦前の軍部と同じで、途中で方向転換することが極めて難しい傾向があります。自由民主党による、工作という方向性をどうしても放棄できないのでしょうけれど。はっきり言ってそれは、インパール作戦のジンギスカン方式ぐらい、無理があります。

 自民や維新など保守系政党を称賛することが多い一方、立民や共産などリベラル系政党に対しては「屑くず中の屑」「無責任野党」などと攻撃的な内容の投稿が目立つ。

コレもウソ、あるいは 意図的な切り抜きですね。Dappiアカウントは立憲民主党でも、松原仁議員は肯定的に取り上げていましたし、自民党の議員でも親中派にはとても厳しかったです。自民党から金をもらっての工作なら、よほどピンポイントの指示が出ていたことでしょう。百歩も千歩も譲って、もし金が出ていたとしても、それはCLPやブルージャパンのような党ぐるみの工作疑惑ではなく、議員個人か派閥レベルの依頼でしょう。それさえも、難しいと思いますが。

できません。何を言ってるんでしょうね。こんな断定が可能なら、平日昼間に集中していた桜ういろうアカウントも、野党から金をもらっていたことが、強く推測できますね。Dappiアカウントも桜ういろうアカウントも、金をもらっているわけではなく、本人なりの正義や理念に従ってやったことでしょう。安倍晋三元総理の国葬の時など、日当をもらって 動員されているという噂の集団や団体もいましたが。自分の影に向かって吠えてませんか?

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ