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ロシア軍の怪しい動き

◉産経新聞が報じていますが、朝日新聞や毎日新聞など、他の新聞社は積極的に報じていませんね。独自、と銘打つだけはあります。まぁ、防衛省か政治家からのリークなんでしょうけれども。ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻ですっかり、リベラル陣営が称賛してきた憲法九条の神通力が、ただの鰯の頭だったとバレてしまいました。そして、ウクライナに侵攻したロシア連邦軍は、こうやって抜かりなく日本の電子情報を収集しているわけです。

【<独自>ロシア情報収集艦が北海道を周回 自衛隊・米軍の動き監視か】産経新聞

 ロシア海軍の情報収集艦が5月から6月にかけて北海道を周回する形で航行していたことが20日、分かった。ロシア軍の動きとしては異例で、通信傍受などにより北海道、東北の自衛隊や米軍の動きを警戒・監視したとみられる。日米両国は先進7カ国(G7)の一員としてウクライナ侵攻を続けるロシアに経済制裁を科すなど圧力を強めており、ロシア側には日米を牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。複数の政府関係者が明らかにした。
(中略)
情報収集艦は一定の速度で航行しておらず、複数のポイントでエンジンを切って活動。航空自衛隊千歳基地(北海道)や米空軍三沢基地(青森県)などの通信を傍受するとともに、レーダーの電子情報を収集していたとみられる。同艦に対する自衛隊と米軍の反応を探っていた可能性もある。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、北海道の海岸の美しい夕焼けの風景です。

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■第二次日露戦争の可能性■

さてさて。現実問題として、ロシア軍が北海道に攻め込む可能性は、高くないでしょうね。二正面作戦をやる余裕はないでしょうし、そんなことをしたら、日本の真珠湾攻撃と同じ。ルーズベルトは欧州の戦争に介入しないという公約で大統領選挙で勝利していたのに、ドイツ・イタリアの軍事同盟国である日本が、自分の方から先制攻撃、しかも結果的に事前の宣戦布告が遅れて騙し討ちになるという、この上もない開戦の状況になったんですから。

ロシア連邦軍が北海道に侵攻したら、それこそ第二の真珠湾攻撃。腰の重いバンデン政権も、動かざるをえないでしょう。まぁ、ないと思っているところの裏をかかれることほど、効果が大きいことはないんですけどね。でもまぁ、北海道の一部を占拠できてっも、全土は無理でしょうし。海上自衛隊の海からの攻撃や補給を考えれば、対日開戦はかなりの悪手。戦略的にも、戦術的にも、またウクライナに兵力を投入している戦力的にも、まずないでしょう。

■心理学で言う投影?■

で、ロシア軍がなぜこんなことをやってるかといえば。たぶん、ウクライナで苦戦しているロシア連邦軍を見て、日本が北方領土に進行する可能性を考えての、牽制でしょうね。日本人からすれば、ウクライナ侵攻でだいぶ意識が変わった日本人が多いとは言え。憲法改正は早くても参院選の勝利と、改憲勢力が3分の2になって、そこからようやって国民投票に向けての議論でしょう。日本の自衛隊が、北方領土に攻め込む可能性はないと、日本人は考えますが。

ロシア人は、ロシア人の思考の枠組みで相手を図りますから。自分ならこうするから、日本人もそうするに違いない、ということでしょう。つまり、日本がアメリカにボコボコにされて、原爆まで落とされてボロボロのときに、日ソ不可侵条約を破って満州に攻め込んできたのがスターリン率いるソビエト連邦軍。相手が弱ったと見ると、漬け込んでくるのがロシア人の思考ということです。逆説的に、ロシア連邦になっても、彼の国は火事場泥棒的なことをすると、自白しているわけです。

■岸信介は正しかった■

日本は、実際にウクライナに侵攻して、非武装化と中立化を要求するような国と、国境を接しているわけで。それどころか、領土問題を抱え、何十年も対立していますから。そういう国がすぐ側にあったのに、日本の野党や左派マスコミ、進歩的文化人、アカデミズム界隈は、非武装中立とか世迷い言の一国平和主義、お花畑平和論を何十年も唱えていたわけで。日本が攻め込まれなかったのは、憲法九条の神通力ではなく日米安全保障条約と米軍と自衛隊のおかげ。

60年安保改定では、マスコミと学生はそんなことも理解できず、岸信介政権を攻撃し続けたのですが。今となっては、その扇動の背後に誰がいたのか? ベ平連の小田実氏は、ソビエトの諜報機関KGBから資金が出ていたことが、すでにわかっています。ロシア連邦は、その本質はソビエト連邦の頃から、何も変わっていません。つい最近もミサイルを打ち上げた北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)にしても、中華人民共和国にしても、政体さえ変わっていません。

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