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都が米粉パンの給食に補助金

◉ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻の影響もあり、世界的に小麦粉が不足して値上がり気味です。ウクライナはそれだけ小麦の生産地として、世界的に大きいですからね。このため東京都が、公立学校の給食で米粉パンを提供した場合、全額補助するという方針を打ち出したそうです。小池百合子都知事が初めて、本当に初めて、まともな政策を打ち出したような気がします。鬼の霍乱、優曇華の花?

【米粉パン、公立校の給食で提供なら全額補助 都内で23年度から】毎日新聞

 東京都が進めている米粉パンの普及促進を巡り、小池百合子知事は9日、2023年度から区市町村立学校が給食に活用する場合に費用を補助するとの方針を、都議会第1回定例会・予算特別委員会で示した。

 都は小麦の値上がりやコメの需要減少を背景に、米粉パンの販売促進を既に始めている。小池知事は「子供たちに米粉パンなどを活用した食育を行うことは日本の食文化や生産地への理解を深める上で重要だ」と述べた。

https://mainichi.jp/articles/20230310/k00/00m/040/050000c

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、ホームベーカリーで作った米粉の食パンだそうです。

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■小麦から米へ■

小麦粉を、昭和のある世代から上はメリケン粉と呼びます。メリケンとはアメリカンの、耳コピ。終戦後、日本の都市部は大変な食糧不足に陥ったのですが。この時にアメリカから大量の食糧援助はあり、その中心が小麦粉だったわけです。おかげで小麦を用いた料理が、かな〜り普及した面もあるそうで。うどんも打てますが、もっとお手軽に食べようと思うとスイトンとか、お好み焼きやたこ焼きや焼きそばなども。

学校の給食も自分達が小学校の頃は、ほとんどがパンでしたからね。パン自体は保存がききますし、昼食としては悪くはないのですが。日本の米の消費量がどんどん減っている時代でもありますし、米の消費量を増やしたいところ。米粉パンという形で消費が増えるならば、米自体の消費増進という意味でも、良いことだと思うのです。小麦アレルギーの子どもも増えていますから、米粉自体はその面でも有効かと。

■米粉の利用拡大を願う■

鹿児島だと、自分が子供の頃は台湾から引き揚げてきた人も結構いました。台湾時代の教え子から招かれて同窓会に行った教師の話題など、地方紙にはよく掲載されていました。このため、鹿児島ラーメンの麺は、台湾のビーフンの製法を取り入れて、鹹水を使わない麺です。美味しんぼの雁屋哲先生は鹹水の匂いが大嫌いで、そのためラーメンもあまり好きではないらしいです。実は自分もちょっと苦手で。鹿児島ラーメンの元祖の方も、やはり鹹水の匂いが苦手だったようです。

米粉を用いたビーフンは、ベトナム料理などのフォーが有名ですが。タイなどでも結構おいしいヌードルがあり、個人的にはもっと普及してほしいなと思っています。鹿児島を代表する銘菓であるカルカンも、米粉を用いた和菓子です。やはりあっさりとした、あの上品な味わいは、米粉ならではですからね。米粉を用いた団子なども美味しいですから、これを機会に給食などでももっと米粉を用いた料理が、米粉パン以外にも増えてほしいところですね。

■小池百合子都知事が変?■

しかし、太陽光パネルを一戸建ての屋根に義務付けようとしたりとか、小池百合子音生になってからろくでもないことしかやってないです。自分は前々から彼女は、王安石の新法に反対した大学者の司馬光や、荻原重秀を失脚に追い込んだ大学者の新井白石と同じで、反対だけして対案がないタイプの典型的な政治家だと思っています。それは、後楽園競輪場を廃止しただけの美濃部都知事や、都市博を中止した青島幸男都知事と同じ。

小池百合子都知事もう築地市場の豊洲移転に反対しただけで、典型的な人気はあるが無能な都知事の系譜です。しかし、一般社団法人Colaboへの疑惑で始まった、東京都のずさん極まりない会計体制に対する批判は、ついにNHK党の浜田議員によって国会で質問され、岸田文雄総理が答弁する状況に。いよいよお尻に火がついてきたので、少しはまともな政治をしようという気になったのでしょうかね? いや彼女のことだからこれもまた何か利権絡みかもしれないと、邪推してしまいますが。

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