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Choose Life Projectに立憲民主党が資金1000万円提供

◉インターネット報道番組を制作配信する『Choose Life Project(CLP)』が、立憲民主党から計1000万円以上の資金提供を受けながら事実関係を伏せていたと、出演者である津田大介芸術監督・望月衣塑子東京新聞記者、元TBSアナウンサーの小島慶子さんらから内部告発されました。事実とすれば……という保留は付けますが、これはDappi疑惑どころではない、スキャンダルです。でも、告発したメンツを見ると、別の疑惑が浮き上がります。

【「立民から資金提供」と抗議声明】西日本新聞

 国会議員や有識者が議論するインターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」が、立憲民主党から番組制作費名目で計1000万円以上の資金提供を受けながら事実関係を伏せていたとして、出演者でジャーナリストの津田大介さんら5人が5日、抗議声明を出した。「特定政党から番組制作に関する資金提供を受けていたことは報道倫理に反する」としている。

ヘッダーの写真は津田大介芸術監督のTwitterより。

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■誰が見ていたのCLP?■

実は自分、CLPって組織を知りませんでした。でも検索してみたら、津田大介芸術監督にブロックされていてそんな組織知らんかった、という人間がけっこういて、笑ってしまいました。YouTubeのアカウントを見ると、登録者数は6万7300人以上いて、なかなかの数に思うのですが。自分はかなり思想的に左側のアカウントも意識的にフォローしているのですが、タイムラインに出現した記憶がないのですが。

今回の告発自体は、正義感から発したのでしょうけれど。状況だけを見ると、立憲民主党内部に深く入り込み、野党共闘を推進したり、あるいは性交同意年齢で本多議員を辞職に追い詰めた人たちが、枝野幸男代表から泉健太新代表に交代した結果、居場所がなくなって、内ゲバに走ってるように見えてしまうのですが。例えて言うならば、社保庁が解体されそうになって、年金問題を自爆テロ的にリークして政権を相打ちで潰そうとした、あの流れ。

■内ゲバ? 自爆テロ?■

もちろん邪推です。ただ根拠が全くないわけではなく。今回の件で立憲民主党を批判している関係者というのが、Twitter上でよく批判されている姿を見かける表現規制派という部分で、見事に一致してるんですよね。そしてこの人たち、Dappiアカウントによる工作疑惑を、確定した事実であるかのように語るという点でも、同じなんですよね。Dappiアカウントは自民党よりも維新の会に好意的で、立憲民主党でも松原議員とか好意的だったのに。

個人的には、この意見が最も的確な気がします。それをやったのは、枝野幸男代表や福山幹事長の旧執行部であって、泉健太新代表ら新執行部に求めるというのが、筋違いな気がします。と言うか、なぜ今になって突然言い出したのか? 実際は承知の上でCLPに協力しておいて、野党共闘の大失敗によって自分たちがパージされそうになったので、相打ち自爆戦法に出たように見えてしまうのです。

■終わりの始まり…か?■

いちおう、CLP側は明日にも事情説明するらしいですが。新執行部攻撃が真の目的だとしたら、割とあっさりと非を認めて、解散宣言何か出しちゃったりして、矛先を立憲民主党新執行部に全振りするように、平謝りするような気がします。しかし、CLPって2016年に設立されてるんですね。5年以上も活動していて、動画もけっこうな数が上がっているようなんですが、自分にはほとんど届いてきません。

思えば2014年にイラストなど二次元への表現規制の動きが顕著になり、2015年に広義のしばき隊界隈による大学院生リンチ事件が発覚、いきなり新聞広告を打つなど謎の資金力を持ったSEALsが結成され、その数ヶ月後にはSEALsのフロントマンである奥田愛基氏の実父が仁藤夢乃女史の社団法人Colaboの理事に就任するなど、2014年から2016年にかけて、表現規制派と宗教団体による左派への接近が進行していたことが、分かりますね。

それが野党共闘の失敗によって、内ゲバモードに入った感じがします。どうも、リベラル陣営の資金難を思わせる話も多いですし、この流れは長期的に要観察ですね。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ