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Twitterコミュニティノート機能

◉Twitterのコミュニティノート機能が、とてもいい仕事をしています。これ自体はファクト・チェック機能というわけではなく、あくまでも不足している情報を継ぎ足す、という感じです。ファクトチェックと言うと、コミュニティノート機能で情報を追加された側が、名誉毀損だヘチマだと、いいかねないですからね。逆に言えば、いかに複雑な情報で読む人間を誤誘導するようなツイートが多かったか、ということです。

【Twitter、ユーザーによるファクトチェック機能 日本で正式提供】ImpressWatch

Twitterは、誤解を招く可能性があるツイートに対し、ユーザーが協力してファクトチェックのような機能を提供する「コミュニティノート」機能を日本で提供開始した。

コミュニティノート機能は日本のユーザー向けにテスト運用されていたが、有効性が確認されたとして、世界中の誰もが閲覧できるようになった、と案内されている。同機能は2021年に「Birdwatch」の名称でテストが開始された機能で、米国ではすでにコミュニティノートとして機能が提供されている。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1514341.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、Twitterのマークをカリカチュアしたものです。

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■報じるニュースにも■

Facebookに比較して、匿名性の高いTwitterの情報クオリティを上げるという意味では、このコミュニティノート機能は、非常に有用に思います。発信者がどのような情報を出すのも自由ですが、不足する情報も追加されることによって、より ニュートラルな情報に、近づくわけです。もし、この機能が3年前からあれば、Dappiアカウントにも背景情報が追加されて、ひろゆき議員とヒデーヤ議員の訴訟もなかったかもしれません。ちなみに、このニュースを伝えるImpress Watchのツイートにも、コミュニティノートのツッコミが入っています。

現実問題として、この機能はあまり、意見が分かれるデリケートな問題には、踏み込みづらいところもあるでしょう。ただ、昔の2ちゃんねるのソース主義と同様に、ある程度は公的なデータや情報ソースを貼り付けるだけで、リプライ欄の批判やツッコミを読まない層のユーザーにも、情報がダイレクトに到達する可能性が、ぐっと上がります。そうなると、見出し詐欺的な手法を続けてきた 旧メディアには、苦々しい機能でもあります。

■あの大物記者にも■

このコミュニティノート機能、東京新聞の望月衣塑子記者にもさっそく、その魔の手が及びました。リプライ欄を閉じたり、引用ツイートのツッコミにも無視を決め込んでいたのに、Twitter 社の公式からこのような形で情報の追加と注釈がついてしまえば、記者としての能力を疑われることになります。と言うか この望月衣塑子記者のツイート、科学的な根拠がないただのお気持ち、主観ですから。情報の追加は大ダメージです。

同じように、科学的根拠がなくただの主観的な内容を繰り返し ツイートしている、某没落野党の副党首も、そのうち 背景情報が追加されることになるかもしれませんね。菊地誠大阪大学教授などから、厳しくその非科学性を突っ込まれていますから。政治家の場合は、選挙期間中などのコミュニティノート機能の適用は、選挙妨害だとかイチャモンを付けてくるので、難しいかもしれません。でもそうやって、科学的なデータや客観的事実に基づかない、お気持ち発言は今後、どんどんやり玉に上がって行くでしょう。

■右も左も戦々恐々■

この機能によって、もちろん右派のアホンダラも、どんどん情報を追加されて、バカを晒せば良いと思います。もちろん、自分のツイートにも、魔の手が伸びるかもしれませんが。自分の場合、そもそも個人情報的にマズいモノや、本人から削除要請がない限りは、コレは間違った内容ですがアホの記録として晒すため残しますと、注釈を付けるタイプなので。たぶん、さほどダメージにはならない……かもしれません。まぁ、少なくとも削除してほっかむりは無し。

でも、右派だと安倍晋三元総理周辺にいた、親学・江戸仕草・EM菌のトンデモ連中とか、自分はどんどん背景情報を追加されて良いと思います。そうやって、右も左も悪目立ちする10%の意見に楔を打ち込み、中道左派や中道右派の、ニュートラルな意見が共有されるべきかと。でも、旧メディアの中には、越権行為だとか報道の中立性を損なうと、Twitter撤退を言い出すところも出るかもしれません。でも、そういう批判に耐える、事実ベースの記事を書ける若手や非主流の記者の登場を願います。

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