見出し画像

Twitterのクリエイター向け広告収益分配プログラム

◉洒落かと思ったらイーロン・マスクCEO、社名をTwitterからXに本当に変えてしまって、驚いているんですが……しばらくは、Twitterと呼び続けます。それはともかく。古い記事なんですが、Twitter社のクリエイター向け広告収益分配プログラム(Creator Ads Revenue Sharing)について。7月末にはプログラムを広く展開し、条件を満たした全ユーザーが応募できるようになる予定とのことでしたから、そろそろだな……と。ちなみにイーロン・マスクCEOは、月1400万円以上の売上を記録しているとのこと。そりゃあ1.4億人もフォロワーがいたら、そうなうでしょうね。

【Twitterが「広告収益分配プログラム」開始、クリエイター向けに】ケータイWatch

 ツイッター(Twitter)は、「クリエイター向け広告収益分配プログラム(Creator Ads Revenue Sharing)」を開始した。条件を満たすクリエイターは、自身の投稿へのリプライから広告収入を得られる。

 同プログラムは、決済プラットフォーム「Stripe」がペイアウト(支払い)をサポートしているすべての国で利用できる。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1516538.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、Twitterの旧ロゴマークの二次創作イラストです。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉


■Twitterのポテンシャル■

条件的にはTwitter Blueに申し込んでいて、直近3ヶ月で1500万インプレッションが必要ということ。つまり、月500万閲覧以上が3ヶ月続いている状態。調べてみたら、この28日間で自分、1500万閲覧を越えていました。楽勝でクリア。とはいえ、このレベルの人はゴロゴロいるでしょうから。3ヶ月で4500万インプレッションがあっても、1ヶ月の配当は数十円から数百円レベルではないでしょうかね。Twitter Blueの料金は月額980円(年払いの場合は10,280円)なので、ブルーバッジ代ぐらいになれば、ありがたいんですが、かなり難しいでしょう。

その意味では、フォロワー数は8分の1ですが、noteのほうが収益性は高いんですよね。2022年11月末時点で、noteの月あたりのアクティブユーザー数(Monthly Active Users=MAU)は3880万人で、累計会員登録者数は585万人とのこと。一方Twitterは、2022年1月時点で日本の月あたりのアクティブユーザー数は5895万人とのこと。あら、思ったよりもnoteは健闘していますね。であるならば、noteの収益ぐらいにはなる可能性も、充分にありそうですね。ただし、noteのほうがユーザーの質は濃いというか、熱いです。

■マスクCEOの目論見■

イーロン・マスクCEOは、Twitterを広告依存のビジネスモデルから、収益を生み出すプラットフォームにしたいようで。具体的には、YouTubeやTikTokでしょう。クリエイターや素人が、おもしろ動画やイラストや漫画をあげて、それに投げ銭が飛ぶ状況。それは、新聞社やマガジンハウス社のような広告収入が中心のビジネスモデルではなく、実際にコンテンツを売って稼ぐスポーツ紙や出版社などのビジネスモデルです。広告モデルは、イーロン・マスク体制になって半減したと明言していますし、そっちにはあまり未練はないでしょうから。もちろん、否定はしないでしょうけれど。

ちなみに、自分のnoteの月間ビューは5万から6万弱ぐらいですから、月間で1500万インプレッションのTwitterとは、300倍ぐらい違います。ただ、TwitterやInstagramって、浅く薄いフォロワーが多いんですよね。noteは明らかに濃いユーザーが多いので、投げ銭も月に1万円から2万円ぐらいあります。なので、Twitterの広告収益分配プログラムは、よくてnoteの3倍ぐらいの収益ではないかと。でも、だからといって単純計算で月に5~10万円とかになるかは、疑問ですが。今まで無料で書いていたものが、少しでもお金になるなら、ありがたいですけどね。目指せ、Twitter Blueの料金代分。

■Twitterの可能性■

さて、しつこく書きますが、Twitterは2021年12月初頭に7000フォロワーに達して、そこから11ヶ月で700人しか増えませんでした。ところが、イーロン・マスクの買収が完了して、そこから9ヶ月で1300人のフォロワー増加。なんらかの、シャドウバンを掛けられていたんでしょうね。大学院生リンチ事件を批判して、フォロワーの伸びが、ガクッと落ちましたしね。それがイーロン・マスク買収後はインプレッションだって、毎月100万バズが出る状態。直近の月1524万6187インプレッションというのは、698ツイートで達成していますから、1ツイート当たり平均2万1842インプレッション。

アナリティクス

Twitterに関して言えば、動画コンテンツが日本は少ないな、と。タイムラインに流れてくるのも、外国の動画が多いですね。ただ、動物園が積極的にあげている、動物動画には優れたものが多いです。ああいうのがあんがい、良い収益になったりして。逆に、イラストと漫画は多いですね。これに投げ銭が集まれば、イラストレーターや漫画家が、出版社というワンクッションを置かず、直接稼げるかもしれない可能性。そのためには、クレジットカードの登録とは別に、金が払えるシステムが必要なんですが。日本は欧米ほどクレジットカード社会ではないので、そこは難しそうです。

ただ、YouTubeの投げ銭を見ていると、この国は良質な情報には、お金を払う人は多いです。なので、noteで書いたことをTwitterに転載しても、あんがい投げ銭が来たりして。個人的には、イーロン・マスクの改革には概ね好意的ですので、この方向の改革にも期待です。次世代のスティーブ・ジョブスと呼ばれたときにはピンときませんでしたが、確かにそういうレベルの経営者ですね。たぶん、大きな失敗も繰り返すでしょうけれど。時代を変える人間は、そんなものです。ジックリ見守りたいです。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ


売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ