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Netflixドラマ『新聞記者』の迷走

◉東京新聞の望月衣塑子記者が、Twitterでは〝#持ち逃げ遺書子〟のハッシュタグを付けられています。自殺された近畿財務局の赤木俊夫氏の遺族から、貴重な資料はもちろん遺書まで借りておきながら、返却していないため。これらのスキャンダルが週刊文春で報じられる直前に、持ちに……望月衣塑子記者はTwitter のアカウントを、返信機能を閉じてしまっていますね。菅義偉官房長官には執拗に回答を求めたくせに、自分は最初から回答を拒否される立派な態度のようで。

【Netflix「新聞記者」は事実のどこを「改ざん」してしまったか】Yahoo!ニュース

今月配信が始まったNetflix「新聞記者」を、筆者は期待と不安を持って視聴した。感想は「とんでもないドラマ」というものだった。かねてから自殺した職員の遺族が協力を拒んだことは知っていたのだが、これでは断るのも道理だ。事実からかけ離れた部分があまりにも多い。このままでは森友事件について誤った認識が広がってしまうし、裁判にまで影響しかねない。
ところがTwitterではドラマへの激賞が並んでいた。元々安倍政権に批判的だったらしい人びとの「これが真実だ!」「よくぞここまでやった!」というツイートが多かった。こういう人々は、政権批判が広まりさえすればよく、事実関係はどうでもいいようだ。一方「こういうことだったのか」とドラマで初めて事件を知った様子の人もかなりいた。
このままでは事件についての認識が無茶苦茶なことになる。そこに遺族の協力がクレジットされた漫画が週刊ビッグコミックスピリッツで24日に始まった。世の中の認識を変えるきっかけになればと筆者はYahoo!ニュースにこんな記事を翌25日に書いた。

ヘッダーの写真はnoteのフォトギャラリーより、ゴミ捨て場に捨てられた新聞紙。

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■なぜドラマ化の謎■

自分はいちおう、Netflixに加入していますから、第一話を見てみましたが。映画版『新聞記者』自体が、駄作 of 駄作だったので、ドラマ版は多少はマシになっていると言えないこともないですが。上記記事にもあるように、あからさまな安倍元総理批判のためのプロパガンダ作品同然。なぜこのような作品が、Netflix でドラマ化されたのか? 誰かが企画を持ち込んだのか? 製作費の一部を肩代わりするパトロン付きで?

津田大介芸術監督が昔のツイートで、間に広告代理店を何社かかまして、金の出所がわからなくする云々(大意)と、語っていたのが発掘されていましたが。さすが、違法ダウンロード方法の記事で名を売った御仁、そういう世間知に長けていらっしゃるんですね。そういえば立憲民主党も、CLPには1500万円でしたが、元SEALsメンバーの広告代理店には合計で10億円前後の金を入金していましたね。

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■望月衣塑子記者と雑誌■

今回、文春が動いたのは、文春が赤木俊夫氏の遺族から資料を入手してスクープにしたのに、望月衣塑子記者がいかにも自分で入手して、スクープしたかのような改変が行われていたのが、気に食わなかったのでしょう。手柄を横取りされたようなものですからね。そもそも望月記者はろくな取材をせず、雑誌などから得た情報で菅義偉官房長官に食い下がっていたのは、初期から指摘されていたこと。その程度の能力しかない新聞記者を、神輿として祭り上げざるを得ない左派マスコミの、人材不足。

赤木俊夫に対する態度も、結局は政権批判に利用できる材料ぐらいにしか考えていないのでしょう。繰り返しますが、文書改ざんを指示したのは佐川理財局長であって、安倍晋三元総理大臣からの指示を伺わせるような証拠は、何一つ出てきていません。それを、野党とマスコミが躍起になって追求した結果、財務省側が過剰反応して、赤木氏ら現場の方は問題ないと言ってるにも関わらず、改竄を強制したわけで。はっきり言えば、マスコミと野党が間接的な主たる原因。

■映画を殺す映画人■

そもそも、川村プロデューサーからして、望月衣塑子記者以上に問題ありありの人物。彼が昨年発表した『パンケーキを毒見する』という、『新聞記者』の二匹目のドジョウを狙った作品に至っては、興行収入8000円という大惨敗。メインターゲットであった菅義偉総理大臣がさっさと辞任してしまい、時節柄的にも陳腐な内容になってしまったから、当然といえば当然ですが。

そうやって、お手盛りで賞をくれる団体や、左派マスコミや文化人を当てにして商売をやっていれば、ろくな結果にはならないのは当然です。でもこんな作品が全国上映され、単館上映で数億円を稼ぐ作品もあったりするわけで。そのくせ、『鬼滅の刃』などのアニメ作品を見下し、馬鹿にする発言を繰り返しているのですから、お話になりません。あなたこそ、映画文化をダメにする張本人です。それは、平田オリザ氏の弟子である深田〝異才〟晃司監督もそうですが。

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