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トランプ氏、洋上風力発電を狙い撃ち公約
◉アメリカ大統領選挙、今のところ前大統領であるドナルド・トランプ氏の優勢が伝えられますが。どう転ぶかは分からない面もあるのが、選挙人制度の怖さ。前回の大統領選挙も、前々回の大統領選挙も、事前の予想とは違う結果に終わりましたからね。トランプ氏もバイデン現大統領も、やや暴走気味のリップサービスが飛び出していますが。どうやらトランプ氏、洋上風力発電をあまり評価していないようです。
【トランプ氏、洋上風力発電を攻撃標的-当選したら大統領令発布と約束】ブルームバーグ
ドナルド・トランプ氏は大統領への返り咲きを果たした場合、洋上風力発電開発をターゲットにした大統領令を発布すると宣言した。成長する風力発電産業を締め付ける考えをこれまでになく強く示した。
トランプ氏は11日、ニュージャージー州ワイルドウッドで開かれた支持者集会で、洋上風力発電プロジェクトは鳥やクジラを死に追いやるとあざ笑い、行動を起こすことを約束した。
「われわれは初日に必ずそれを終わらせる。大統領令に書き記すつもりだ」と述べた。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、風力発電風車の写真です。
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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。再生可能エネルギーに過剰な幻想を抱く人たちからすれば、これは噴飯ものなのでしょうけれど。このノートでは繰り返し書いているように、少なくとも現時点で再生可能エネルギーは、ベースロード電源になり得ていません。夜には発電できず、天気によって発電量が変化する太陽光発電はもちろん、まさに風任せの風力発電は、どこまで行っても補助的な発電方法でしかありません。
トランプ前大統領が、洋上風力発電に否定的な態度なのはある程度、納得できます。それだったらまだしも、水力発電の新しいダムの候補地を探した方が、よほど エコロジーでしょう。広大な 面積を誇るアメリカならば、まだまだダム の候補地はあるでしょうし。フーバーダム のような巨大な水力発電も、可能かもしれません。日本でも600億円をかけて、洋上風力発電の可能性を探りましたが、結論としては有効ではないというものが、すでに出ています。こちらのnoteも、参考にしてください。
そもそも 前任者であるオバマ大統領でさえも、二酸化炭素の排出量を減らすならば原子力発電が有効であることは、認めていましたからね。反原発がデフォルトの日本の左翼と違って、アメリカには原子力発電 アレルギーが、あまりありませんから。風力発電にお金をかけるぐらいなら、より安全性が高い第四世代の原子力発電に注力した方が、有効でしょう。
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