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コミュニティノート機能への提言
◉コミュニティノートがトレンド入りし、話題になっていますね。イーロン・マスク改革としては、キュレーションチームの解体や閲覧数の可視化、日本法人の社長交代、左派暴言アカウントの 大量凍結、長期凍結アカウントの復活などいろいろありますが。このコミュニティノート機能は最大のヒットではないでしょうか? もちろん、まだまだ甘い部分もありますし、改善すべき点は多々ありますが。Nathanさんのツイートが、現時点では とても的確に思えます。
コミュニティノート事象を追ってきたけど神機能過ぎるな
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) July 21, 2023
①ブロックもリプ制限も貫通する防御不能
⇒エコーチェンバーに籠る事が許されなくなった
②デマ発信のインセンティブを減殺
⇒「言ったもん勝ち」「バズりこそ正義」の非対称性がある程度緩和されることが期待できる…
①ブロックもリプ制限も貫通する防御不能
⇒エコーチェンバーに籠る事が許されなくなった
②デマ発信のインセンティブを減殺
⇒「言ったもん勝ち」「バズりこそ正義」の非対称性がある程度緩和されることが期待できる
③誤情報や煽動からクールダウンさせる効果が高い
⇒いったん認識が形成されるとそれに沿う情報ばかり集めるようになり、ファクトチェックしてもそのような注意書きにそもそもアクセスしなくなるが…
⇒⇒固着化前に留保がつけられるのでプレバンキングの効果が期待できる
④おかしなコミュニティーノートは消える
⇒的外れなものは言うまでもなく、「事実に関するものではない評価・感想に係るもの」はだいたい消えている
⇒⇒正確性は長いスパンで担保されることになっている
もちろん、褒めるだけでなく懸念点も。
他方で、懸念点も当然ある
⑤初動でおかしなノートが表示されることがある
⇒二重の匿名性をいい事に攻撃目的のノートもある
⑥ノートで満足してそれ以上調べる事が無い
⇒ノートに権威性を見出して依存する例も
⑦140字VSコミュニティーノートの非対称性の悪用
⇒ただの「これを書け」という強要になってる例が見られる
⑧ノートの記述の観点が正しいという先入観の助長
⇒様々な用途でツイートしているわけで、ノートの言及の仕方が必ず正しいということにはならない
⇒⇒ツイートの観点とノートの観点が嚙み合ってない例もある
⑨編集合戦の兆候
⇒海外では既に見られるが日本でも発生している所も
⇒⇒集団での「低評価」で都合の悪いノートを消すようになるのではないか
言いたいことはかなり網羅されているので、いくつか付け加える点だけ。ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、とても味のあるTwitterのロゴを模したイラストが見つかったので、採用しました( ´ ▽ ` )ノ
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■個人的な提言として■
それでは、自分が考える、コミュニティノートへの提言を5種類ほど。
①「間違いである」とか「誤情報である」といった断定を先に書く人物がいるが、それは背景情報の追加ではなく、コミュニティノートを書いた人物によるジャッジ、主観が加わってしまっている。ウィキペディアでも、辞書的な記述ではなく、自分の主観が交じる文章を書く人物がいる(特に落語関係で目立つ)のですが。主観や感想はできるだけ排除し、呼んだ人が判断するための材料の追加に徹するべきでしょう。
②ソースは1次ソースをリンクする。これも大事ですね。たとえ同じ情報でも、Yahoo!ニュースのリンクよりも直リンが望ましいです。できれば 学術論文などのリンクも、もっと欲しいところですし。そのようなリンクを読まない横着者がほとんどのTwitterにおいて、妙薬や重要部分を引用する形で、より分かりやすい記述を心がけていただきたいところではあります。ソース主義大事。
③修正案の提言機能がほしいです。この一文が余計だなぁとか、用字用語的な正確性に欠けるなぁとか、それはあなたの主観や感想ですよねってやつ。弁護士や会計士などの専門職の方からすれば、そのリンクよりもこちらのリンクの方が ソースとして有効──というような例も、多々あるでしょう。もちろんそのような努力によって、コミュニティノートの精度が上がっても、元のツイートを削除されてしまえば、消えてしまうのですが。
④削除されたツイートのコミュニティノート機能の、アーカイブ機能が欲しいです。デタラメな内容を書いて、でもそれが素晴らしい コミュニティノートの背景情報によって胡散臭さが可視化されても、某政党の偉い人のように、ツイートを削除していなかったことにしてしまう人がいますから。もちろん、誤情報の拡散を防ぐという目的が達成できれば、それで十分といえば十分なのですが……。忘れられる権利との絡みも終わって難しいとは思いますが。良質なコミュニティノートの記述をアーカイブして残しておけば、同じような手間を繰り返し書く人間や受け売り金太郎飴のツイートには、省力となるでしょう。
⑤繰り返しデタラメやデマを書く人の、注意喚起になるような機能は欲しいですね。たびたびコミュニティノート機能の指摘を受けて、削除を繰り返す人間は一定回数で期間限定のロックをかけるとか、何らかのペナルティがあってしかるべきだとは思いますけどね。デマ屋は要りませんから。それで Twitterを去って行くならば、むしろ健全化かと。
■コミュニティノートへの誤解■
コミュニティノートについて、誤解したまま不満を口にされてる方が、ワラワラと出ています。典型的なのが、コチラですが。コチラにも、コミュニティノートが付いて、情報が追加されています。とても有用な情報が。
なるほど「コミュニティノート」って、「ノートは匿名で付けられる。悪意ある偽ノートを付け、それを複数のユーザーが「評価」すれば偽ノートが表示されてしまう」というものなんだな。全然信用できないってわけだ。なんなら、ニセ情報か言葉遣いの丁寧なクソリプってやつだ。 https://t.co/Q0BUuM4hLr
— 木村知 (@kimuratomo) July 20, 2023
コミュニティノートの重要な部分を、抜粋しておきますね。
可能な限り幅広い人々に役立つノートを見つけるため、コミュニティノートでは、ノートを「役に立った」または「役に立たなかった」と評価した協力者の人数だけでなく、そのノートを評価した協力者が、さまざまな視点に依拠していると思われるかどうかも考慮されます。 このような工夫がされており、そのアルゴリズムも公開されています。 https://communitynotes.twitter.com/guide/ja/contributing/diversity-of-perspectives アルゴリズム↓ https://github.com/twitter/communitynotes/tree/main/sourcecode
ついでに、かつて自分に絡んできて、論破されて(主観)てブロック逃亡した御仁のツイートも。
この「コミュニティノート」が問題なのは、一見「公式」の形式を装って「正確な」意見を対置しているように見せながら、誰が書いたかわからず、そもそもがその情報がはたして、付着したツイートにとって的を射たものかどうかを示すことはできていないのだから、余計にTwitterユーザーを混乱させる。 https://t.co/i7gnxkfYyR
— 住友陽文 (@akisumitomo) July 21, 2023
案の定、コミュニティノート砲の追撃が。ついでに、この御仁が公式とか、権威に弱いことを自白されているのですが。大丈夫ですか?
■ご立腹の皆様コレクション■
発き……ゲフンゲフン、コミュニティノートにご立腹の方々を、いかにコレクションしておきます。左派のインフルエンサーの言葉として、記録しておく価値があるでしょう。
元々トランプのデマや煽動が酷いが故に既存メディア中心にファクトチェック情報を流すようにしたのがコミュニティノート的な参考情報付加の始まりなのに、なんでモデレーションもろくに機能してない日本のツイッターで、匿名でほぼ自由に書ける形で導入したのか。嫌がらせに使われるに決まってるだろ。
— 津田大介 (@tsuda) July 19, 2023
さらに、恥の上塗りをされて、ダブルコミュノート砲が。
早速「コミュニティノート機能がトランプ元大統領のデマ対策として生まれた」なんて書いてもいないことを書いたことにして、「偽情報」と断言するコミュニティノートが貼られてて、まったくこの機能がろくに働いてないことが証明されてますね。…
— 津田大介 (@tsuda) July 20, 2023
切れてます。
「誤情報」じゃねえっつーの。https://t.co/zM6weNNopA
— 津田大介 (@tsuda) July 21, 2023
こちらは、仕組みを理解していない方。自分たちが今までそうやって、力押しで世論を誘導してきたので。相手もそうやっているに違いない、という思い込み。心理学で言うところの〝投影〟というやつですかね。コミュニティノート機能のアルゴリズムに関しては、先に引用した通りです。エコー チェンバーの中で安心立命している人は、コミュニティノートは付けづらいようですよ?
コミュニティノートは、その仕組みと人々の営みを分けて理解し論じるべきだろうと思っています。
— 星 暁雄 (ITと人権) (@AkioHoshi) July 20, 2023
仕組みはアメリカ人が考えそうな「言論の自由市場」そのもの。また「複数の意見を持つクラスタの評価」という新しい概念を持ち込んでいます。… https://t.co/vkbIFSTiep
ご立腹の琉球新報アベ記者。ある意味、コミュニティノート機能によって背景情報を入れられまくり、最も感情的になっている人物の一人でしょう。何ひとつ客観的な情報を元にした反論が、できていないのですから。非科学的な主張だから、コミュニティノートが付いただけ。違うと言うなら、科学的論拠を示して反論すればいいだけ。それができていない左派インフルエンサーの、典型例ですね。
私のツイートに付いた「コミュニティーノート」。
— 阿部岳 / ABE Takashi (@ABETakashiOki) July 19, 2023
なんか客観を装っているけど、「あなたの感想ですよね」「問題解決の妨害ですよね」「風評被害ですよね」というただの匿名ネトウヨコメントが公的な装いで表示されていて、まさに今のツイッターを煮詰めた感じの素敵な新機能です。 https://t.co/MNgiPHFaMq
執拗に批判してきた、ひろゆき氏の有名フレーズを利用して、定義も曖昧な〝ネトウヨ〟などという言葉を使う時点で、ダメダメですね。しかも、こちらのツイートにもコミュニティノートがつけられる始末。さらに言えば、ひろゆき氏のツイートにも、コミュニティノート砲が炸裂しているのですから。間接的にコミュニティノートの中立性を証明しているのではないでしょうか?
疑念だらけ
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) July 8, 2023
原発処理水の放出にお墨付き…IAEAは本当に「中立」か 日本は巨額の分担金、電力業界も人員派遣
IAEAはどこまで信を置けるのか。かねて日本政府は、IAEAに巨額の分担金や拠出金を支出してきた。IAEAのお墨付きは、中立的な立場から出たと受け止めるべきか?https://t.co/iweVOSDczA pic.twitter.com/1QqdUkSDR8
望月衣塑子記者もまた、コミュニティノートの常連となりつつあります。もう3回か4回はつけられていますね。
コミュニティーノートって、見ている限り口汚くないクソリプって感じですね。
— 柏尾安希子(神奈川新聞記者) (@KJvdcYYG7rONyUl) July 19, 2023
神奈川新聞の柏尾安希子記者も、感情的になっている左派インフルエンサーの、典型的なタイプに見えます。繰り返しますが、問題があるなら事実関係を元に、淡々と指摘すればいいだけです。クソリプだのなんだのと、レッテルを貼ってる暇があるならば。
コミュニティノート支持の人々を見ていると、ああやっぱりなと。
— 柏尾安希子(神奈川新聞記者) (@KJvdcYYG7rONyUl) July 19, 2023
コミュニティノート不支持の人々を見ていると、ああやっぱりなと。
ウヨがウヨウヨ
— aspara (@SL31010) July 20, 2023
必死の援護してる#コミュニティノート#情報操作
新手の #Dappi 確定じゃない?! https://t.co/ysz6TvQ7BX
知性が喪失したようです。0イイネが、すべてを物語っています。悲しいのは、上記の左派インフルエンサーの内容が、技工の巧拙はあれど、この144フォロワーの限界左派らしきアカウントと、言ってることはほぼ同じということでしょう。感情的になってレッテル貼りに終止し、事実ベースで反論できず。ナントカの一つ覚えで、それを繰り返す。戦後、70数年も命脈を保ってきた左派の言論が、象牙の塔やマスコミによって守られてきた稚拙な言論が、ようやく同じ土俵で戦うことに。
万機公論に決すべしの理想が、令和の世で実現か。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ