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国産量子コンピュータが27日稼働へ

◉量子コンピューター、自分がガキの頃はコンピューターそれ自体が、概念自体さえようわからん存在でした。横山光輝先生の『バビル二世』や、松本零士先生の『宇宙海賊キャプテンハーロック』の、アルカディア号の中枢大コンピューターとか、石ノ森章太郎先生の『大鉄人17』のブレインのような、自立型コンピュータとか、SFの世界の存在でしたからねぇ。それが、量子コンピューターが稼働する時代。

【独自 理化学研究所が27日に稼働へ 初の国産量子コンピューター】テレ東Bis

理化学研究所は、はじめての国産の量子コンピューターを3月27日に稼働させる予定であることが、テレビ東京の取材でわかりました。量子コンピューターは、従来のコンピューターの計算能力を遥かに凌ぐ次世代の計算機です。AIやバイオなどの開発に必要な複雑で膨大な計算を瞬時に解く事ができるとされ、アメリカのIBMやグーグルなどが開発を進めています。理化学研究所が開発した国産の量子コンピューターは、電気抵抗をなくした超伝導と呼ばれる回路で計算する方式で、さまざまな企業などの技術革新のために利用されることを想定しています。3月27日に埼玉県和光市にある拠点で稼働を開始します。

https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/nms/news/post_269833

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、コンピュータ歴史博物館に展示されていた往年のスパコンであるCRAY1だそうです。

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スタップ細胞ではいろいろと味噌をつけた理化学研究所、通称理研ですが。やはり、日本トップクラスの理系の研究機関。こういう部分では、ちょいちょい名前を見かけますが、量子コンピューターも研究の主体。とはいえ、まだ現時点では量子コンピューターは夢のコンピュータのままで、現状にスパコンよりは、実務への応用はできていないでしょうし。あくまでも第一歩、ということですね。

でも、昔のコンピュータだって、大きさの割には演算能力は低く、ソロバンにさえ計算スピードで負けてたわけで。大砲の弾道計算から始まって、天才アラン・チューリングによる暗号解読への応用など、いろんな研究が積み重なり、それこそ化学の素材開発なども合わさって、現在のコンピュータ全盛時代があるのですから。まずはこの第一歩を、期待して見守りましょうか。

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