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沖縄独立を煽る中国工作アカウント

◉日本経済新聞が、すごい記事を出しています。沖縄独立を煽るアカウント、約200ほどが先端AIツールで解析したら情報工作アカウントと判明したとのこと。経済のこと以外は結構量記事が多いとされる日本経済新聞ですが、これは事実ならかなり大きな問題を含んでいますね。

【「沖縄独立」煽る偽投稿拡散 背後に約200の中国工作アカウント】日経新聞

「沖縄独立」を促す偽動画が今、SNS上で拡散し続けている。日本経済新聞が先端の人工知能(AI)ツールで解析したところ、背後に拡散を請け負う大量の「情報工作アカウント」が見つかった。主に中華圏に向けたSNSの投稿だが、専門家は今後、日本の世論分断にもつながりかねないと警鐘を鳴らす。

https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00012030S4A900C2000000/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。


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■民族問題を煽る動き■

詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。中国自体は、多数派の漢民族に加えて、数多くの少数民族を抱えた、多民族国家でもあります。だからこそ、少数民族による独立運動や反体制運動が、大きなダメージになると、熟知しています。だからこそ、かつては独立国であった琉球と、アイヌ民族という南と北の問題を刺激することで、日本国内の政治を牽制しようとする意図があるのでしょう。

さらに言えば沖縄自体は、琉球王国として中華王朝に朝貢していた立場ですから。朝貢は、中国の建前はどうあれ、本質的には貿易の利を求めての貿易と外交なのですが。まるで琉球王国が、自分の領土の一部であったかのような主張に、利用しているのが現実。中国としては工作しやすい対象でもあるでしょう。元々が六韜三略の謀略が得意な国。というか、実際の戦争では北欧の遊牧民族に、ほとんど勝てないので、謀略の技術が発達した面もあるのですが。

■Twitter民の反応は?■

日経新聞のTwitter公式アカウントのポストも、かなりの注目を集めているようですね。もちろん、朝日新聞や毎日新聞や東京新聞が、追随することはないでしょうけれど。下手したら、AIの問題点を騒ぎ出しかねない面がありますが。そう言えば、話題の反原発のコミュニティノート王子、反AI活動もやってるんですよね。まさか 点と線が、つながっているわけではないでしょうけれども……怪しい動きですね。

「沖縄独立」煽る偽投稿拡散 背後に約200の中国工作アカウント
https://nikkei.com/telling/DGXZTS00012030S4A900C2000000/

「根据波茨坦宣言,琉球是中国領土(ポツダム宣言によると、琉球は中国の領土)!」――。こんな偽情報ツイートが、奇妙なほど効率的にリツイートで拡散。中国政府の意をくむ情報工作の可能性が浮上しました。

https://x.com/nikkeivdata/status/1841725878193299749
https://x.com/nikkeivdata/status/1841725878193299749/photo/1

105万閲覧・9515イイネ・イイネ率0.9%、100万インプレッションで、高いイイネ率ですね。ポストに添付された、この図は非常にわかりやすいですね。工作アカウントはどのような形で、拡散してるかが模式図になっていて。自分のところにも、ちょいちょい変な投稿が来ます。また、変な日本語のプロフィールの、アカウントがフォローしてくることも多いですから。最近は、そのプロフィールもAIで文章を整えている感じで、もうAIとAIの戦いになってきましたね。

■Twitterの妙な動き■

そういえば、9月の中盤ぐらいから、自分のフォロワーに関しては、変な動きがあります。数十人 単位でゴソッとフォロワーが減り、ところが数日でじわじわと回復して、しばらくするとまたごそっと減るを繰り返しています。新規のフォロワーは相変わらず、順調に増えているので、過去に自分をフォローして、保守系アカウントに偽装していた工作アカウントが、凍結されては新たなアカウントを作り直してを、繰り返しているのか?

自分にはどうにも、自称保守の嫌中さんが、この手の工作に利用されてるのではないかと、思うことがあります。賛成するにしろ反対するにしろ、結局こういうのは 話題になって、人の目に多く触れること自体が、大事ですからね。はっきり言えば、自分のところにも日本保守党支持とプロフィールに書いたアカウントが、ちょいちょいフォローしてきます。嫌中のふりをしての工作って、有効ですから。


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