HONDAが自動運転タクシーを2026年開始
◉HONDAが、自動運転に向けて、ついに動き出しましたね。日本での自動運転タクシーサービスを2026年初頭に開始するために、米ゼネラルモーターズ社などと提携するようです。自動運転が話題になってから、ほんと短期間で技術が発展していますから。2024年には会社の設立を目指すそうですから、だいぶスピーディ。でも、前々から動いていて、発表のタイミングが今になったのでしょうね。もう、車両まで発表いていますから。名前は自動運転専用車両クルーズ・オリジン。
ヘッダーはHONDA公式サイトのフォトギャラリーより、自動運転専用車両クルーズ・オリジンの写真です。
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■自動運転への期待■
デザインがタクシーというよりも、小型のバスといった感じですね。最近は大都市では、こういった車高の高いタイプのタクシーが、増えていますね。東京と京都で見かけたことがありますが、車椅子などに対応しているタイプがそうですが。デザイン的にはホンダらしいと言うか、HONDAシティのブルドックのような、無骨さと愛嬌が同居している感じで、自分は好きですね。
というかたぶんこれ、将来的に自動運転バスにも応用できる車体なのでしょう。記事によれば6人乗りとのことですが、地方ならば 4人乗りぐらいでも、十分だったりしますから。この件に関しては後でまとめて言及しますが。いよいよ自動運転技術が日本でも本格化するかと思うと、ワクワクしますね。HONDAの記者会見の動画もアップされていましたので、こちらもリンクしておきます。
こういう形で 記者会見の動画を公式が発表して、マスコミを介さずに 報道できるのは良い時代ですね。しかも動画ですから 聞き逃したところや よく理解できなかった部分は、繰り返し 自分で確認できますから。マスコミによって情報が歪められないという意味においても、技術の進歩と変化は重要ですね。科学は時に失敗もしますが、失敗を克服するにはやはり科学が重要な役割を果たしますから。
■6人乗りの大型車体■
現在のタクシーは、リムジン タイプでなければ 後部座席に2人、助手席に1人の合計3人が普通ですが。子供を入れての実質4人ですかね。でもこの車体ならば 6人乗りが可能ですから、使い勝手としてはものすごく便利ではないでしょうか。追突事故でも大型の車体なら少し安心度が増しますし。交通量の激しい東京での運用を目指すということは、かなりの高性能な自動運転が期待できるレベルに、仕上がっているということでしょうし。
日本のマスコミは口を開けば、人手不足だ〜少子化だ〜人手不足だ〜と、不安を煽る空念仏を繰り返しますが。日本は技術立国で行くしかないのですから、こういう形での克服は、あらゆる産業分野において必要でしょう。授業から行けば 大都市 なのでしょうけれど、地方の中核都市とかの方が、需要はありつつも交通量が東京・大阪・名古屋ほど激しくないので、事故の危険性は少なそうな気もします。
■自動運転バスの可能性■
自宅から呼び出しての利用が可能なのですから、それこそバス路線の運転は、もっと簡単にできるでしょうね。大阪の富田林市のバス路線廃止の問題などあるように、むしろ そちらの需要の方が大きいのではないでしょうか? うちの田舎などが国鉄が解体される時に、ローカル線が廃止され。バス路線で代替すると言っていましたが、それも今では廃止されてしまい。
それこそこの車体をもうちょっと改良して、10人乗り ぐらいにすれば地方のバス路線は、かなり代替できるのではないでしょうかね。それこそ 廃止された線路の跡地を利用して、バス専用レーンにしてしまえばいいのですから。そういう形で地方の公共機関の充実を図るとか、なぜ野党は打ち出せないのでしょうかね。そういう 公共工事も含めた大きなビジョンを打ち出せないと、消去法で自民党に票を入れるしかなくなるのに。
自動運転バス用の専用レーンを、主要な幹線道路に加えて作る土木工事だけで、結構な経済的刺激になるでしょうし。さらにこの自動運転タクシーに限り、そのバス専用レーンを利用できるように法律を作れば、事故の危険性もずっと減らせるでしょうに。自動運転技術に関して言えば、車社会のアメリカの方が先行していて、日本はどうしても後追いですが。HondaJetでGE社のエンジンを採用することで、名より実をとったHONDAらしい、自動運転タクシー 戦略だなと思います。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
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