見出し画像

文在寅政権が日本と攻戦を辞さずの姿勢

◉文在寅政権が、火器管制レーダー照射事件を受け、日本の哨戒機などへのレーダー照射を積極的にやるように指示していたことが、韓国の三大朝刊紙のひとつである中央日報が報じています。サムスン系で、文在寅政権とは対立することもある保守系の新聞ですが、日本に対してはデタラメな記事が多い新聞社なので、この記事には信憑性がありますね。ハッキリ言えば、文在寅政権は日本をなめていたわけで、再び火器管制レーダー照射を仕掛けても、日本は遺憾の意で終わりと、見下していたのでしょう。

【文政府「日本哨戒機に追跡レーダー照射しろ」…事実上の交戦指針(1)】中央日報日本語版

文在寅(ムン・ジェイン)政府で、軍当局が低い高度で近接飛行する日本海上哨戒機に対して現場指揮官が追跡レーダーを照射するなど積極的に対応するよう指示をする指針を作っていたことが確認された。2018年12月~2019年1月、相次ぐ日本海上哨戒機低空威嚇飛行に伴う措置だった。追跡レーダーの照射は艦砲やミサイル攻撃の意志を伝えるものだ。ところでこの指針は韓国防空識別圏(KADIZ)を絶えず無断進入する中国や領空を侵したロシアには適用されない。そのため公海で唯一日本との交戦は辞さないという趣旨となる。

https://japanese.joins.com/JArticle/294476?sectcode=A10&servcode=A00

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、おなじみのメイプル楓さんのイラストです。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

■盧武鉉政権以来の反日姿勢■

盧武鉉政権って、政権ナンバー2の懐刀である秘書室長を、弁護士時代からの盟友である文在寅氏が努めていたんですよね。そういう意味では、金大中政権→盧武鉉政権→文在寅政権は、韓国革新系大統領の直系。Wikipediaではなぜか盧武鉉の項目から消されて、対日外交戦争の項目に移っていますが、盧武鉉大統領については2006年4月21日付のワシントン・ポスト紙が、海上保安庁の竹島周辺海域の海洋調査を阻止するために、島根県内の防衛庁施設への攻撃を検討していたと、すっぱ抜いたんですよね。

他にも、「米国は友邦だが、日本とは対決しなければならない」という発言やら、アメリカ合衆国の軍事関係者に日本を米韓共通の仮想敵国に規定しようと提案したり、親日反民族行為真相糾明委員会を発足さたり、反日姿勢が強烈でした。盧武鉉大統領は戦後生まれで、李承晩大統領以来の反日教育を受けた世代でもあるんですよね。それは、文在寅大統領も同じです。そこで育まれた反日姿勢と、被害者意識と、韓国は日本より道徳的優位性にあるという思い込みが、こういう態度に出ているのでしょう。

■本音と建前が忘れ去られた■

朴正煕・全斗煥・盧泰愚・金泳三・金大中までの大統領は、日本の教育を受け、日本語も堪能で、韓国の公式見解としての日帝の圧政とは別に、実態は知っていましたからね。金泳三大統領は就任式に日本人の恩師を呼び、金大中大統領は日本人の恩師に再会した時「先生、豊田です!」と日本名で、日本語で、呼びかけました。後にこれが批判されるんですが。朴正煕大統領も貧農の倅として終わるはずが、日本の教育で進学でき、恩師のすすめで陸軍士官学校に進学し、卒業式では主席として総代として答辞を読んだことを語っています。

自分がガキの頃は、鹿児島の元教師が台湾の教え子に招かれて、同窓会に出席したという記事が、地方紙によく載っていました。映画『KANO』でも描かれたように、教師たちは台湾でも半島でも情熱を燃やし、人生の師として尊敬する人も多かったのがわかります。そういう部分は、没落両班(貴族階級)の李承晩初代大統領が反日教育をしても、実体験世代はわかるんですが。下の世代になると本音と建前がわからない。韓国政府が称揚する三・一運動も、規模や逮捕者の刑罰的に、ほぼ同時期の米騒動よりも小さいです。

■統一教会と戦後日本の状況■

重村智計氏による記事が、SAKISIRUに上がっていましたが。何を今更という感じではありますね。ただ、旧統一教会って、とても韓国的というか、韓国の反日の文化的な土壌から生まれた、韓国の負の部分を煮詰めたような宗教であるのは事実です。それは、解同朝田派が日本の、特に関西や西日本の激しい差別構造の中から生まれて、政治家や反社会勢力や食肉業界や土建業界に深く根を下ろした存在であったのとも、実は似ています。旧統一教会って、そういう意味では政治団体部分が大きいです。

【「異端の天国」だった韓国……安倍さんに伝えたかった統一教会を巡るヤバすぎる事情】SAKISIRU

安倍晋三元首相が7月8日、参議院選挙の応援遊説中に、奈良県で暗殺された。犯人は統一教会に恨みを抱いていたと供述。安倍元首相が、異端の統一教会(現、世界平和統一家庭連合)関連団体にビデオ・メッセージを送ったため、統一教会との関係を疑い射殺を決意したと報じられている。

この殺害事件で、安倍晋三元首相と統一教会の関係が明るみに出た。

安倍晋三元総理が送った統一教会関連団体へのビデオ・メッセージは、2021年秋頃から噂が出ていた。筆者は21年末に話を聞き、「まずいな」と思っていた。統一教会は、韓国の新興宗教で異端のうえ、日本人信者が献金被害に遭っていたからだ。安倍さんに「あの団体は問題が多いですよ」と話をしようと思っていたのだが、間に合わなかったことが悔やまれる。

https://sakisiru.jp/34304

自分などは、安倍政権時代からその功績は認めつつも、取り巻き連中の親学・江戸しぐさ・EM菌を信奉するトンデモ文教族は何年も批判してきましたし、野党はなぜ統一教会について攻め込まないのか、疑義をツイートしてきましたしね。今さら、騒いでるのがバカバカしいです。そもそも1950年代や60年代は、朝日毎日はもちろん、読売新聞も親中で、産経新聞さえ北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への帰国事業を好意的に報じていた時代です。軍事独裁国家で人権弾圧国家の化けの皮が剥がれておらず、その危険性にも無頓着。

■共産主義の危険性をスルー■

ベルリンの壁崩壊や天安門事件、ソビエト崩壊、北朝鮮による拉致のなどでようやく、平成に元号が変わってから大衆も気づき始めたわけで。小田実氏らのベ平連がソ連のKGBに資金援助を依頼し、実際に金が出ていたのも、ソビエトが崩壊してようやく出てきた事実で。ソ連に亡命した杉本良吉と岡田嘉子が、スパイを疑われて拷問され、杉本は銃殺刑という事実も、わかったのはずっと後。それでも、朝日・毎日・東京など、今でも球共産圏の国にシンパシーを寄せ、珍妙な記事を書く状況。

苦肉の策として、岸信介らは児玉誉士夫や笹川良一らと手を組み、ヤクザやテキ屋を糾合して、反共の兵隊にしようとしたわけです。その流れで、統一教会も利用した。いわば共産主義者という猛毒に対して、毒をもって毒を制す手法に出たわけで。これ自体は褒められたものではないですが、でも乱世の奸雄タイプである岸信介らしい、アクロバットな政治手法ではありますが。共産主義の危険性をわざと無視した議論には、疑問です。ここらへんは、東京スポーツと戦後史を絡めて書いた、コチラのnoteも参照を。

■敵か味方か 韓国ボウイ?■

けっきょく、中国やロシアに対しては、韓国は火器管制レーダーの照射をしていないんですよね。これは、例えば在韓の外国大使館でも、イヤガラセや不法侵入をするのは日本大使館やアメリカ大使館で、韓国の左派が中国大使館やロシア大使館に侵入したとか、寡聞にして知りません。なんのことはない、相手を選んでるんですよね。良く言えば寛容、悪く言えば弱腰、と言うか民主主義が建前の日本とアメリカは、ある意味でやられ放題。これは、ベトナム戦争での報道も同じですね。

尹大統領になり、韓国は日本との融和姿勢を見せていますが、同時に竹島近華夷の調査船を執拗に繰り出すなど、国民の反日感情に迎合もしています。例えば、日本が中国と、あるいはロシア連邦と戦争になった時、韓国はどっちにつくか? 米韓同盟もあって露骨には中国やロシアにはつかないでしょうけれど、でもコウモリ外交をするだろうなというのは、閔妃の時代から変わらぬ政治手法。いや、光海君の時代から、かな? 無理にいがみ合う必要はないですが、もう日本が必要以上に譲歩する時代ではないでしょうね。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ