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毎日新聞のデマ報道

◉毎日新聞が、一昨日の地震に対するデマについて、報道しています。相変わらず上から目線で、説教をかましていますが、総ツッコミを喰らっていますね。双方向性のインターネットに対して、一方通行の旧メディアは、ややもすると自分たちを権威化し、傲慢に走りがちです。そのくせ、権力批判をする社会の木鐸と思い込んでいる。第四の権力としての自覚がなさ過ぎます。

【地震でまたも飛び交ったデマや差別発言 桁違いの拡散、どう対処?】毎日新聞

13日深夜に福島県と宮城県で震度6強を記録した地震をめぐっては、またも差別的な発言やデマ、不確実な情報がツイッターやユーチューブなどで飛び交った。災害のたびに同じような現象は起きている。かつて関東大震災ではデマがきっかけで朝鮮半島出身者らへの虐殺も起きた。しかし、当時に比べ、今は情報の広がるスピードが桁違いに速い。そうした悪質な情報にどう対処したらいいのか。【大迫麻記子/統合デジタル取材センター】
(中略)
 誤った情報の拡散に加担しないためにはどうしたらいいのか。ネット上のデマに詳しいジャーナリストの津田大介さんは「不確実な情報に接したらすぐに拡散せず、メディアが報じるのを待ってほしい」と話す。「新聞やテレビの情報は信頼性が高いし、最近は報道も速い」

 差別やヘイトスピーチなどの悪質な書き込みを見つけたらどうすればよいのか。「差別扇動のような明らかに悪質なツイートは、どんどん通報すべきです」と津田さんは言う。

こういう問題で、表現の不自由展の津田大介芸術監督(ただし芸術的な教育を受けた経験や芸術に対する研究や芸術家としての作品制作の実績は無し。黒幕の永田浩三元NHKプロデューサーも同様)を持ち出すというのが、既にセンスがダメダメですよ、大迫麻記子統合デジタル取材センター記者。というか、この記事を書くための、自作自演じゃないかとさえ、笑われています。ザックリ、問題点の指摘をば。

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■マッチポンプな報道■

そもそも、〝目立った差別的なデマ〟と言いますが、統計的な数字を出さない・出せない時点で、それは大迫麻記子記者の主観ですよね、って話でしかないです。「ウチのタイムラインには流れてきませんでしたが」って意見に、どう対処するのでしょうか? 大迫麻記子記者のタイムラインや、毎日新聞の関係者のタイムラインに差別的なデマが多数流れたのには、実はカラクリがあります。

 地震の直後からツイッターで目立った差別的なデマは「朝鮮人」や「黒人」などが「井戸に毒を投げている」というものだ。1923年の関東大震災では「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ」「暴動を起こした」などのデマが流れたが、それをまねたとみられる。当時はそのデマを真に受けた市民らによる朝鮮半島出身者や中国人らへの虐殺事件が各地で起きた。

地震の直後、デマツイートをする人間はいました。「そんなものいなかった・見なかった」なんて迂闊な断言しちゃう限界ネット民みたいなことは言いません。でもそれって、おねロリキメセク天皇という、ハンドルネームからして右翼とは言えないネタアカが、「バイデンが井戸に毒を投げ込んだ」というネタツイートに代表される、低レベルな内容。ところが、これをせっせとリツイートして拡散していた御仁がいました。

津田大介芸術監督です。もちろん、こんな不謹慎なツイートをしてるヤツがいるという告発ですが、結果的にTwitterのトレンドに上がるぐらい、拡散させたのは事実。自分も含め、多数の人間をブロックしまくることで知られる津田大介芸術監督ですから、彼からブロックされていないフォロワーにはデマツイートが飛び交っているように見えた、ということでしょう。飛び交ったのはデマツイートではなく、津田大介芸術監督の拡散ツイート。

■インターネット敵視■

要するに、そういうツイートをするアカウントをフォローしてる・ブロックされていないかで、タイムラインに出現する情報には個人差が出るわけで。「狼が出たぞ〜!」と騒いだらデマですが、「狼が出たぞ〜と騒いでるデマ野郎がいるぞ〜!」は、飛び交うデマと言えるのか? マッチポンプと言われても仕方がないというか、針小棒大に騒ぐことで、無理に問題化してるだけに見えますね。

わざわざ1923年の関東大震災を持ち出す大迫麻記子記者ですが。2011年の東日本大震災でも各種のデマは出ましたが、それで具体的に集団暴行などの実害は何件出ましたか? 1995年の阪神淡路大震災では在日コリアンが数多く済む地域でしたが、日本人も在日も、等しく被災者として手を取り合って、助け合っていましたよね? 山口組ですら、炊き出しをしていたわけで、海外のメディアが驚くほどに。

10年前にも、26年前にも起きなかったことを、98年前の出来事を持ち出して、恐怖を煽るような記事を書く必要が、どこにあるのか? 関東大震災での暴動や朝鮮人や中国人の暴虐な行為が全くなかったなんて、そんな極端な意見を言う気はサラサラないですが、記録も曖昧で、様々な学問的批判もある訳で。江戸時代の日本人は切腹していたから今でも自殺には切腹が多い、なんて言われたら鼻で笑うでしょうに。

■凋落する旧メディア■

だいたい〝「安倍晋三前首相が起こした人工地震」などという荒唐無稽(こうとうむけい)な投稿〟って、それこそ「バイデンが井戸に毒を投げ込んだ」と同じく、むしろ旧メディアのテンプレート報道への皮肉や揶揄で、それで人工地震がトレンド入りしたのを、デマが飛び交った証拠とか、滑稽すぎます。旧メディアの信頼低下を、もうちょっと真摯に受け止めたらどうでしょうか、大迫麻記子記者と毎日新聞様。

津田さんによると、投稿者が軽い気持ちで書き込みをしている場合、非難を受けると驚いて自分で削除することも少なくないという。津田さんがリツイートした悪質な投稿の大半は、投稿者が自ら削除したという。

旧メディアは、よほどの批判を受けないと、謝罪も訂正も削除もしませんよね? 朝日新聞の植田隆記者の括弧付きの「従軍慰安婦」報道の誤りを認めるのに、何十年かかりましたか? 毎日新聞公式アカウントの、今回の記事についてのツイートには、リプライや引用ツイートで膨大な量の批判や疑義が寄せられていますが、それにひとつでも真摯に対応していますか?

インターネット批判、SNS批判に繋げたい底意がチラチラ見える記事ですが、津田氏に代弁させている、もっともいいたかった点は「新聞やテレビの情報は信頼性が高いし、最近は報道も速い」と、ここでしょうに。だったら、どこぞのデマ芸人や、それを推す野党の批判もしなさいよ。でも結果的に、旧メディアの傲慢さや切り取り報道の酷さが、更に可視化されただけではないでしょうか? 例えば、岩波世界の公式アカウントによるツイート、批判の引用ツイートの方が拡散されています。

明日は我が身ですよ、大迫麻記子記者と統合デジタル取材センターと毎日新聞様。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ


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