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マイメロ商品発売中止の

◉この騒ぎも、バカバカしいというか。クレーマーに成功体験を与えてはいけない、こんな基本的なこともわかっていないサンリオにも呆れます。ですが、今回の商品って、コラボによるグッズなんですよね。Twitter上でも、コラボ商品はクレームに弱いのをわかった上で、狙い撃ちにしたのではないかという指摘もあります。だとしたら狡猾ですね。でも、こうやって放火して成功体験に酔えば酔うほど、ジェンダー平等を口にする人間が恨まれるだけなんですけどね。

【マイメロ商品発売中止 「女の敵は女」に批判】産経新聞

 サンリオは18日、人気キャラクター「マイメロディ」をデザインした自社監修のバレンタイン向け商品の一部について、発売を中止したと明らかにした。「女の敵は、いつだって女なのよ」といった文言が書かれ、インターネット上で「性的偏見を助長する」との批判が出ていた。
 商品は文房具や雑貨で、18日に発売予定だった。アパレル大手ワールドの子会社ファッションクロスと共同で企画。「男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」など、平成17年以降に放映されたテレビアニメ「おねがいマイメロディ」に登場する母親役の恋愛に関する持論が商品に記載されている。

ヘッダーの写真は問題の商品のパッケージより、著作権法の除外規定に当たる、評論のための引用も兼ねて。

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■エセ同和同然の炎上■

戸定梨梨で暴れ、温泉むすめで暴れて、マイメロで暴れ。それで、和製フェミニストのいうことは素晴らしい・勉強になったって思う人は、少ないでしょうね。知らんけど。それより、反社集団の正論みたいな感じで、鼻白んだ人も多いでしょう。これが問題なら、発表直後に批判が来るでしょうね、実際にファンの人達から。でも、ツイフェミによる炎上騒動はそうじゃなくて、彼女らが見つけて騒ぐので、けっこうなラグがあるんですよね。知らないから、発見に時間がかかる。

こういう炎上は、だいたい72時間放置しておけば、過ぎ去るんですが。サンリオには、そういう知識もないんでしょうね。では、謝罪すれば騒ぎが収まるか? ATSUGIの騒動を見たら、そんなことはないというのがわかります。逆に付きまとわれ、何か発表するとしつこくクレームを入れられます。そう、反社会勢力の因縁に屈した企業と、ほとんど同じです。解同朝田派の理論は、毅然として態度で戦わないと。でも、もうしばらくはこういう企業が出て、戦訓を積まないとダメでしょう。

■女の敵は女…でしたね■

この件に関しては、もへもへ氏の意見が、正鵠でしょう。最初は性的表現だからと、イチャモンを付け。『宇崎ちゃんは遊びたい』の、表紙を流用しただけのポスターにも巨乳ってだけでクレームを入れ、それが苦しくなると公共性が~ゾーニングが~と言ってたのですが、今回のマイメロディは、エロでもなければ政府や市町村とのタイアップでもない、オタク向けでもないし、むしろ女性ファンのために女性スタッフが作ったコンテンツです。

『女の敵は女』って、正にツイフェミが実証しちゃってるじゃないですか。女性の味方を装っていた和製フェミニズムの方々は、昨年の衆議院選挙の大敗で、完全にタガが外れてしまいましたね。CLP問題やブルージャパン疑惑の中でどうも、広義のしばき隊系やSEALDs系と、北村紗衣先生や北原みのり女史や石川優実女史らの間に、溝があるのも見えてきましたし。内部の不満を外的によってそらすのは、昔からある手法ですが。これは、大分裂も近い?

■シュミットの理論と類似■

例えば、こんなナチスの理論的支柱となった政治学者カール・シュミットが『政治的なものの概念』 (1927) において提起した友敵関係(友敵理論)という考え方がありますが。これは政治の本質は〝友-敵〟の対立状況において根源的に表出する、という考え方です。シュミットは、多元的国家論が国家にとっての真の敵を明確に定義できないため問題の決定を遅らせていると批判します。これって、多様性の否定であり、これがヒトラー独裁を肯定する論理になります。

①女の敵は女
②女の敵は男
③男の敵は男
④男の敵は女

この中で、どれかひとつが正しいというのは、ありえませんね。全部正しいか、全部間違っているかの、どちらか。②と④は同じじゃないかと思いますが、権力の勾配が~という人間にとっては、同じではない。単なる意見なら、これは全部あって良い意見です。それを否定し、表現の自由を許さない。ツイフェミが、しばしば批判者からナチスに例えられる理由です。安倍元総理の写真にちょび髭をつけドラムに貼り付けて叩くレッテル貼りではなく、類似性があるんですよ。

■参院選が終わりの始まり?■

ただ、自分はこの馬鹿騒ぎも、今年の参議院選挙までだと思います。ここで再び野党共闘を画策しても、野党共闘が失敗しても、内ゲバモードに春でしょう。このまま、ブルージャパン疑惑が放置されれば、下手すれば立憲民主党の分裂がありえますし。そのうえで、福島みずほ議員など大物フェミニスト議員が落選したら、この対立は内側に向かい、セクトの内ゲバモードが加速するでしょうね。自分は、参院選で辻元清美元議員や、池内議員らの出馬もあると睨んでいます。

思えば、オウム真理教はもともと、信者を死に至らしめたり坂本弁護士一家を拉致し殺すような殺人集団だったんですが。それが松本サリン事件や地下鉄サリン事件のような大規模テロに走ったのは、自信満々で挑んだ選挙で、大敗したからなんですよね。野党共闘で自信満々だった山口二郎法政大学教授がそうであったように、あれで憑き物が落ちた人、カリスマ性を失った人、同じ構図です。参院選で再度大敗すれば、自己崩壊するでしょう。

もっとも、それを回避するため、さらに暴れまわる可能性も高いのですが。ただ、ここにきてオープンレターの風向きが怪しくなっていますし。少なくとも、和製ツイフェミの一方の雄が、その杜撰なオープンレターの内容と、主導した人間の矛盾した言動で、自重崩壊を始めたように見えます。あのオープンレター、賛同者に弁護士が一人しかいないという指摘も。であるならば、弁護士グループや広義のしばき隊界隈、SEALDs関係者は最初から冷淡だったということで。

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