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福島の処理水を海底トンネルで沖合放出

◉野党や左派マスコミは、コロナ禍での政府批判に忙しくて、福島第一原発事故の処理水のことには、すっかり興味も関心もなくなっているのか、あまり話題になっていませんね。あるいはデモなど動員できる人間が減って、てそっちに注力せざるを得ないのか。いずれにしろ、韓国を始め他国も海洋放出しているものですから、国際原子力機関(International Atomic Energy Agency 略称:IAEA)の指導と監査の上で、粛々と続けるのが良いでしょう。

【福島第1の処理水、沖合1キロに放出 全体像ようやく明らかに】産経新聞

 東京電力福島第1原発の汚染水を浄化した処理水の海洋放出について、東電は25日、海底トンネルを整備して配管を通し、同原発の沖合約1キロの海中に排水する工程案を発表した。関係者によると、9月上旬にもトンネル敷設に向けた海底調査を始め、来年2月から工事に着手する。1年半ほどかけて完成させ、令和5年春の放出開始を目指す。東電が公式に放出計画の全体像を示したのは初めて。
 海底トンネルは直径2・5メートル程度を想定しており、第1原発5、6号機付近から海底の岩盤をくりぬいて配管を通す。原発東側の直近の海中に排水する案も検討していたが、処理水に含まれる放射性物質のトリチウムをより拡散できる沖合を選択した。沖合約1キロの水域は漁業権が設定されておらず、風評被害を懸念する漁業関係者の反発も少ないと判断したとみられる。

写真は猪苗代湖と磐梯山。

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海底トンネルというのは驚きましたが、よく考えれば船などで沖合に運んで放出するよりは、効率は遥かに良いですね。初期投資はかかるでしょうけれど。トリチウムは宇宙から地上に降り注ぐ宇宙線が大気に衝突することで、天然に生成されますから。それこそ、手のひらでも1秒間に20個生成されます。天然トリチウムは年に約7京ベクレル発生し、地球上には100京~130京ベクレルが存在します。科学的には、人体に有害な作用は起きません。

福島第一原子力発電所のトリチウムは860兆ベクレルですから、安全面でどうこういうレベルではないのですが、科学音痴な左派マスコミと野党(あるいは知ってて政権攻撃に使えると考える不誠実な左派マスコミと野党)が、延々と食い下がりましたが。菅義偉政権であっさり放出が決定。だいたい朝日新聞だって、民主党政権のときには〝浄化水〟とか〝浄化処理した水〟と、正確な表現をしていたんですよね。証拠のリンクをば以下に。

【園田政務官、原発の浄化水飲む 「飲んだら」と言われ】朝日新聞

 内閣府の園田康博政務官は31日、東京都内での記者会見の席上、東京電力福島第一原発にたまっている低濃度の放射能汚染水を浄化処理した水を飲んだ。低濃度だと証明するために飲んだらどうかとのフリーライターの求めに応じた。
 会見は福島第一原発事故の政府・東電統合対策室が週2回開いている。園田政務官が飲んだのは5、6号機の原子炉建屋に津波でたまった水。これを浄化、脱塩処理したものをコップ半分ほど一気に飲んでみせた。通常は基準以下であることを確かめて海に放出するレベルの濃度だが、事故後は地元自治体や漁協の反対で施設内に保管、一部を敷地内に散水している。
 10月10日の東電主催の会見で、フリーライターが「第一原発に立ち入れないので東電の情報を信じるしかない。飲んでも大丈夫なら実際にコップに出してみなさんに飲んでもらうのは無理か」と東電に迫ったのが発端。

それが今では汚染水汚染水と、まぁ執拗に連呼していますが。不偏不党とか、できもしない目標は取り下げて、ウチは半自民党で行きまぁ~すと、宣言したほうがいっそ潔いほど。いずれにしろ、次から次に非科学的なことを言う差はマスコミや野党に対して、きちんと科学的な知見を積み重ねていくことが、大事ですね。科学が風評に負けてはいけないのです。なので自分は、安倍晋三総理周辺のトンデモ文教族の、親学・江戸しぐさ・EM菌も批判しますm(_ _)m


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