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「短い期間で回数を重ねるのが大事!特訓ドライスーツ編」脱・初心者ダイバーを目指すログブック|海心地 LOG No.17

海の楽しさに浮かれ、その場のノリで
モルディブ行きを決め、スキルに向き合い始め
ようやっと論外な状態を脱しつつある
ひかるです

ドライスーツへのチャレンジを始めたものの
潜行できず、浅場では浮いてしまい、
エア消費も早い課題だらけの結果に
果たしてウェイトが適正じゃないだけか、なにかスキルが足りてないのか
また毎週のように週末練習を始めるのでした

土日6本のドライスーツ、プチ合宿

12/9土・12/10日と久々泊まりで富戸へ

今回はなんと
以前、八幡野で一緒になった
ラジオいらずのぽっちゃりさんと
カメラノッポさんのペアとまたまたご一緒
今回もずっとしゃべってるか、歌ってた!楽しいね!

ウェイトを今回は8キロに変更
腰に錘が集中しすぎないよう
ウェイトベストを買ってきて分散

またフィンも変更
ペラペラのウレタンのフィンからゴムフィンへ
足元を重くする作戦である

しかしこうして、
前回のウェイトを確認したり
エア消費が改善されていってるかを見るために
ログはとても有用!

始めた頃から真面目につけとくべきだった
改めて反省・・・

そしていよいよ実践!

潜れた!
ちょっと不安定だったり時間かかったが
ついに自力で潜行できた!

そしてエキジットも!
前回は帰り際、ほぼ毎回浮きかけていたが
ようやくまともにエキジットできた!

正直いけるんじゃないかとは思ってた!
前回、ダイブ後の温泉で気づいたのだが
左肩、排気バルブのあった箇所に
鬱血して赤い円状の跡がついていた

下手くその証みたいで恥ずかしいなと思ったが
よく考えると鬱血するということは
空気はちゃんと抜けていたということ

あとはタイミングの問題!
空気が膨張しすぎる前に
早め早めに抜いておくことが大事
そのタイミングが少しずつピントあってきたのだろう

とはいえ課題もまだまだ
まず足、攣りそう

ドライスーツから空気抜くときに
上体を持ち上げるという慣れない動作してるからか
浅場での体勢維持で変な力が入ってるのか

あとまた鼻血でたし、エア消費も早い
それにゴムフィンも扱い慣れぬ
ボートダイビングのときに使っている
フルフットのゴムフィンは、
足首のかるい動きだけで自由に操作できる感じがあるが
こちらのストラップゴムフィンはまだそこまでいかない様子

フィンが固く感じるが
泳ぎながら足を見てると
フィンはしっかり水をとらえて反っている
慣れないだけか

まぁ進歩もあったのだ
焦らずに1歩ずつ進もう

フィンを重くすることで
アンクルウェイトが不要になるといいなと思ったが
それは無理そう

課題もあるが進歩もある、
そして冬の海も楽しい!

1日2本のところに1本追加ダイブをお願いして3本目

少しずつドライスーツの扱いに慣れつつも
足が浮きがちなのは治りきらず
足に変な力が入っているし、
エア消費も早いなど課題は残る

課題はあるが
海中での所作など
ウェットスーツでもドライスーツでも
変わらない基礎的なところは進歩も見られる

ネジリンボウに近づけたのだ!

まぁ、何言ってるか分からないよね
ごめん、落ち着きますね、ふぅ・・・

ネジリンボウに近づけたの!!

この子たちは、下手くそには近づかせてくれないのだ
警戒心が強く、巣穴から頭を出し、半身を出し、
周囲を窺いながら泳いでいて
少しでも気になることあるとスッと引っ込んでしまう

初めて見かけた時は、
どんくさく着底した時点で、すぅっと半身引っ込みはじめ
その後ゆっくり近づいてみたものの
呼気が荒かったせいか
近づききれず隠れてしまった

写真もこんなの(ちょっと種類違うけれど)

中央に、細長いカラダに白黒の紐を巻き付けたような柄に、
黄色い顔の子がギリギリ見えます?

しかし今回は時間をかけながら
そろりそろりと這うように進み、
ようやくここまで近づけた

目もはっきり見えるし、ヒレの筋も分かる

スキルは上がってきている
とはいえ、もっと警戒がとければ全身出てくれるし
背ビレも立てたりしてくれる
まだ要修行!

しかし生き物がほんと豊富!
楽しくてたまらない

カンナツノザヤウミウシ、シロクマ、カミソリウオ
クダゴンベにタツノイトコ
フリソデエビは前回は大小のペアだったが
大きい方がいなくなっていた

クダゴンベ、逃げないように、そっと覗き込む

前回はリングライトだけ持ってきていたのだが
途中でホウボウにあった時、
ストロボがなかったので胸ビレの綺麗な色が撮れなかった

それで今回はリングライトとストロボの二段構え!
マクロはリングライト、離れているときはストロボ
シーンによって使い分けることも
だいぶ慣れてきた

泳ぎながら、次の場所に合わせて
カメラの撮影モードを変更

岩場で小さい生き物を探しそうなら
マクロモードか顕微鏡モードにして、
フラッシュ止めて、リングライトをつける

泳ぎながら撮りたい子に出会えそうなら
マクロモードかワイドにして、
ストロボをONにしてフラッシュもONに

先を読んで行動できるようになったり
カメラの設定をいろいろ変えられるようになったのも
スキルの向上で心のゆとりを得られたからかな

実践回数を重ねていくしかない

ドライスーツに関しても
記事を探したり動画見たりしたが
結局のところ体で覚えるのが一番
そのためには回数を重ねていくしかない

ということで久々泊まりがけで来ているのである
1本ずつ追加ダイブもお願いしたので2日で6本
プチ合宿である

今日は富戸のヨコバマからポイントを変えて
2度目の伊豆海洋公園!

ウェイトベストに2キロ2つの4キロ
BCDのウェイトポケットに1.5キロ2つの3キロ
アンクルウェイト1キロ
計8キロのウェイト

さすがに体が重いし
腰に負担もくる
こればっかりは仕方ない

ガイドの安島さんは
寒がりで厚着しているので
その分ウェイトを足して11キロ!大変!

陸でも苦労しながらエントリーポイントへ
さすが海洋公園、ひとが多い・・・

ここではブイまで泳いでから潜行
なのでシュノーケル不可欠
いつも邪魔くさく感じてるけど
こういうときは必要なのよね、シュノーケル

潜行できる
だいぶリラックスして海に身を委ねられるようになってきたし
足もバタバタせず無駄な動きも減ってきた気がする
が、エア消費はまだまだ早い
なんだろね

フィンも慣れてきた
泳ぐときは、しっかりと下まで蹴れるし
岩場とかでは足首だけで
細かな制御が効くようになってきた

少し深めのところで
じっくりと生き物探し
そのため無限圧限界時間がギリギリに

深度を浅くしていきながら
早め早めにドライスーツの空気を抜く
スーツの中の空気が膨らむ感じが少し分かってきたかも

シロクマに続いてクロクマもクダゴンベも見つかった!
ハダカハオコゼやニシキウミウシもいる
残念ながら人が多くてニシキフウライウオは見られず

ニシキウミウシは大きな個体が見つかりやすい
クダゴンベ、伊豆海洋公園でもひょっこり

瞬時の着底がたまにうまくいかない
岩場で写真撮りたいときに
岩に体固定してピント合わせたいのだけれど
安定感や沈みきる感じが足りない
これもドライスーツにもっと慣れたら改善するかな

足が浮いたり、姿勢が安定しなかったりして
結局サキシマミノウミウシの撮影は失敗

そして、この週末さいごの1本
砂地を越えて魚礁へ
潜行、空気を抜く動作やそのタイミングは慣れてきたかも
足の攣りそうな感覚もなくなった

ただエア消費があまり改善されない
慣れぬ不安と水の冷たさ?

着底時の苦戦はつづく
うまくいくときの方が多いが
たまに沈みきれず岩に同化しきれず
スーツの空気抜いてリトライ
結果、撮影に使える時間が短くなってしまう

いまいち原因が分からず、
どう改善すればいいものか

しかし砂地もいい
アキアナゴの群れ
あまり近づけないが何十匹もが穴から首伸ばしてゆらゆら

マゴチ、ヒラメに、ホウボウも!
いずれヒレを広げきった姿を撮りたいものだ

ホウボウ、広げたヒレが美しい、が逃げてくのでキレイに撮れない

岩場について
体をにゅぅっと伸ばすニシキウミウシ発見

こんなにカラダ伸びるのね

岩間を覗き込んだら穴の中に大きなネコザメ
頭でっかち!この子、穴から出られるのか?

頭でっか!

そしてついにアオウミウシ!
よくいると聞いてたのだが今まで一度も会えず、ついに!
しかしこんなときに体が安定しきらず
思うように撮りきれず

小さくてピントが合いづらいこともあって、
絵の具で落書きしたような色彩に見える

あー、まだまだ慣れが必要だなと
次の週にも予約を入れて帰るのでした

そして、やらかし!
レンタルのドライホースを
レギュレータにつけたまま持って帰っちゃった


本日のポイント

  • ドライスーツの空気は早め早めに抜く

  • 太もも、ふくらはぎは入念にストレッチ笑

  • 落ち着いてさえいれば、ひとつひとつ課題が見つけられる

  • 課題さえ明確になれば、改善していける

でも着底しきれない時があるのはなぜ?
エア消費が早いのもなぜ?


進歩はあるが、万全とは言い切れないドライスーツ
しかしだいぶ慣れてきた
短い期間に回数を重ねるのはやっぱり大事
ということで、来週も富戸で練習!
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