【7/15】氷河期の評書き
・1700字弱
・タイトルの「評書き」という単語、存在しそうだけど存在しない
・身内でCodenamesというパーティゲームをした!かなり面白かったのでオススメ
・ゴキ
・先日、ゴキに「カップ麺のエビ」を水でふやかして与えていたのだけど、全く見向きもしないし、なんならそのまま常温で数日放置しても全く腐らないので、このエビはやべーくらい添加物が多いのか?と疑うなどした。普段ゴキは動物の死骸を食うので丁度いいエサだと思ったんだけどな…
・試しにうどんを一本与えてみたらすげえ勢いで食ってたので幸福になった。
・ペットボトルで飼っているのだが、やはり今日も延々とペットボトルの蓋裏を触角で撫でているな。蓋の前にいるが、彼が見つめているのは蓋というより、蓋の向こうにある自由だ。遠い目をしている。昆虫にも自由を懐しむ気持ちはあるだろうな。
・情が湧いてしまった。
・こいつは調べたらどうやらクロゴキブリのオスらしい
・ゴキ「ゴキをインターネットで調べるゴキよ~」
・そらまたゴキヨ~なこって…。
・「チャチャ」と命名した。お前は今日からチャチャだ。名前をつけた瞬間、aからtheになる。
・今日も一挙手一投足が美しいなチャチャは…
・ミニ四駆のような馬力で走り回る姿も美しいよ…
・標本にしたいから早くくたばってねチャチャ
・アイスエイジ
・以前購入したアイスエイジのDVDを視聴した。以下、抽象的なネタバレあり。
・主人公が愛くるしい。ほどよく聞き取りやすい舌っ足らずな掠れ声が、本人のお調子者キャラに拍車をかけている。「あー現実にもいるわこーゆー憎めない奴」になる。ぜひ字幕版で。
・基本、物語の導入って情報量が多くなると思うのだけど、アイスエイジの場合は情報量が少ないので疲れなくてよい。
・映像作品においては、できるだけ映像で説明できることは映像で説明すべきであり、ベストは「作中に言語が一切登場しない状態」だ。まあ、さすがにそれは無理なので大体の映画は言語的説明が入るけど。そしてそれは裏を返せば「なんでもかんでも言語で説明してしまうような作品は、映像作品である意味がないので、小説でやればよい」ということだ(これは個人の意見です)。
・その点においてアイスエイジは良い。「過去に起こったこと」を言語でなく映像で説明してくれた。
・あと、作中の動物キャラたちはみんな会話をしているのだけど、人間キャラは一切言語を発しなかった。それは意図してそうしたのだろう。作中に人間キャラが出てきたらどうしても視聴者は人間側に感情移入してしまうだろうけど、それではお話の意味が多少変わってしまう。感情移入を防ぐためにあえて人間には言語を喋らせなかったのだろうな。
・キャラの心情の変化も上手い
・作品の面白さは「大筋となるシナリオの面白さ」と「小手先のギャグの面白さ」に二分できると思う。
・アイスエイジの場合、キャラがドジを踏んだり痛い目を見たりするギャグ表現が多かった。
・なんでだろうな。キャラがドジを踏んだり痛い目を見る映像って根源的な面白さがあるのだよね。なんでもないシーン、例えばモノを受け渡すだけのシーンでも、モノを投げ渡されたキャラがすっ転ぶだけでニヤッとしてしまわないだろうか。
・なんでもない一挙手一投足にドジを入れるだけで映像的に面白くなるの、なんでなのだろうな…
・ただしあまり多用されると面白くなくなってくるのだ…
・「種族」という概念、エモ…
・この作品において監督が一番描きたかった概念って「種族」だろうな
・お話の本筋も種族間の争いだし、種族の進化とか絶滅を気軽にギャグとして消費するのも最高なんだ…
・舞台が氷河期なので、作中では未来に何が起こるか語られないけど、現代に生きる私たちは「その種族がその後どうなるのか」をメタ的に知っているのだ…
・食物連鎖という概念、いいよな。作中に悪人がいなくても、どうしても殺し合いは発生する…
・いいな。インスピレーションが湧いてきて。
・種族は違えど、人間とゴキも共存できるはずなのだ…
・おわり
・農薬不使用のオーガニック手裏剣
・シュ!
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