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NFTはカス

・2700字弱
#NFT #ブロックチェーン #暗号通貨 #ビットコイン


・肘はどこにあるんだよ!

・知名度が高いから資産価値を見出されてるだけなのであって画力に600万円払われたわけじゃないよ!

・別に全ての絵師の収入が増える夢の様なサービスではないよ!

 無から金が出てるとでも思ってるのかよ!

・資産家たちがねずみ講をしているだけだよ!

・NFTアートを耳当たりの良い言葉で手放しに喧伝しちゃだめなんだよ!

・あと、NFTは著作権も著作者人格権も保証されないよ!

 NFTアートを購入しても、あくまでNFTのサービス内での、イラストのデータに付随したトークンの所有が移るだけで、法的な所有権が購入されるわけではないよ!

 しかも出品者=著作者とも限らないし、アーティストに無断で出品されてた例も複数あるよ!


・さいとうなおきがNFTで600万円稼いだ話(現在チャンネルごと凍結済み)をyoutubeでしていたけど

 この人、「ブロックチェーン技術は電力を使いすぎるからと批判してる方々は、スマホも使わない方がいいし自動車や飛行機も乗らない方が良い」と論理展開していて危ないよ! 100か0かしかないのかよ! ストローマン論法だよ!

 「ブロックチェーン技術は電力を使いすぎる」と批判している人間の主張は、厳密には「ブロックチェーン技術は(その技術を使うメリットの大きさに対して)電力を使いすぎる(というデメリットの方が大きい。デメリットがメリットを上回っている技術は利用すべきでない)」と批判しているのであって、批判者が車やスマホなどを利用している事実とは矛盾しないよ!

 車やスマホを使わなければ文明が江戸時代レベルにまで戻るけど、NFTアートがなくなっても何も変わらないよ!


・さて

・この記事及びこの記事に貼られているリンクたち、全てNFTアートの抱える問題点を端的に記していて、読んでいて気持ちが良い文章だ。


・TFTアートの特徴についてネットで調べてみた。

NFTアートの特徴
・唯一性、希少性を証明できる
・データを改ざんできない
・デジタルデータの作成者、所有者を記録できる

NFTアートを利用するメリット
・唯一性の価値を保証できる
・アートオークションで誰でも購入・販売可能である
将来的に価値が上がる可能性がある
・所有証明ができ、デジタル資産として取引可能
・誰でも作品を作成・発表できる
・破損や紛失リスクがない

参考:
https://ja.komoju.com/blog/fintech/nft/
https://updraft-forprofessional.com/media/nft-future/#i-5
https://www.coindeskjapan.com/nft/nft-merit

・「メリットがなんか抽象的で、読んでも結局よくわからないな」と思ったそこの貴方、安心して欲しい。貴方の理解力が低いから理解できないのでなく、そもそもメリットが存在しないのである。無を述べている。

 アートにくっついてるトークンの保持権を購入して嬉しい人間というのは、ねずみ講が好きなだけの人間なのである。そうでない私たちにとっては、NFTアートはpixivの下位互換のサービスである。



・暗号通貨について

・暗号通貨は世間での理解度が低く、なんか儲かるという噂だけ一人歩きしてて漠然と怖い印象を持っている人が多いことだろう。

・その仕組みについては、この動画が最もわかりやすいと思ったので興味があったら見てみて欲しい。ブロックチェーン及び暗号通貨の仕組みを端的に説明している良い動画だと思う。


・最低限知っておけばいいのは「ビットコインは銀行のように金を一元管理する機関が存在せず、全ての参加者がそれぞれ台帳を書くことで金銭を管理している」ということだけだと思う。

「え? それでは改ざんや偽造がし放題じゃない?」と思った方は👆の動画を見て下さい。


・そろそろ読者氏も混乱してきたことだろうから、言葉の整理をしよう。

わかったかな?

・何の言葉について調べてても、こういう言葉の包括関係を示したベン図みたいなのがないと混乱する~と思うことがよくあるのだけど、こういう図に名前はついていないのだろうか。


・話を戻して、改めて暗号通貨を銀行システムと比較した際のメリットとデメリットについて、ネットで調べてみた。

暗号通貨のメリット
・セキュリティが強固で改ざんされにくい
・システムダウンしにくい
・システム構築や運用のコストが安価になる
・マイニングで収益を得られる
・透明性が高いので、不正行為の機会を減らせる

暗号通貨のデメリット
・記録したデータを削除できない
・悪意を持つ参加者が入り込む可能性がある
・環境によっては処理速度が遅い
・データが増大し続ける
・量子コンピュータを使う奴が一人居たら改ざんをやりたい放題されるリスクがある
・透明性が高いので、プライバシーが筒抜けである
・マイニングにべらぼうな電力を使う

参考:
https://ja.komoju.com/blog/fintech/blockchain/
https://qeee.jp/magazine/articles/2670
https://wired.jp/article/nfts-privacy-security-nightmare

・確かに、魅力的なメリットはいくつかある。銀行システムはハッキングされたりデータが流出したり破綻したり、大災害でダウンしたりする可能性がごく僅かにあるのに比べ、暗号通貨はネットワークに加わっている全員の処理能力の、51%以上が正常に機能していたら成立するのだ。他の49%が悪意あるユーザだったりダウンしたりしても大丈夫だ。

・しかしそれにしても、デメリットがデカい上に多すぎる。ユーザそれぞれが大量の台帳データの複製を抱え、取引をするたびにその取引を全ユーザに対して発信し、他人の取引も全て自分の台帳に書き込み、取引データは消せないので際限なく増え続け、改ざんを検知するためにマイナーが休みなくCPUをガンガン回してマイニングし続ける。それが知的生命体のあるべき姿か? 銀行が一元管理した方がよっぽどスマートじゃないか?

・電力の問題に関しては、PoWからPoSに切り替わることによってエネルギー消費量が大幅に減るらしいけど、それは調べるのが面倒なので各自やっておいてください。少なからず、PoWのマイニングによって一年で消費した推定電力は、とある国が一年で消費する電力を上回るみたいな話はググったらちょくちょく出てくるな。あくまで推定の値だけど。


・この文章は強いので好き。


・おわり


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