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[詩]Silene


シレネシレネ僕はあなたに縋るしかない
シレネシレネ今や孤独なこの身は
シレネシレネ遥か昔に零した言葉さえ
マーガレットの花に誓って慕情する

あなたが残したメモの走り書き
謎のワードが赤いペンで書かれ
僕は未知との遭遇に息を呑んだ

困惑の末待つのは悲しみ
踊るピエロのメンダークスサーカス
堕城する僕の楽園

シレネシレネ僕は信じられないよ
シレネシレネその仮面を剥いで欲しい
裸の心で僕に話しかけて愛して
シレネシレネいつか真実の愛を
シレネシレネ僕らで証明しよう
光でできるプリズムの虚構ではなく

テーブルに並ぶ偽物の料理
冷めた冷たさよりあなたの愛の
冷たさが何よりも心に染みた

冷徹の末待つのは虚しさ
花瓶に飾られたマーガレットの花
枯れていたのはいつから?

シレネシレネもう耐えられないよ
シレネシレネあなた僕に微笑んで
美しいプラスチックの笑顔でいいから
シレネシレネ卵の黄身さえ
シレネシレネ青く染めるような
冗談はやめてそれともこれが本当?

静けさが残る夜
耳元で囁いた愛してる
信じてしまうみたいね

シレネシレネ涙浮かべたあなたが
シレネシレネその瞳に写した想いは
僕には難し過ぎて分からない教えて?
シレネシレネ駄作の小説ではなく
シレネシレネロミオとジュリエットのよう
ドラスティックな愛を純白のドレスでバイラで飾って欲しい

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