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植物と向き合う時間

昨年、西麻布に引っ越してから
以前の渡鳥🦜的生活から「おうち中心🏡」の
生き方に変わったのをきっかけに
お部屋の中で植物を育てることにしました🌱

2020年までは、定期的に1・2ヶ月に一度は
何処かに移動して生活拠点が変わっていたので
何度トライしても大抵の植物は枯れてしまっていましたが
今の環境では、植木や観葉植物がスクスクと育っています🌳

先日、シルクジャスミン(ゲッキツ)の花が咲いた。東南アジアの花は相性がいいみたい

『植物の微細な変化に氣がつく』という感覚は
以前の自分にとって、持つことが出来なかった
自分のために使う、ゆっくりとした時間が齎してくれるもの。

『誰かのために使うパッション・時間やエネルギー』は、
現実社会での物理的な富とか豊かさ、
目に見える結果を産み出してくれるものだけれど

本当に私自身が今・求めていること を
素直に受け取って発していく事は
本質的な心の幸せに繋がっていくのに
目には見えない事だし、表に出る結果はほとんどないからこそ、
案外、難しい。

子供の頃に、
なんらかの事情があって、
『大人にならなきゃいけなかった人』には

素直に受け取ることを喜ぶこと
が、何処か
「いけないこと」のように認知されていて

『何かを誰かのためにやり続けなければ、
自分には生きてる価値がない』とか
無意識レベルで
強迫観念のように持ってしまうから。

当然、外向きの仕事は
『出来てしまう』のだけど

どんどん自分自身の内側にある
「感情」や「肉体」に負荷をかけてしまい、
結果的に、自分自身で体や精神を破壊していく。

そんな矛盾に気づかないように、
必死で外側を固めていって
「強くなった気分」でいる。

20代の私は、
その典型のような生き方をしていて

25歳で一人でローンを組んでマンションを買い
30歳で自分のブランドを立ち上げた。

子供の頃「本当にやりたいことを選択する自由がない」

と、不自由さを感じていた私は
とにかく早く
「私らしく確立した自立がしたかった」から、

その想いだけで、ひたすら自分を
コントロールして生きていた。

それが「当たり前」だったから
自分自身にも、他人にも厳しかったし
誰にもそういう内側の葛藤みたいなものを
ほとんど、見せてこなかった。

だから、

なんとなく 外観の印象から
「楽してなんでも手に入れてる人」
に見られていて

実際には凄く体に負荷をかけて
自分なりに努力したり、頭を抱えていても
理解してもらえなくて、苦しかった。

最近になって、ようやく

そういう生き方を、
そろそろ手放していいんだよ

という言葉やビジョンが
内側に届き始めたのが、2020年の春から。

そのあたりから、
頭で考えて決めるのを極力手放して
「わたしの感性を生かす」ことに
できるかぎりの時間を割く様になってから
以前と比べて、
だいぶ楽に生きられるようになってきました。

波動を上げる って言葉を使うと
スピ と言われがちですが
結局のところ、周波数が上がるということは
『軽くする』ということ。

「波動が軽い」というベクトルと
善悪や倫理、価値観の世界は全くの別物。

ライオンズなんちゃら期間(8月8日)に
「もっと軽くなった方がいいと思うよ」
という一言をズバッと言われたことで、

私自身が縛られている心を縛る糸は
自分自身が作り上げた
『繭』のようなものだと気付きました。

感受性自体は強いのに
そこを守るために感情を外にださないよう
『蓋』をしてきていたからこそ出来た「繭」
その中にいれば
観なくてすむ世界もある。

だけど、本当は
『自由に世界を飛び回る蝶でいたい』
これが、きっと私の本質。

最近、初期の頃から着けていたアメジストのリングと比較的新作の稲妻⚡️を組み合わせてる

ジュエリーは、
本当は脆弱な自分自身を
サポートしてくれる宝石を纏うために
デザインを始めたもの

このアメジストを久々に身につけていて
この数週間、
『バッタリ会いたいな〜と思ってる人に、偶然街で会う』とか
『食べたいな、とおもっていた物を頂く』
『やってみたいな、と思っていたことに導かれる』etc…
驚くほど、外的な変化があったことにプラスして

内側の小さな変化では、
『切花を自分のために部屋に飾ること』とか
「移動にタクシーに乗る」とかを
許せる様になってきました。

大好きなゾウさんと、お気に入りの椅子と。そこに真琴も加わりました

Maldivesのリングのデザインには、
名前の語源の通り
『私自身の花々に囲まれた楽園に生きる』
というメッセージが込められています。

ジュエリーのデザインに、
1つ1つ願いを込めているから

目に見えない部分を『感性』で受け取って
身につけたい!と思ってくださる方が来てくださることで
私自身、これまで生きられているなぁ・・・・と。

産み出したジュエリー1つ1つの声や
『想い』を伝えるために、、、、
今年の秋はもう少しゆっくりと
時間を使っていきたいな。

出雲・北島会館の滝。奉納演奏の練習の時、この滝をイメージしています

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