とき宣運営が「有能」って言われてる話
とき宣運営は(主にプロモーションに対して)「仕事が早い」とか「有能」と言われているのをよく見る。実際自分もそう思うし、そう言うことがある。
最近改めてプロモーションが上手いと感じたのが、「デカいワンマンの発表が早いなー」ってことに対してだ。このプロモーション方法が、とき宣の推しやすさに繋がっていると思った。
メンバーの話にはならない感じになる(気がする)のでそういうのはちょっと…という方はブラウザバック推奨です。
1.大きな会場でのワンマンライブの発表時期
自分がとき宣を推し始めて(2021年5月ごろ)からの話に限定されるが、たまたま自分が参加したライブの中で「とき宣史上最大キャパでのワンマンライブの発表」ということが2回あった。自分が数年前まで通っていたアイドルグループではそのようなことがなく、衝撃を受けた。
2022年10月に幕張メッセでのワンマンライブの発表
2021年のときクリ中野にて、2022年10月22日(土)に幕張メッセでのワンマンライブが行われるということが発表された。
この時点で発表されたのは日程と会場が幕張メッセというだけで、幕張メッセのイベントホールなのか国際展示場なのかもわかっていないし開演時間の発表やチケットの申込もなかった。(横浜武道館にてイベントホールと確定)
10ヶ月も先のことであるが、幕張メッセというとき宣史上最大キャパの会場でライブをやるということ、それだけ今のとき宣に勢いがあるということ、そしてその幕張メッセを埋めるぞという強い意志を感じた。
今回の横浜武道館でのときめき♡夏の晴れ舞台2022
思い返してみると、今日行われた横浜武道館でのライブも結構前から発表されていた。発表があったのは、2021年9月4日のZeppツアー東京だった。この発表から実際に横浜武道館までのライブの期間は9ヶ月ほど先のことになる。幕張メッセの前では、この横浜武道館でのライブが最大キャパであった。
2.長期的なプロモーション
2つ目は、長期的なプロモーションである。
実際、この横浜武道館までの期間において(現在続いているものも含む)、Twitter、instagram、TikTok、YouTubeの公式からの情報発信による宣伝だけでなく、街中に広告を掲載したり、TVやインスタにCMを流したりと幅広い形でのアプローチが行われていた。
また、運営やメンバーからの1次的な宣伝だけでなく、TikTok企画のようにファンがとき宣を広めるなど、2次的にも宣伝活動も行われている。
↑とき宣公式YouTubeチャンネルで公開されているTVCM撮影風景の動画
↑渋谷駅に看板が掲載されていたことについて書かれている推しメンのブログ
↑超ときめき♡宣伝部公式TikTokアカウント20万人フォロワー突破記念の動画企画
夏のハートギュッとツアーでは、ロックオンフリータイム(カメコタイム)で、ファンが撮ったメンバーの写真をSNSで公開するという取り組みがあった。
このように、様々な方面で企画を立ててプロモーションを行なっている。いろいろな人に認知される機会が増えれば、それだけファンを増え(やせ)る可能性が上がる。
私個人として、オタクが今の推しメンを推している理由として「『出会い』という縁があったかどうか」の占める割合はとても大きいと考えている。逆に、どんなに魅力的で推せるポイントがあっても、見つけてもらえなければ埋もれてしまう。
広告を見て即ライブのチケットを購入してくれるような人を増やすのが目的なのではなく、認知している人を増やすというだけでも宣伝の成果としては十分ではないか。そのための手段として、長期的なプロモーションがもたらす恩恵は大きい。
3.ライブの位置付け
もう1つ、ライブの位置付けが明確であることだ。
前述したように、横浜武道館、幕張メッセに向けて、「とき宣史上最大キャパ」でのワンマンライブとして、プロモーションに力が入れられてきた(いる)。幕張メッセに関しては、#行くぜとき宣幕張 というハッシュタグも作られている。それだけ、いつも以上に想いが込められた特別なライブだということが理解できる。
このおかげで、その間にあるイベントについても同様に位置付けが明確になっていると感じる。
横浜武道館の前には、2022年3〜4月に東名阪のホールツアー(名古屋は公演中止になった)が行われた。幕張メッセの前には7〜8月に全国6ヶ所11公演のツアーが予定されている。
春ツアー・夏ツアーどちらも共通して、横浜武道館・幕張メッセよりも後にツアーの情報が公開された。これは、大きな会場でのワンマンライブの成功をゴールとし、それを達成するためのスモールゴールのようなものとして、ツアーが位置付けられているように映る。
つまり、大きな会場でのライブに向けてファンを増やすための手段としてツアーがある。ツアーで獲得した新規が大きな会場でのワンマンへ足を運ぶようになるプロセスとして、以下のような形が考えられる。
もちろん①〜④それぞれの段階において、越えなければならない壁があり、それを突破できるのは一部であろう。しかし、何ヶ月も先のイベントだけ発表して、それまでイベントが何もない間にオタクが他のアイドルに流れてしまうという事象はよく耳にする。それをオタクのせいにして何も対策しないのは運営の怠慢ではないか。
そしてこれは新規を獲得するだけでなく、既存ファンのモチベーション維持・向上のイベントとしても機能している。「大きな会場でのワンマンライブまでの過程の中でどんな成長を魅せてくれるのか」というのも楽しみの1つであり、そこに至るまでの物語というのも魅力的だ。
また、地方でのライブについては色々な地域のファンに会いに行くという側面もある。地方住みでなかなかライブに行けないという人にとっても地元(の近く)に来てくれるというのはありがたいことではないだろうか。
4.まとめ
この長期的なプロモーションは非常に一貫性があると思う。具体的な目標とそれを達成するためにやっていることの一貫性があるからオタクはついていきやすく、応援しやすい。「推しメンや運営が何をしたいのかわからない」と悩んでいる知り合いのオタクの話を聞いていても、どこ行こうとしているのか見えている方が推しやすいなと思う。
今のとき宣は、メンバー・運営・オタクが同じ方向を目指して進んでいると実感している。これまでたくさんの人の努力が実を結び、先日の横浜武道館での晴れ舞台は成功を収めた。次の幕張でもきっと素晴らしいステージを魅せてくれるんだろうな、と横浜武道館でのライブとそこに至る過程について考えて思った。
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