エンタメ研究所(2018年2月20日 投稿記事)

※この記事はオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で
2018年2月20日に投稿された記事です。

【勉強会】

熊本(天草)の講演会に来てるのだけれど、開演前(開場中)に客席に15分のVTRをループする構成。

VTRはお客さん同士の会話を奪ってしまうし、「ループ」にすると、一番最初に客席に着いた人にしてみれば4回も同じ映像を見させられることになるので、デメリットしかない。

主催者さんの熱い想い(お客さんを楽しませたい)はとってもとっても理解できるんだけれど、イベントをうつときは、徹底的に他者(お客さん)目線になることが大切。

普通のイベントで開場時に「VTR」ではなく「音楽」が流れているのは、演出に手を抜いているわけではなくて、そこにはキチンと狙いがある。

作り手が与えすぎて、お客さんの時間(自由)を奪ってしまうのは、よくある失敗なので、気をつけた方がいい。

ただ、以前も同じようなことを言ったけれど、この文章は「説教」や「クレーム」なんかではなくて、皆で前に進むためのアドバイスなので、主催者さんは決してネガティブに捉えないでいただきたいです。

熊本・天草で講演会を開催してくださって本当にありがとうございます。
心から感謝しています。

それでは、これから本番。

今日も期待に応えます。

ディズニーランドでは、アトラクションに並んでいるときにビデオが流れますよね。
あれはアトラクションに没入させるためにきっと有効だから、きっと良いんだろうな。

待ってくれてるお客さんに何を提供するのが良いのか、その時々でしっかり考え、徹底的に他者(お客さん)目線になることが大切ということを痛感しました。


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