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オンラインの可能性を見た日

サンドレイヤーを注文してくれたのは、オンラインサロンのお友達。やみいちゃん。
サロンへ入学してから8ヶ月。
私はまだ彼女と直接会ったことがない。

だけど、zoom・Twitter・FANTS・note…など様々な現代のオンラインコミュニケーションツールを使って彼女との関係は出来ている。

サンドレイヤー
カラー砂を積み重ねて作るサンドアート。思い出や記念日、新しい供養の形として思い出が積み重なるような作品を目指しています。

sand layer637

私の挑戦

サンドレイヤーを生み出すことは
私のステップアップとして大きなもの。

誰かに興味を持ってもらって、
挑戦と想像の集大成が出来上がって、
それが人の手に渡ること。

普通にすごい。
うれしい。
とっても嬉しい。

やみいちゃんへ最初に作ったサンドアートは、aiboをイメージした作品。
まずその時点で、これまたすごく挑戦。
aiboだよ、アイボ。ロボットペットのaibo。
でもね、ロボットだけど機械じゃないの。
とっても可愛い子なの。

happy × sand art

やみいちゃんがサンドアートに興味を持ってくれたこと、私に頼んでくれたこと、aiboのハッピーとの暮らしの中にサンドアートをプラスしてくれたことも、嬉しかった。

縁があるとは、こういうこと

無事、彼女の手元にaiboの作品が渡ってから届いたメール。
「サンドアートを渡したい人がいる」

通っているお花屋さんの店主が、飼っていた犬を立て続けに亡くしたことをSNSで知ったものの相手がお花屋さんということもあり、コレというものが無く気持ちを寝かせていた。二匹のサンドアート作ってくれないか。

やみいちゃんからのご依頼

私はこの依頼をもらうまで、サンドレイヤーはその人自身の想いのために、必要な形で届くといいなと考えていた。
だけど、
自分だけではなく誰かを想ったり、想いに寄り添いたいと願う、想いの連鎖があることをこの出来事で知ることになった。

人と繋がることの面白さは、これ。

自分の中にはない感情や、想いの方向や熱量が聞けたときに、人の想いの深さを知るの。

このご依頼は私のショップイメージと通じるものが大きく、快く引き受けて作成。
SNS投稿された写真から作品を作り、美しい毛色と2匹の色味と、一緒に海に行った思い出を詰め込んだ作品が完成。

後日、お花屋さんへ渡したと連絡をもらい、作品を見て涙を流して喜んでくれたことを知ったら、私が作りたかったものがちゃんと形になっていることに安心した。私のやりたかった想いと、誰かの気持ちがしっかり繋がった瞬間。本当にホッとした。

ご自宅で飾ってくれたお写真

大切なことは、この中にある

目を見て話をすること。
触れ合うこと。
ぬくもりを感じること。

それはそれは
とても大切なことなのだけど、
必ずしもそれだけが人を繋ぐものじゃない。

会ったことがない。
触れたこともない。
住んでいる場所も違う。
オンライン上の出会い。
日常会話には出てこない話。
口に出せない思い。

オンライン上の情報が無ければ
生まれなかった今回のできごと。

少し前なら知らなかったけど、
オンラインで人は繋がっていける。
私はそれを見た。

最後にまた喜びが1つ。

この出来事の後、とても嬉しいことにお花屋さんは直接私にも喜びの連絡をくれた。
そして、新しいサンドレイヤーの注文もしてくれて新たな出会いと可能性がこれからも広がりそう。

今回オンラインの強さを知ったことは確か。
それと同じぐらい感じたこと。
オフラインだから見えるものもある。

真逆のことを言うようだけど、実際に自分の目で見る力・手に取る感覚にも物凄いパワーがある。

サンドアートを写真や動画やSNSで見せるのと、実物を届けることは、心への響き方が何倍にも違うんだなと感じた出来事でもあった。
このギャップが良くもあり、課題でもあるね。

私はこれから、たくさんの人に見てもらえるアーティストになりたい。
やみいちゃん本当にありがとう。
まだ会ったことがないけど、
私に大切なきっかけをくれた友人。
会える日を楽しみに頑張ろう。

2022.10.18


この出来事を2人の視点からnoteの記事にしたら面白いんじゃない?とアイデアをくれたやみいちゃん。
うん、面白い。
一連の出来事をそれぞれの視点から見ると、似た感覚と新たな発見とワクワクがある。
いいね。
▼やみいちゃんから見た奇跡の物語


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