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1996年「Precious Memories/globe」が知りたい
デビューアルバムに入っていた曲なんだ。
あのアルバムです。
globeのアルバムと言えばアレ、と思い出すぐらいのアレ。
モノクロのやつ。開くと3人見えるやつ。アレに入っている楽曲。
まさかそんな初期のころの作品だと思わなかった。
だってKEIKOがすごいんだもの。
小室さんの書く曲は、自分が年齢を重ねるほどに意味が理解できる。あの頃30代だった小室さん。今30代の私がやっと追いついたから見える気持ち。
カウンターで飲むことなんてほぼ無いけど、ヒールも履かなくなって話題がコロコロ変わって、久しぶりに誰と会ったよって話して、ふっと昔を思い出す。そういう歳になったんです。
歌詞が刺さるよね。
KEIKOの声が染みるよね。
理解らずに
あの頃の小室さんは何を思ってこの曲を作ったんでしょうか。
▼解説見つけた
小室哲哉アルバム『globe』全曲解説ライナーノーツ
Precious Memories
実は、ファンの間で一番人気ってぐらい評判が高い曲ですね。渋谷の交差点を想定して作った曲です。カフェから見下ろした雰囲気というか。実際行ったワケではなく妄想ですけどね(苦笑)。歌詞の言葉選びも、時代の変化で古臭くなる単語だったら困るなと思っていたんですけど、かろうじて今でも大丈夫っていう。“アドレス”って言葉もまだ残っているしね。“ヒール”の取り入れ方もまだ大丈夫ですよね(苦笑)。
この解説面白い。
予約で200万枚入っていたとかサラッと言っているけど、とんでもないことだよね。全曲の解説が載っていました。
歌詞にはどんな漢字をあてるのか。
すごい。
わからなすぎて凄い。
一文というか言葉一つで表現できることと、それを読み解く力と噛み砕く力。どっちも欲しい。
どこにいるかわからない状況に対し、「理解らず」と書いて「わからず」と読ませています。「わかる」は現在では「分かる」が正式表記で、この表記はあくまでも当て字。
「理解らず」で検索すると、この曲の歌詞が出てくるぐらい特殊な使い方です。小室哲哉は、なぜここの歌詞をわざわざ「理解らず」にしたのでしょうか。
それはきっと、かつて親しい間柄だった人でもその行動は理解できないから。
懐かしい人でも、どこにいるのか、なぜそこにたどり着いたのかは簡単には理解できない。顔や人格が変わっているかもしれないし、大成しているかもしれないし、道を外れてしまった可能性もある。簡単には理解できない。
だから、「偶然 街中ですれちがっても」気付かない。過去の記憶と現在の状況の対比を強める効果があるんですね。
globeの『Precious Memories』を覚えてる?
https://utaten.com/specialArticle/index/1134
KEIKOの歌唱力と小室さんのピアノが素晴らしすぎるの。
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