見出し画像

訪問看護に求められていることトップ3

訪問看護が始まった当時の利用者層は、脳梗塞後遺症やパーキンソン病などの進行が遅い病気を患っている方がほとんどでした。

ですが現在では呼吸器を使用中の方、超重症児、がん末期の方など医療的ニーズの高い方が増えています。

そんな中で現在訪問看護に求められているニーズについて、統計を元にランキングで発表していきます。


1位. 24時間対応してくれる

画像3

これは予想通りかもしれませんが、堂々の1位にランクインしました。

利用者さんやその家族の気持ちとして

いつどんな時でも何かあったら駆けつけてくれる

このような訪問看護を望んでいると言うことがわかります。

たしかに最近の訪問看護は24時間365日営業しているステーションが多いようにも感じます。


2位. 相談に乗ってくれる

画像1

これは当たり前のことなのでランクインしないのかなと思っていましたが、2位という結果でした。

この結果からそれだけ利用者さんやその家族は、日頃の悩みや今後についてを相談できる人を求めているということが分かりました。

またわれわれ訪問看護師はバイタル測定や状態観察以外にも、「相談」ということは大切な看護の一つだということを学ばせていただきました。


3位. 必要に応じて医師に連絡をしてくれる

画像2

利用者さんに異常があったりした場合には、訪問看護を通して主治医に報告がいくことがほとんどです。

利用者さんの思いとして、何かあったらすぐに主治医に伝えてほしいということが今回の結果からも分かりました。


この結果を踏まえて

画像4

今回の利用者が訪問看護に求めるニーズ=こんな訪問看護を利用したいということに直結します。

24時間対応
相談に乗ってくれる
医師に連絡

つまり今後訪問看護を立ち上げるのであれば、最低この3つは抑える必要があります。

もちろん現在訪問看護を経営している方も、今からでも遅くはありません。

どれだけ質の高い看護を行っても利用者の求めるニーズと違っていれば、訪問看護としては失敗に繋がります。

今後訪問看護を立ち上げる、現在も経営している方は今回の記事を参考にしていただければと思います。


最後までご視聴ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?