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理由はわからない、でも、ただ、書いておこう、と思ったので書く。

ふと頭をよぎったことに落ち込んで、急激に悲しくなって、ものすごく虚しくなって、少し、泣いた。
泣いたってどうにもなりはしないのに、涙というものはどうして勝手に出てくるんだろう。
涙は必要な機能だろうけれど、必要じゃないときに働かなくていい。


悲劇のヒロインぶるつもりはないし、かまってちゃんと思われたくもない。
なのに「泣いた」なんてどうして書いているんだろう。いかにも、っぽくなってしまうのに。

書かなきゃいい。別に。書かなくても、どうってことはない。書いてどうにかなることでもない。
泣いても書いても、喚いても怒っても嘆いても、どうにもならない。スッキリするわけでもない。何も変わらない。わかっている。

ただ吐き出したいだけなら、手書きの、公開しないノートに書けばいい。
どうしてnoteに書いて公開しているんだろう。


悲劇のヒロインぶりたくない。
かまってちゃんにもなりたくない。

でも本当はもう誰でもいいから「よく我慢してるね」とか「しんどいよな」とかなんとか、優しくしてくれよ、なんて思っているのかもしれない。
何も言わなくてもいいし何もしなくてもいいけど、ただ隣に座っている、ということだけしてほしい、なんて思っていたりもするかもしれない。
でも、たぶん、そういうことでもない。
自分のことながらめんどくさい。



きっと、あとから読み返して消したくなるだろうな。
それでもきっとこれこそ、今この瞬間にしか書けない文章だとも思っている。

だからといって、公開する意味はあるのかと自問しても、それはわからない。

悲劇のヒロインぶりたくない。
かまってちゃんにもなりたくない。
でもただ、「書いておこう」って思った。だから書いておく。それだけ。


読んでいただきありがとうございます。

2023.12.12 もげら


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