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大学1年生がスタートアップでインターンを始めるまでの話

こんにちは。左手で名古屋大学に通い(2年生)、右手でAcompanyのインターンをしている辻です。今はオフィスでカップ麺をすすっています。本記事はOPTIMIND x Acompany Advent Calendar 2021の18日目の記事となります。

最近名古屋大学を中心に長期インターンを流行らせようという動きがみられるのでそれに便乗し、僕が一年生からスタートアップで長期インターンをするに至った話を書きます。インターンはゴールじゃないので、Acompanyジョイン後の話は別エントリで書きます。たぶん。

想定読者は、ちょっと背伸びして新しい環境に飛び込みたい学部1,2年生と自分自身です。

最終的なメッセージとしては、「攻めの姿勢が大切」というありきたりなものになります。ありきたりですが、これを自身の経験として痛感することが大事だと思うので、小さなアクションを繰り返そうというお話。

インターンを探している学生の参考にでもなればと思い書き始めたら、自らを戒めるエッセイになってしまいました。

大学合格編

3月、浪人の末に名古屋大学に合格した僕は謎の活力に溢れていました。
浪人経験により、歳をとるだけでは成長出来ないことを痛感し、また同時に、大学生活を無駄にしたくないという漠然とした焦りを感じていました。

文系浪人生の多くは潜在的学歴厨で、その学歴厨的思考の延長線上には「いい会社に入社し、高収入を得る」というあいまいな考えがあります。
当時の僕は、視野の狭さはともかく、自分なりの反省を基にした仮説を立てました。

「いい大学に入学した次はいい会社に就職だ。俺は受験勉強を始めるのが遅かったから浪人した。てことは就活を意識した学生生活を早く始めればいい会社に行けるのでは?」

まずは情報収集だとggってみる(当時はネット以外の情報収集場所を知らない)と、

いい会社に行くには就活をガチらなければならない。そしてそこで勝つにはいわゆるガクチカが必要。ガクチカで他の就活生に差をつけるには長期インターンとやらがいい。

という情報を手に入れました。

これ、1年生からやれば最強じゃね???

という分かりやすい思考が、その後の行動のエンジンになりました。

「そうだ インターン、しよう」

気づき

  • 年を重ねただけでは能力は上がらない

  • 情報により差が出る戦いは早く始めるほどよい

胡散臭いインターン編

「名古屋で長期インターン見つかんねえ!!」

その後、「名古屋 長期インターン」で検索ゴリラになりました。

生意気ながら、インターンを探す際、ほぼ無意識的に「その会社が売っているものに魅力を感じるか」というものを判断基準にしていました。
情報弱者を相手にする商売に直接関わりたくないのです。
買う人がいる以上、そのやり取りで価値は発生しているはずですが、どうも意義らしきものを強く感じられない仕事には惹かれません。
これは、不必要・余分な商品を僕の祖父母に売りつけようとする悪質営業マンを撃退してきた経験によるものです。

話がそれましたが、当時名古屋で長期インターンを探して出てくるのは、太陽光パネル、蓄電池、通信回線の訪問営業などなど、商品に魅力を感じられない or 意義を感じられないものばかりでした。

懲りずに発狂しながらキーボードを叩いていたら、IT・教育系のインターンを見つけました。名古屋に新しく支部を作るとのことで、未経験者歓迎で募集していました。

雰囲気的に自分と合わなそうな求人広告だったのですが、ITには元々興味があったし、他のやつよりはマシだと思い応募してみました。
詳細は省きますが、結局当時はその商品に価格ほどの意義や魅力を感じられなかったり、雰囲気になじめなかったりして、最終的に、「仮採用期間中に友達に最も多く商品を買わせた人から本採用とする(要約)」と言われたことに強い違和感を覚え、そこは辞退しました。

気づき

  • 自分は意義を感じられる仕事しかしたくない

Acompanyインターン編

発狂しながらTwitterを徘徊していると、たまたまTLに回ってきたこのツイートに出会いました。Acompany CEO の高橋さんです。

「名大生」「社長」「起業」「スタートアップ」「テクノロジー」

強そうだったのでDMを送ってみたところ、お話しすることになりました。

当時のたどたどしいDM

このときは、お互いに世間話をしつつ(名古屋でよさげなインターン求人が無いというお話をした覚えもある)、文字通り秘密計算について啓蒙され、「秘密計算ってすげー!」となり終わったのですが、今思うとこのときにそこそこしっかりとした受け答えができたのは後々効いたのかもしれません。

この時の高橋さんの印象は、
- 背が高い
- 物腰柔らかい
- 話がすっと頭に入ってくる
といったものでした。

余談ですが当時のDMをさかのぼると、最近の悩みの解決策である、選択と集中の大切さについて1年前すでに説かれていたことを発見しました。

早く肝に銘じてほしい。銘じます。

お話を伺った後、高橋さんがインターン募集ツイートをしました。リンク切れちゃってますが、バックオフィス、マーケティング(PR)、エンジニアのインターン募集についてでした。

運命論者ではないのですが、直観的に

これはチャンスだ!ご縁だ!新しい環境に飛び込むことで自分を変えれられる気がする。

と思い、またもDMを送ってみました。

このあとバックオフィスにインターンとしてジョインすることになりましたが、それ以降についてはまた別エントリで。たぶん。エントリが長くなってしまったのと、締め切りが近づいてきたのでそろそろ締めます。

気づき

  • ちょっとした好奇心に素直になり、ちょっと勇気を出して行動するだけで、大きな環境変化を導ける

  • Twitterは神

結局何を伝えたいのかというと

攻めの姿勢による「~してみる」というアクションのレバレッジの高さです。
本エントリではAcompanyジョインまでしか扱っていませんが、今に至るまで「~してみる」という行動が僕をわくわくする環境に導いてくれています。成長の過程を簡略化すると「気づき」フェーズ「してみる」フェーズに分かれると思っています(これも仮説)。

自分の経験から自分なりの気づき(教訓・仮説とも)を得る ←「気づき」フェーズ

気づきをもとに挑戦・背伸びする ←「~してみる」フェーズ

最初に戻り、新たな仮説を得るor仮説を更新する

そして、後者の難易度の方が少し高い、つまりボトルネックになりがちなので、ここを意識することで回転数が上がるのではないかというお話でした。

ではでは。



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