私の理想の私

今月初めに長編が完結しました!タイトルは私の理想の私。不思議の国のアリスが大好きなので、その大好きな気持ちを爆発させて書いたお話です。

一つのタイトルで八万文字もの文字数の作品を終わらせられたのは初めてなので、書き終わった時は偉いな〜と自分を褒めまくってました。

このお話の大元は3年前の私が考えたものです。comicoさんに投稿していましたが、ストックがなくなり放置。そのまま3年も経ってました。

なんで書き直そうと思ったかはあまり覚えてませんが、表紙を描いてもらった作品だったので絵師様に失礼だよなぁとはずっと思ってました。そんなこんなで書き直したんでしょう。多分。

大元はあったはずなのですが、如何せん雑にしか考えてなかったらしく、そして当時のプロットを探しても見つからない。という状態だったので色々と世界観を作り直すところから始まりました。

私は世界観を作りこんだりキャラクターの詳細を決めるのが大好きなのでそこは楽しかったです。

問題はハートの女王とスペードという存在。彼女たちの詳細がどういうものか全く掴めず、四苦八苦していました。

どうしようかな〜と不思議の国のアリスを読み返していて、そういうものの一言で片付くキャラクターや出来事があまりに多いことに気がつきました。花は喋るし、動物も喋るし、芋虫は水タバコを吸ってるし、チェシャ猫は消えるし、トランプたちは働いてるし、体が小さくなる飲み物があれば大きくなるケーキもある。

そういうものでいいんだ。と思いまして、ハートの女王とスペードの説明を省いた記憶があります。逃げたとも言えますね。

あとは白ウサギと帽子屋の本名を決めるのが楽しかったです。不思議の国のアリスの白ウサギのモデルがヘンリーという人物らしいので、ヘンリーの女性名のヘンリエッタ。帽子屋のモデルの人物はセオドアだったのでそのままもらってセオ。

偶然なのですがヘンリエッタという名前のティーカップを持っているのでお気に入りの名前です。


主人公のアリスは15歳なので、幼さを頑張って描きたいと思っていたのですが、そんなに幼い感じにはならなかった気がします。私が書く人物は話を聞かない人が多い気がします。

自分勝手なアリスの周りの人たちを自分勝手にしては収集がつかないので白ウサギは年齢をぐっとあげて大人にして、ティルウィルは大人っぽすぎる18歳になってしまいました。

あと、個人的に好きなキャラクターのハンプティ・ダンプティを出せなかったのが悔しいところです。出そうかなと考えたのですが、不思議の国のアリスに出てくるキャラクターしか出さないと謎の決まりを作ってしまったので出せませんでした。もしその決まりを作ってなかったら白の騎士も出てたと思います。

大好きな不思議の国のアリスをお話にしたい。それはずっと思ってたことなので、終わらせられてとても嬉しいです!

あと、その後が気になるとコメントしてくださった方がいたので近々書けるといいなとはぼんやり思ってます。ぼんやり、とってもぼんやり。構想は元々あったので、文章としてアウトプットできればいいな。できる自信はないです。


私の理想の私というタイトルの執筆期間は半年でしたが、大元から考えると3年もかかってしまいましたが、完結できてよかった!本当によかった。

素敵な表紙を2枚も書いてくださった絵師様の彩本心花様には感謝しかないです……素敵な感想までたくさん頂いてしまって頭が上がらない……本当にありがとうございます!

読んでくださった方々も本当に本当にありがとうございます!スターを押してくださったり、本棚に登録していただいたり、コメントをたくさんいただけてやる気が溢れ出てました。

頑張ってその後のお話書きます!よろしくお願いします!!

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