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葬儀屋で働いていた時によく観た映画

こんばんは!

私は2020年の10月に転職をしました。今はごみ収集など現場仕事をさせて頂いています。

以前は大学卒業後から、地元の葬儀屋で働かせて頂いていました。

葬儀屋を選んだ理由は給料が高い事と働く事で得られる経験値が高いと思ったからです。

実際働いてみると大変でした。まず、覚える事が多い!僕が就職したのは 中小企業の葬儀屋だったのですが、葬儀担当者が業務を一任されていました。

病院搬送、打ち合わせ、式場準備、発注、司会進行、霊柩車運転、アフタフォロー、法事打ち合わせなど、、

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細かく話せばキリがありませんが、とにかく要領の悪い私にはとても辛い日々でした。

そんな時、ふと「葬儀関連の映画をみたら、励まされるかも」という謎の結論に達し、ビデオワンで借りたのが「おくりびと」でした。

この映画は納棺師をテーマにしています。納棺師は亡くなった御遺体に着物や洋服を着せて、化粧を施し、棺に納める仕事です。

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偶然にも「おくりびと」で納棺の技術指導をしていた方がいる会社と私が勤めていた葬儀屋が繋がっていたんです!! 実際、私もその方々の納棺を見たことがあったのですが、映画とほぼ同じやり方でした。「映画で見たやつやあ」と感動しました。

映画では主人公が初めてご遺体に触れたり、少しずつ納棺師にやりがいを感じながら成長していく描写があるのですが、「実際そんなにうまくいかなやろ」と皮肉を言いながらも、この映画を合計5回は見ました笑

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あと、食事のシーンがあるんですが、フグの白子がとても美味しそうです🤤とても印象的なシーンでした。

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私はなんだかんだ葬儀屋で2年半勤めました。一人立ちをしてから、約80件葬儀を担当しました。400人規模のお葬式から、誰も会葬者のいないお葬式など、本当に貴重な時間でした。

ここまで続ける事が出来たのも「おくりびと」を見たおかげかもしれません。

いつ死ぬか分からないからこそ、どう死にたいかを今から考えておくのも良いのかもしれません。

そのヒントがこの映画に隠れているかもしれません。

是非、「おくりびと」見てみてください。


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