インストゥルメンタルを聴くということ。

こんばんは。
mog.です。

僕の音楽制作の一つのスタイルとしてインストゥルメンタルがあります。
というより、もはやこれが僕の全てではないかと言っても過言ではないくらいですが。

さて、みなさんはインストゥルメンタルをご存知でしょうか?
恐らく僕の記事を見て下さる方はご存知の方が多いと思いますので、インストゥルメンタルとは何なのか?というのは野暮かもしれませんね。

それよりも、みなさんがインストゥルメンタルを聴くかどうかです。
僕自身の統計(大してアテにならない統計)では、インストゥルメンタルを聴く層は圧倒的に少ないです。
大抵のリスナーは歌モノを好んで聴く傾向にあり、そのほとんどがライトユーザーです。
つまり、音楽に対して関心の高いリスナーほどインストゥルメンタルを聴く(もしくは日常的に聴いている)確率が高いです。

なので、日常生活の中でインストゥルメンタルを聴くような方に出会うことは滅多にありません。そもそもインストゥルメンタルそのものを知らない方が多いので。さらに言えば、ポストロックを知っている人にネット上以外で出会ったことがないです。

そんな事情もありつつふと疑問に思ったことがありまして。

「インストゥルメンタルを聴く人は、一体どんな時に聴きたくて聴いてて、どんな楽器隊で構成された楽曲を聴くのか。また、歌モノではなくインストゥルメンタルを聴く理由は何なのか。」

というのを知りたいなぁと。
周りの人に聞けばいいじゃねーか!って言われてしまいそうですが、いないんですもん。
みんな歌モノ聴くんですもん。

ちなみに僕はというと。
基本的に時と場合に限らず、インストゥルメンタルを聴いています。
強いて言うなら夕方の日が落ちかけている頃に、アコースティクギターやピアノなどでしっとりとした曲調の楽曲を聴きますかね。
ポストロックやエレクトロニカなんかは夜中に聴きたいですよね。

なぜ聴くのかというと。
これはインストゥルメンタルを聴くということの核になる部分であり、個人的に一番大切な部分です。
まず、楽曲にはタイトルがありますよね?
これは歌モノであれインストゥルメンタルであれ変わらないです。(たまーにタイトルない曲もありますが…シガーロスのアレとか。)

しかし、この二つには決定的な違いがあります。それは歌詞の有無ですよね。
なにがそんなに違うのかっていうと、曲調とかがどんなものであろうと”歌詞によって世界観が決定されてしまうこと”です。

いくらアップテンポな楽曲でも、歌詞が失恋をテーマにしたものであれば、それは失恋の曲だと分かります。

それに比べてインストゥルメンタルは、その楽曲がもつ世界観を理解するためのヒントがタイトルしかなく、あとは曲の流れや音色やメロディーでもって解釈するしかないんです。

僕のような制作者サイドには表現したい世界観や提示したい世界観、そして独自の解釈をもってして楽曲を出します。

しかし、受け手(リスナー)サイドが提示された楽曲を聴いたときに想像し、創造する解釈や世界観が、制作者サイドのそれと一致することは無いと思います。
それは決して間違いではなく、また正解もありません。

制作者サイドの感じたものが正解であり、リスナーサイドが感じたものもまた正解なんです。

インストゥルメンタルの魅力はタイトルと楽曲だけで世界観を感じ、解釈していくことが出来るところにあると思っています。

歌モノは歌詞で世界観が決まってしまいます。
言葉によって、各々が感じる解釈が違うものも確かにありますが…
だからと言って歌モノが劣っているとか、そういう話ではありません。
歌モノには歌モノの魅力があり、世界観を表現する手段として非常に魅力があります。

僕も歌モノ作りますしね。

長々となってしまいましたが、ここまで読んで頂いた方にはぜひ聞きたいです。
インストゥルメンタルを聴くということについて、宜しければコメント頂けると嬉しいです。

どんな時に:
どんな楽器構成で:
どうして聴くのか:

それぞれを記入して下さい!
特に好きなジャンル(インストであればゲーム音楽とかでもOKです)とオススメアーティストも教えて頂けるとなお助かります( ╹◡╹ )

僕は、toeというポストロックバンドにとても影響を受けましたので、オススメします!!

読んで頂きありがとうございます!
よろしくお願い致しますっ!

#音楽 #インストゥルメンタル #インスト #ポストロック #ギター #ピアノ

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