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中国のイデオロギーについてダラダラと話をするシリーズ2

2024年9月20日 王小人 Xポストより
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概要
...旧ソ連は市場改革(ペレストロイカ)と情報公開・言論自由化(グラスノチ)を同時に進めたことで、急速な自由化が既存の社会秩序を崩壊させ、経済的、社会的混乱を招き、最終的には国家自体の崩壊を引き起こしました。 この失敗を教訓にした中国は、急激な自由化がもたらすリスクを回避するため、経済改革を進める一方で、政治的な統制を維持する道を選んだ。
...政治的な中央集権と統制を維持することで、西側資本の過度な影響力を防ぎ、国家の独立性と安定を守ろうとするのが、現在の強権的な体制に繋がっている。
...ソ連のゴルバチョフは、経済改革と同時に政治的な自由化を進めたが、この過程で政治的混乱と社会的分裂を経験。 グラスノスチにより表現の自由が拡大した結果、国民の不満が噴出し、国家の統一が揺らいだ。 これに対し中国はこの失敗から 「政治的安定が最優先である」 という教訓を得た。
...あくまで「党の支配が何を置いても優先される」。この考えがすべての基本。 ソ連崩壊を反面教師にした時と同じで、屋台骨の安定が第一。 家でいうと基礎の部分がぐらついていては、上物をいくら整えても同じという事です。 主権は誰にも渡さない。 指一本触れる事は許されない。
...では日本は果たして誇れるほど自由で民主主義なのか? 自由という点では確かに自由だった。 ワクチン打つのも死ぬのも自由でした。 習近平のようなコワモテで守ってくれる飼い主はいなかった。 卑怯者はいたけどね。
我々は民主主義だ!と言えるほど、民意が尊重されたと感じた事は一度もない。 毒ワクを自国民の大半に打たせる世紀の犯罪を犯しても首謀者を何一つ追及すらできない現状を民主主義とは呼ばない。 中国を批判してる場合ではない。

出典:https://x.com/NJuK5nlOu7xvYvB/status/1836784963636867428

所感
王小人氏の視点はいつもユニークでおもしろい。中央集権と統制の背景には西側資本の過度な影響力を防ぐ意図もあった。中国に住みたいとは思わないが、果たして日本は我々が思っているほど自由なのだろうか?政治屋とマスコミと役人に踊らされているだけではないだろうか?

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