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回転式生ゴミコンポストを使ってみた

生ゴミを堆肥にするやり方を以前紹介した。

衣類収納袋: https://note.com/mofuneco/n/na303855e0b88

布製コンポスト: https://note.com/mofuneco/n/nd548a2c7bd65

衣類収納袋は耐久性に難あり、また、布製コンポストは撹拌が困難という欠点があった。そこで両者の欠点を補うものを探していたら、近所のホームセンターでおもしろいものを見つけた。

回転式コンポスト「回る作太郎」。価格は12800円。
自治体から5000円の補助が出るため、実質7800円で買ったことになる。

組立ては樹脂部品の嵌め合せに難航し、2時間ほどかかった。(ちょっとしたパズルだが、私はこういうのが苦手。)

完成したコンポストをベランダに設置。まぁまぁの大きさだ。
回転ドラムは2つあり、それぞれが65リットルの容量。オレンジ色のふたをスライドさせて生ゴミを投入する。他に入れるものはカルスNC-R、米ぬか、そして土。これらは以前のやり方と同じ。まず片方のドラムのみを使い、一杯になったら隣のドラムに移動。前のドラムは寝かせておいて堆肥を熟成させる仕組み。

週に2〜3回、回転させる。これで内部の土と生ゴミが均一に混ざり合うはずだ。このコンポストには通気孔があるため、回転させると中の土がぽろぽろ出てくる(このコンポストは屋外設置を前提としている)。なので、コンポストの下にシートを敷いておく。

回転式コンポストを設置したところ。左手奥に見えるのが従来の布製コンポストと自作コバエホイホイ。

ちなみに我が家では生ゴミをペットボトルの廃材に仮置きし、翌朝コンポストに捨てるのがルーティーンになっている。

2リットルのペットボトルの上部を切って即席のゴミ受けに改造。2個並べてちょうど入る。三角コーナーは使い勝手が悪いので使っていない。

使ってみた感想

多少場所は取るが、苦にはならない。本体はがっしりとした作りで、耐久性はありそう。ダークグレーとオレンジのコントラストもなかなかいいと思う。

コンポストの回転はスムーズだが、案の定、通気孔から土が少し漏れてくる。これは仕様なので仕方がない。多少の漏れは許容範囲だ。

まだ使い始めて間もないので、堆肥化のスピードUPにつながるかどうかはわからないが、手を抜かずに定期的に撹拌すれば良い結果につながると思う。

このコンポストは以前の方式に比べて段違いにコバエの発生が多い。機構上、生ゴミの露出が多いからだと思う。これを大問題と思うかどうかは人による。私はあまり気にせず例のやつでひたすら駆除するつもり。

自作コバエホイホイ: https://note.com/mofuneco/n/n8cdcd923db85


最近の家庭菜園から

タマネギとジャガイモを収穫し、庭の風景も一変した。
今年は夏野菜の種まきが4月と出遅れ感があったのと、ウリハムシの襲撃で一部に壊滅的な打撃を受けるというトラブルはあったが、今のところは順調に育っている。特に生ゴミ堆肥はかなり効果があったように思う。

これから追肥とか剪定など、手入れをしてく必要があるが、それも家庭菜園の楽しみのうちである。

鉢植えのシロナスとピーマン。生ゴミ堆肥のおかげか、非常に生育状態が良い。
鉢植えのナス。こちらは生ゴミ堆肥を使っていない。赤玉土と黒土に鶏ふんを混ぜた。生育状態はまぁまぁ。
地植えのスイカ。なかなか雌花が咲かず、まだ2つしか受粉できていない。
タマネギの後作は大玉トマト。梅雨に備え、ビニールの覆いをつける準備中。
ダイコンの後作はトウモロコシ。植え付け時期がまちまちで、生育状態にばらつきあり。
スナップエンドウの跡地にはキュウリ。もうすでに実がなっている。
ベランダから見た庭の様子。ベランダの下段にはナス、トマトなどを並べ、上段にはツル性の野菜(キュウリ、スイカ、ゴーヤ)を配置した。真夏にはグリーンカーテンになるはず。
手前がケール、奥がブロッコリー。こちらも生ゴミ堆肥の効果がしっかり出ている。
昨年の生ゴミの中に紛れ込んでいたカボチャの種が発芽してここまで育っている。カボチャの生命力はすごい。
おまけ。ラズベリーの実がたくさん採れたので、ジャムにしてラズベリーパイを作った。

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