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「静かな働き方」読書感想〜仕事って人生のナニ様なんだろ〜

こんにちは〜mofumofuです!
年末に仕事を手放してから、ゆっくり本を読む時間ができました。
ただ、本って読んだ後、自分でも信じられないくらい忘れてしまうんですよね。
内容だけでなく、感動も
まぁ毎日いろんなことがあるので致し方ないのですが
せっかくの本との出会いが消えてしまうようでもったいない、読書感想としてまとめようと思ったのです。

要約ではなくあくまで感想です。
その本を読もうか迷われている方、実際に読んで他の人の感想を知りたいという方のご参考になれば幸いです!

今回、取り上げる本は
『静かな働き方〜「ほどよい仕事」でじぶん時間を取り戻す』
です。


手にとったきっかけ

実は、最初に書店で見つけたときは購入に至らなかったのです。
すごく自分の「仕事」や「幸せ」の考え方を後押ししてくれそうな本だと思ったのですが、その時は買うのを辞めました
なぜか。

それは、「自分が自分の今の状況(無職)を肯定したいだけなんじゃないの?」と、なんだか恥ずかしくなったからです。

それでも、ずっとその本が気になってしまい、ついにAmazon kindleで購入しました!
結論、きっかけが自分の甘えだろうがなんだろうが「読んでよかった」です!

かなりざっくりした内容、特徴

内容

この本は「仕事が人生の中心で良いのか、それで本当の幸せが手に入るのか」を問いかけ、ほどよく働くことを提案しています。

特徴

①章ごとに実在の人物のケースを紹介
この本の特徴として、章ごとにある人物を題材として話が進んでいきます。
その人物は仕事で成功(もしくは成功しかけ)したが、本当の幸せについて考え直しています。
それらの人物と、自分自身や将来の自分を当てはめながら読んでいました。
正直、どの人物も自分とは比べようにならないくらい大成功していますが、、、笑

②よくあるハウツー本ではない
本文でも明記されていますが、この本はいわゆるハウツー本ではありません。
ヒントはありますが、答えは自分自身で導き出す必要があります。
それだけ、このテーマは単純ではなく人それぞれだということでしょう。

感想

ダラダラ書くと長くなってしまうので、印象に残ったこと2つに絞って書きます。

仕事って人生のナニ様!?

正直な感想としてはこれです。

今の人々にとって、仕事が時間や頭の中を占める割合って相当ですよね?
私も働いているときはそうでした。特に大学院生として奨励金をもらいながら研究室にいたときは本当に研究が自分においてとても「重要」でした。
「重要」というのは、好きとか大切とかではなく、「それが失われてしまったら人生詰む」という危機感的な思いです。
そのため、先生から些細な注意を受けたり、発表がうまくいかないと、すんごく落ち込んでいましたね〜。今となっては懐かしいくらいですが。笑

お休みの日は、平日のために回復するのに使っていましたし、研究の忙しさをベースでプライベートの予定を組んでいましたね。

今となっては、「仕事(私にとっては研究)って、私の人生のナニ様のつもりだったんだろう」という感じです。
だいぶ上層ポジションに君臨し、あぐらをかいて他のことを見下していたと思います。
そうしたのは自分以外の誰でもないですが。
ただ私の場合はそのことに大学院時代に気づいていたので、自分にはアカデミック(教育機関などでの研究者)の道は向いてないと判断することができました。
この本を読んでいて、あの時の自分の判断も決して悪くはなかったな〜と思うことができました。

「幸せ」=「仕事の成功」なのか?

雑誌やTVで仕事に成功した人をみると、正直羨ましいと思うことがあります。
キラキラ眩しくて、幸せそうだな〜、と。

ですが、自分にとっての幸せってなんだろうと考えると私の場合至ってシンプルです。
自分と家族が元気で仲の良いこと
なんです。
なんか子供みたいですけど、この6年間くらいずっと考えて、この答えに辿り着きました。

仕事で成功している人は幸せかもしれないが、自分にとっての幸せの定義には「仕事」は正直関係がないのです。
そう思うようになってから、自分のキャリアや肩書きなどに囚われにくく(まだ囚われている時もあります)なってきたような気がします。

この本でも述べられていますが、自分がどう働くかを考える前に「自分にとっての幸せ」を明確化しておくべきです。

仕事決める→幸せとは?
ではなく
幸せとは?→仕事決める
です。

この本をオススメしたい人、しない人

オススメしたい人

・今の仕事をツライと思っている人
・仕事での自分の評価が気になって仕方がない人
・転職活動中の人
・幸せについて考えている人

オススメしない人

・今の仕事に対してなんの不満もなく人生絶好調の人(内容が響かないかもしれません)

終わりに

かなり絞った感想になってしまいました。
本の中では、仕事以外に趣味などの居場所を持つことの重要性や、社会的な問題についても述べられています。
詳細が気になる方は、ぜひ読んでみてください!

今回も最後までお読みくださりありがとうございました⭐︎
拙い感想文ではありますが、今後も本の感想文書いていきたいと思います。

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