転職エージェントはここを見ている。

あなたがもしこれまで、そして今後転職エージェントを使った、使うことがあるのであれば、一つだけ注意を頂きたいことがある。

それは、年収帯にもよるが基本的にエージェントが最初に見定めるのは、【その人が信用できるのかどうか】ということだ。

エージェントが全く使えない、という利用者も一定、いるだろう。業界を代表してなどとは口が裂けても言えないが、缶ビール1つくらいはおごってさしあげたい。が、そこにはいくつかのカラクリがある。そのカラクリの1つに【あなたがエージェントに信頼されていない】ということは、厳然と存在する。

どういうことか。転職エージェントは勿論、相談者の為になりたいという前提の気持ちはあるのだろうが、所詮人間である。その人間が最初に感じることは、その人間の経歴云々ではなく、メラビアンの法則が語る五感で感じられるものなのだ。言うなれば、視覚、聴覚から入る情報、つまり、見た目、話し方、もっというと匂い、ここにプラスしてその人が語る言葉から感じる言語化できない第六感こ情報である。

これは残念ながら、一朝一夕には変えられない。何故か。その情報は俳優でも無い限り一瞬で変えられるものではないからだ。特に、口癖、話し方の挙動などは面白い程にその人の人間性を表す。他者に無害であればいいのだが、それが他者に害を与えそうだと判断された瞬間、残念ながらそのエージェントはあなたから離れていく。

エージェントの許容量の問題もあるだろう。しかし、あなたが使えねーと判断したエージェントは、あなたから離れられてほっとしているかもしれない。何故か。それはあなたがどこかで人を使えるか使えないかで判断する人間性を感じたかもしれないからだ。

エージェントそれぞれの成長は大事であるし、顧客満足度を追求する姿勢はビジネスである以上、持つべきなのだ。それはその通りだ。ぐうの音も出ない。

だが。

再三で恐縮だが、エージェントも所詮、人間である。そこには人間然、いや、動物然とした感情がつきまとう。

笑い話だが、エージェント利用時は一つの育成ゲームに参加したものと思って利用してみると面白いかもしれない。どうしたら自分の為に尽くしてくれるか。そんな姿勢の人がエージェントを最大限に活用し、一時的でも幸せな転職を実現し、旅立っていく。、あなたにも現実をベースとした育成ゲームに参加してもらえたら、と、他責ではないが少々願う自分がいる。

10月24日、喋り倒した疲労に酔いしれながら記す。

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