おはなし〜冒頭

ようかいチャッピー

『あーなにか変わった事おこらないかな』


この物語は、ようかいチャッピーが
1人の女の子に出会い
変化していくおはなし

チャプター1

『おーい、チャッピー』
後ろから声をかけてきたのは
カラスたちだ

『なんだまだ仕事もしないでこんな所に
いるのかい』

『いいだろう、誰からも、求められやしないよ』

すると三本足のカラスがこう言います
『まあ、待ってると良いことがあるかもね』

『どうゆうこと？』

『小耳に挟んだんだが
赤いイタズラ小僧が1人の女の子を
コチラに連れてきたらしい』

『それがどうしたの？』

『アチラに戻してあげなよ』

『オイラが？』

それだけ言うとカラスたちは
どこかへ行ってしまいました。

チャプター2

妖怪が働かなくて良いの昔の話
今では妖怪も働きます。

そんな中、働きもせず木の上で
空を見上げて過ごすチャッピー

毎日代わり映えのしない日々を
過ごしています。

ある日森陰から
パキパキ　ガサガサ

と音がします。

『ん？』

するとそこには1人の女の子

『本当に来てたんだ』

カラスが言っていたのは
本当でした

代わり映えのしない日々に
変化が起きたのです

チャッピーはカラスの言う事を信じて
女の子の方へ向かおうとします

スルッ

『あっ』

ガサガサガサッパキパキ