
【個人開発作品紹介】セットリストからプレイリストを作成できる『セットリー』
皆様お疲れ様です。mofmof採用担当です。
記事を見ていただきありがとうございます。
以前にも記事を上げさせていただきましたが、弊社エンジニアは個人開発をしているメンバーも多く、『個人開発アワード』という個人開発をした作品を発表し、表彰する文化もあります。
今回は個人開発作品である『セットリー』というアプリをリリースした弊社エンジニア小畑(おばた)に、開発背景やセットリーに関してお聞きしてきました。
是非最後までご覧いただければと思います!
(本記事に記載される『セトリ』というのは『セットリスト』の略です。ライブでアーティストが演奏する曲順のことをセトリと言います)
セットリーとは?
よろしくお願いします!早速ではありますが、今回開発した『セットリー』に関してお聞きしていきたいと思います。セットリーとはどのようなアプリなのですか?
小畑:セットリーを一言で説明すると『ライブのセトリ通りにプレイリストが作成できるアプリ』です。SNSでなどで共有されているセトリを入力するだけで、すぐにセトリ順のプレイリストを楽しむことができるようにしています。
開発に至った背景など、お聞きすることはできますか?
小畑:こちらのアプリ開発に至った経緯としては、ライブ好きの友人が「ライブ後にセトリを見て、一曲ずつ曲を探してプレイリストを作成している」という声を聞き、それを自動化する需要があるのではないか?と思ったというのがあります。
調べたところセトリ通りにプレイリストを作成できるアプリは存在せず、恐らく多くの方が人力でプレイリストを作成していると思ったので、開発しようと決心しました!
使用言語について
確かに!ライブ後は「余韻に浸りたいと」いう意味でも、再度セトリ通りに曲を聴き直すのはライブ後あるあるだったりしますよね(笑)それを一瞬で作成できるのは非常にありがたいですね。
小畑:そうです。今回使用したのは『SwiftUI』というフレームワークと『Combine』という新しい非同期処理のフレームワークに挑戦しました。
SwiftUIはAppleが数年前に出したフレームワークで、宣言的に書けるモダンなやり方に挑戦したいと思ったので使用することを決めました。最近「実用的だ」という情報もありましたので使ってみたかったんですよね。
使用感としては、既に使ったことのあるReact Nativeと似たような感覚であったので、書き味は非常に良かったですね。楽しく開発をできました。
まだSwiftUIに関しては情報が少なめなので、今後動向をチェックしていこうと思っています。
CombineもAppleが公式で出している非同期処理を宣言的にかけるフレームワークですね。一回使用しただけでは、まだ利便性を完全に理解できていないので、もう少し使っていければいいな、と思っています。
ありがとうございます。他に何か意識したことはありますか?
小畑:デザインコストを下げるために、できるだけApple純正アプリに近いUIを目指したことですね。今回の開発では、再度基本を学び直したい、という思いがありました。
iOS開発のスタンダードを学べるように、『fastlane』というビルドからストアへのアップロードを自動化してくれるgemや、SwiftLintなど開発周りも、よく使われるものを導入してみました。ダークモードにも対応しています。
改めて基礎を学び直したい、と思ったということですね。他にこだわりなどはありますか?
小畑:アーティスト名のプレースホルダーに、私が学生時代に組んでいた「クラッカーズ」というバンド名が表記されています笑
曲名欄も実際にありそうな曲名を考えたのは結構大変でした。ちょっとしたこだわりでもあるので、是非見ていただけると嬉しいです笑
セットリーの今後
私も最初見た時にクラッカーズと記載されていたのが気になっていたのですが、小畑さんの組んだバンド名だったのですね!笑最後に、今後の『セットリー』について、お伺いしてもよろしいでしょうか?
小畑:使っていただける方を増やしていきたいですね。セットリストをライブの度に作成している方は、本当に便利なアプリであると思っています。
Twitterアカウントも作成しており、もしよければフォローして応援していただけると嬉しいです。
今後はユーザーの意見を反映させていきながら、更にクオリティの高いアプリにしていきたいと思っています。
今後も楽しみです!セットリーの紹介、ありがとうございました!
おわりに
小畑が開発したセットリーはApp Storeよりインストールが可能です。ライブに行く際は、セットリーに頼ってみるのはいかがでしょうか。
今度もこのように、個人開発の作品も定期的に紹介していきたいと思っています。
今回も記事を見ていただきまして、ありがとうございました。
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