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まるで少年のような輝き、この輝きはあまりにも美しすぎる


昨日「ポケットモンスター・キミにきめた」を観ました。
2017年に公開された映画です。
想像していた以上に素晴らしかったのでここに記録として残したいと思いました。


私はもともとポケモンが大好き!であったわけでもなく、当時流行ったゲームもしたことがなかったですが、ある程度のポケモンは知っていました。

ポケモンを知っていても知らなくても、子どもも大人も楽しめます、むしろ大人向けに描かれたのではないでしょうか。


サトシは10歳になったので、ポケモントレーナーとして旅に出ます。
(旅に出る年齢早すぎですね。)

サトシの夢は「ポケモンマスターになる」こと
全てのポケモンと友達になる!と強い信念を持っています。


私はサトシのことをあまり知らなかったのですが、本当に素直で優しい子でした。
真っ直ぐで誰よりも人とポケモン想い。
バトルしている相手のポケモンでも、危ない目にあった時は迷わず助けるくらい。
そしてピカチュウ想い。


恐れを知らず、やりたいことを絶対叶えるという心。
ピュアな少年そのものです。


そんなサトシにホウオウという鳥のポケモンが虹の羽を落とします。
この羽は選ばれし者にしか落とされません。
選ばれしサトシは

ホウオウに再び会いに行く旅に出るのです。


サトシは途中仲間と出会います。
この友達もいい子たちです。

また、途中バトルに負けて挫折を味います。その時に友達が
「負けを認めることも大切、次につなげるようにまた頑張ろうよ」と
声をかけます。

子ども同士でなかなか出ませんよね、こんな言葉。

サトシは心の奥ではわかっています。けれどやっぱり悔しいのです。


そんな負けたバトルの相手は「強さこそ正義」
勝つためなら弱いポケモンを捨てちゃうような子でした。

大人になった私たちは、結局「強さこそ全て」の考えに辿り着いた人が
多いのではないでしょうか。
だからこそ、「みんな仲良く」そしていつでも全力で夢に向かっているサトシが眩しく見えるのです。

タイトルはホウオウを探すおじいちゃんが放った言葉です。
ものすごく共感しました。



ポケモンに限らず物語の主役はいつでも子どもです。
子どもってなんでもできちゃうわけです。


全力、がむしゃらってかっこいい。
そして現代社会に生きるわたし達の心を癒してくれる。


そんなふうに思わせてくれる映画だと思います。







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