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【骨盤の前傾】今こそ自分の本当の力を見せるとき!!

骨盤には前傾と後傾という位置がある

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骨盤が後傾になっているという事はお尻の筋肉や腿の後ろにあるハムストリングスが力が入らない状態。
それによって起こるのが

猫背
腰痛
瞬発的な動きが出来ない
重心が低くなる
安定感はあるけど力が弱い

ざっとこんな感じになる。
筋肉はよくゴムに例えられるけど、違いはめっちゃ伸びている方が戻る力が強いのがゴムだけど、筋肉はそうではなく、縮むにはある一定の距離、適切な緊張が必要。
こういうのを̪至適長という。
要するに後ろに蹴りだすにもある程度の骨盤前傾が必要という事。

骨盤を前傾にするのは大事だけど、そもそも出来ないだけど。という人がいると思うので、やり方、どこが硬くて出来ないのか?というのを3つあげる

①骨盤の後傾筋群が硬い

これがまず一つ目で王道中の王道ですね。
仙骨自体を下に引っ張る筋肉なので大殿筋と梨状筋、仙結節靱帯を介してハムストリングス。
ここの柔軟性を上げると骨盤の前傾をしやすくなる
これが硬くて出来ないのかどうかをチェックする方法が開脚。
開脚状態になると、お尻の筋肉はたゆんでいる状態で、緊張は関係なくなる、それでも骨盤の前傾が出来ないとなるとここの筋肉が硬いせいではなく、他の②と③の可能性で骨盤の前傾が出来ていない可能性が高い。

②股関節の屈曲筋が上手く使えない(足が上げずらい)

これのチェック方法は簡単で、椅子に座っている状態で骨盤の前傾をやってもらう。しかし、これで出来ない。
次に少し椅子の高さ変える、ようは股関節の屈曲位を少し開放して伸展位に近づける。
例えば、後ろに手をついて足がもう少し楽な状態で股関節の前傾はできるのか?もっと言えば四つん這いでなら出来るのか?
これが出来るとなれば股関節の屈曲が出来ないせいではなく、他の2点の可能性があるという事。逆にどんな状況でも骨盤の前傾が出来ないとなると、この屈曲させる筋肉群、腸腰筋、大腿直筋などが問題がありそう。

③脊柱の進展が出来ない(体を反らすことが出来ない)

最後これです。
脊柱を立てる事が出来ないから骨盤が前傾にならない。
もっと言えば脊柱の屈筋群が硬くて伸展出来ないのかもしれない。
これを調べるのはうつ伏せで体をぐっと反らせる動きが出来るかどうか?
これが出来れば、物理的には伸展が出来るという事になる。

同じボクシングジムの同期の和樹のツイートだけど正にこれ。
これができれば③の課題はクリアで骨盤が前傾に出来ない理由は他にある。


骨盤が前傾になっていると、ハムストリングスと大殿筋の爆発力を利用できる。だから、どんな競技でも基本的には骨盤の前傾の方が優位になりやすい。



だけど、これ競技性なんだけど、、、ボクシングは骨盤を基本後傾にして戦うことが多いんだよね。なんでか?って考えた時、後ろにハイスピードで移動しなければならないスポーツだから
この下がるという行為をとにかく早くやるには骨盤を後傾にしておかないと、さっき言った瞬発のパワーである、大殿筋とハムストリングスがブレーキをかけちゃうんだよね。
それはそれでバックステップとかスウェーとか、やりづらくてしょうがないだよね。
ストレートを打つ瞬間はもちろん前傾になっているんだけど、他のよけながらアッパー等の攻撃をしている瞬間や、距離をっている時間とかは基本後傾になっている選手が多い。



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