ポップアップ出店して気づいたこと
去年。東京と、広島県の離島で、ポップアップ出店をしました。全部合わせると10回。
気づいたことがいくつかあるので、未来のわたしのためにメモ。
①素材を使った商品づくりの方が好き。
東京でのポップアップ出店の屋号は「こやまベーカリー」。「パンを通してつながりをつくる」がテーマだったので、自分の名前を出した方が覚えてもらえるかな、と、この屋号にしたのでした。
が、パンとおやつに関しては、つくるものに対して特にテーマを決めていなかったので、自由度がありすぎて困りました。
ポップアップ出店は、シェアキッチンなどの場所を借りて行うので、そのキッチンで作れる商品に限られてきます。なので、その場で作れるものがそもそも限られていて。なので商品に関しては、テーマを絞らず、出店をしました。
そこでの出会いから、11月ごろ、あるチョコレート屋さんに声をかけてもらって、そこのチョコレートを使用した商品開発をして。それがとーっても楽しくて。
使う素材があって、それを活かした商品をつくる方が好きなんだな、と気づきました。自分の作るパンはこれだ!って自分の技術を売りにするより、その土地のものだったり、特定の食材だったり。食材ありきの商品を作りたい。
②やっぱりローカルでお店をやりたい
素材ありきの商品作りをやりたい。その土地でしか得られない特産物とかを使いたい。ならば、やはりローカルでやりたい、と言う気持ちが強くなりました。
1番最初に働いた新潟のパン屋さんも、その土地でしか得られない食材や、お土産などの6次産業化にも力を入れていて。やはり目指すところはここだなと。
③東京の「試されている感」
ローカルの出店と、都内での出店を経験してみて、東京の「試されている感」に悩まされていました。
きっとこれは、わたしの心持ちな気がしていて。わたしにとって東京はずっとアウェイ戦。挑戦する場。どんなに友達や知り合いがたくさんできても、これが変わることはない気がしている。
なんでなんだろう。わたしの代わりがたくさんいるからかな。なんで、岡山や広島は「帰れる場所」なんだろう。
かといって、ローカルが挑戦する場になれば、また苦しめられるのだろうか。やってみないとわからないけど、今安心できる場が、苦しい場所になるのは嫌だな。
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挑戦してみたからこそ分かったことばかり。20代のうちに、たくさん挑戦しておきたいな。パンという軸を中心に、自分自身を知っておきたい。
わたしにパンがあってよかった。パンは手段だし、ツールの一つでしかないけれど、愛せるものに出会えてよかった。
これからもたくさん愛すからな!よろしくな!
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