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シリーズ クラシック業界の色々 〜今、そしてこれから〜音楽活動編④社会人4年目、更に活動の幅は広がる!

皆様、いつも本当にありがとうございます。

さて、こちらの「音楽活動編」では、
私が大学院を修了してから、現在に至るまでのことを話しております。

本日は社会人4年目、コロナ禍が始まって1年経った2021年の活動のお話です。

柱となるお仕事は引き続き継続

とりあえず、セレモニーの演奏(ソロ)のお仕事と自宅でのレッスンについては、
ありがたいことに普段のお仕事として定着しており、しっかり感謝しつつ責任を持って務めようと考えておりました。
事実、演奏はこれまで同様にほぼ毎日どこかしらでさせていただき、
レッスンもこの年は4つの曜日で年間40回開講しておりましたね。

この他、コンクールなどの伴奏のお仕事も、この年は多かったです。
夏のシーズンは特に忙しかったですね。
1日おきにそれぞれ別の方の伴奏をしたり、毎週何かしら入っていた時もありました。

大手ホテルで演奏

それから、もう一つこの年にあった印象的なことというと、
大手ホテルのブライダルフェアで、ソロを弾かせていただいたことです。
こちらは、私の公式サイトを通じてご依頼いただきました。
クラシックやイージーリスニング、映画音楽などで組み合わせ、2ステージ弾かせていただきました。
素敵な会場で、
また普段入ることのないホテルの裏側(?)に入れたのも面白かったです。😁笑

こちらが現場の様子。
素敵な会場の中で演奏♪
ドレスは、ご依頼主様からのご要望で、こちらのブラック×ロイヤルブルーのドレスになりました。

17LIVEを本気でやってみる

あと、前年よりやっていた17LIVEを本気でやってみたことも、この年は大きかったですね。
毎日、演奏→レッスンなどといったお決まりのスケジュールの中で、時間を作って配信していました。

毎日の成果が実り、より多くの音楽家・ミュージシャンの方と繋がったり、
海外の方からも応援していただくなど、
これまで以上に多くの方に自分の音楽を届けられたことは、純粋に嬉しかったですね。

経済面でも安定した時もありましたが、
やはり「投げ銭制」という特性上、確実にお金が入ってくる保証はありません。
事実、配信時間や労力に見合う報酬を得ることは難しいのが現状です。
あくまでも宣伝ツールとして使用し、リアルの活動を柱とするのが賢明だと、徐々に認識し直した感じでした。
この年の秋頃から更に多忙を極めたこともあり、配信は頻度を落としていきました。

コンサート・演奏機会もリアルのものが盛り沢山

そこからしっかり2回のワクチン接種もして、笑
2021年11月〜2022年3月にかけては、リアルのコンサート、リアルの演奏機会も盛り沢山でした。

思い返せば、2020年はコンサートは全てオンライン、プラス17LIVEでしたから、
リアルのコンサートを全くできなかったのです。
リアルで演奏した機会といえば、セレモニーの演奏とコンクールの伴奏で、
コンサートという形では0でした。

これでは、本来の演奏家としての姿を失う危険もあると考え、
まずは2021年のうちにソロコンサートを企画しようと行動しました。
11月にソロコンサート、12月にはクローズでのソロ演奏・コンサートの伴奏2つ。

やはり生の音を届けられてなんぼです。
自分の音楽を、お客様に直に聴いていただく中での気持ちの高揚、会場の空気…
どんなにオンライン化が進んでも、演奏に関しては生演奏に勝るものはない。
これが本来の演奏家の姿だ
と、再認識しました。

2021年11月のソロコンサート。この時は、ドビュッシー、ラヴェル、ガーシュウィン、吉松隆の作品をお届けしました。ドレスもこの年に新調したもの☺️
2021年12月のクローズの本番の後。


その後続けて、2022年2月にもソロコンサート、3月には連弾&ソロでコンサート。
生のコンサートの醍醐味、やはりこれだと再認識して以来、
以前より本番が楽しくて仕方なくなってしまいましたね。笑

2022年2月のソロコンサート。この時は感染者が多く、会場から配信するのみの形でしたが、会場からお届けできたのは大きかったですね。
3月の連弾&ソロのコンサートの会場だった、u-ma kagurazaka。ピアノはボストンピアノ😊
u-ma kagurazakaは、お野菜たっぷりのベジプレートも目玉です😋この他、ソーセージの盛り合わせもあるので、お立ち寄りの際にはぜひお召し上がりになって下さい✨

こんな感じで、コンサート活動の頻度も以前より増えていったわけですが、
この年はもう一つ大きなイベントが。
磯貝史上初めて結婚披露宴での演奏をさせていただきました。
私のサイトなどを通じてご依頼いただいたものです。

結婚式の演奏は、コロナ前の時点で既に衰退しているも同然です。
なので、仕事として結婚式で演奏させていただいたのは、実はこの時が初めて。

ヴァイオリンとの二重奏を希望されていたので、現在も音楽活動をしている友人に声をかけ、演奏させていただきました。

新郎新婦様のご希望で、ドレス着用で演奏いたしました!
ブラック×ロイヤルブルーのドレス👗

こんな感じで、2020年度より更に多忙な1年間となりました。
1日の中での移動も増えたので、移動の達人にも近付いていっている気がします笑

2021年度の活動まとめ

2021年度の活動はこのような感じでした。

◆セレモニーの演奏 (週4〜5程度)
◆レッスン(2021年度は4つの曜日で年間40回。前年に引き続き、対面・オンライン対応)
◆コンクール等の伴奏 (合わせ等を含めるとこの年は年間10件以上)
◆コンサート活動 (2021年11月より、1〜数ヶ月に1件または複数件)
◆その他、単発での演奏依頼

コンサートの頻度を増やせたこと、
それから、私のサイトを通じての演奏のご依頼が増えたこと、
この二つはやはり大きかったですね。
サイトを通じてのご依頼は、純粋に嬉しいものです。

今後の課題・展望としては、
・コンサートの集客を安定させること。出来れば満席か、満席にほどなく近いくらいに。

・公式サイトを通じてのご依頼を増やすこと。ソロの演奏依頼しかり、伴奏、レッスンのご依頼しかり。

これまでの記事でも述べている通り、
幅広い技術と知識を持ち合わせた音楽家として、あらゆることで音楽で社会貢献し続けたいという思いがあるからこそ、
このように多くのフィールドでの活動を行っているのです。

「掛け持ちするべきではない」「どれか一つに絞るべき」と言われたこともあります。
実際、演奏活動と指導業の両立を反対されている人も見たことがあります。
でも、これは大きな間違いな上、絶対にあってはいけないことだと私は思うのです。

言われるがままにどれか一つに絞ってしまったら、視野は狭まる上、それは演奏や指導にもそのまま出ます。悪い形で。

幅広い活動をしているからこそ、伝えられる音楽があるのではないでしょうか。
何より、私が仕事として活かしていきたいと思うから、やっているのです。

次回は、2022年度に入ってからの、これまでの活動についてお話したいと思います。
音楽活動をしていく上で私が決めていること、
音楽活動をする音楽家や、音楽方面の道を目指す人たちが心得る必要があると思うこと、
17LIVE定期配信を終了した理由についても、取り上げたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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