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シリーズ クラシック業界の色々 〜今、そしてこれから〜 音楽活動編⑤社会人5年目、2022年度のこれまでの活動

いつもご覧いただきありがとうございます。

さて、前回の記事では2021年に入ってから、一気に2022年3月まで、2021年度末までの活動について書きました。

2020年度以降の活動を発展させ、2022年度も活動

世界が一変して2年が経ち、少しずつ状況は変わっているものの、やはり前のような生活には戻る気配はありません。
2020年度以降の活動を発展させ、2022年度も活動しております。

セレモニーの演奏

こちら、引き続き沢山させていただき、
私も自分の人生について真剣に考えながら、日々お仕事をさせていただいております。

稼働する日も年々増え、私も専門であるクラシックに加え、様々なジャンルの曲を演奏させていただく機会が多いです。
葬儀の演奏ということで、やり直しなど一切きかない責任重大な仕事ですが、
ご遺族様の心に少しでも残ってくれていたら、演奏者冥利に尽きます。

6月と7月にはコンサートがそれぞれ2つ


まず6月は、連弾&ソロのコンサートと、オール連弾による配信コンサートでした。

連弾の方は、2022年3月に弾いたラヴェルのマ・メール・ロワに加え、プーランクの4手のためのソナタ、
カプースチンのシンフォニエッタは第2楽章に加え、第3楽章も。

ソロで弾いたのは、バッハのトッカータBWV.914とドビュッシーのマズルカ。
いずれも、Instagramなどで部分的に公開しておりますので、ぜひご覧下さい!
(あと、インスタのフォローお願い致します!笑)

2022年6月6日、銀座で連弾&ソロのコンサート。
ソロの演奏シーンです。
2022年6月18日のオール連弾コンサート。
Seilerのピアノと😊

それから、6月最後の日には、以前配信していた17LIVEをなんと数ヶ月ぶりに一夜限りの復活をし、笑
今も大変お世話になっているミュージシャン・埜々下郁さんとのコラボ配信もしましたね。
(私が17LIVEの定期配信を終了した理由は後述)

郁さんとはリアルLIVEを企画中!続報をお待ち下さい☺️


7月
のコンサートは、共にソロ!プログラムは以下のような感じ。

ラヴェル:グロテスクなセレナード
ラヴェル: …風に
フィトキン:From yellow to yellow
フィトキン:Fervent
吉松隆:プレイアデス舞曲集Ⅲ

2022年7月13日は銀座で。
2022年7月19日は赤坂で。

そうそう、この2つの本番は、実は16連勤の間に挟まっていて!笑
普段から毎日何かしら予定が入っている感じですが、この時は特に忙しく。ありがたいことです…!

この間には、伴奏のお仕事でブラームスのヴァイオリンソナタ第2番を演奏させていただいたりしました。(第1楽章のみ)

7月の2つ目のコンサートの前には、トッパンホールで演奏!

その16連勤の間、2つ目のコンサートの数日前に、
なんとトッパンホールで演奏させていただく機会まで!
トッパンホールでの演奏は短編動画にまとめましたので、(この時控えていたコンサートの宣伝動画ですが笑)
YouTubeにアクセスしてご覧下さい!
(あとチャンネル登録お願い致します!笑)

トッパンホールのピアノは、スタインウェイD274ですよ♪

こんな感じで来て、早いもので8月。
引き続きソロのお仕事やレッスンに加え、今月はコンクールの伴奏もあります。
次の公演に向けての準備も始まっていますよ!

17LIVEの定期配信を終了した理由

さてさて、前の記事でも少し予告したのもありますのでお話しますが、
私が17LIVEの定期配信を終了した理由について。
ちゃんと皆様に説明していなかったので、この場をお借りしてお話します。

昨年秋頃から徐々にペースを落とし、現在に至ったわけですが、
その一番の理由は、リアルの活動が忙しくなり、配信時間の確保が難しくなってしまったことです。

最低でも2時間の配信が毎日必要と言われる世界です。
昨年は何とか時間のやりくりをし、毎日2件程度の予定はある中で、時間を作って配信していました。

しかし、これはなかなか永遠に続けられるものでもなく。
この生活を続ける中で、練習時間が削られてしまい、新レパートリーの準備にも少なからず影響が出てしまったのです。
これはまずいと思いました。
あと、やはり画面越しとはいえ、人前での演奏になりますから、
それを毎日2時間以上、毎日2件程度あるリアルの仕事の合間にとなると、体を休める暇もないのです。

それと、このようなライブ配信は投げ銭制ですので、リスナー様からの投げ銭だけが頼りというのも、非常に悩まされる点。
固定給なんて当然ですがありません。

ライブ配信に対する考え方も様々だと思いますが、
私の見解としては、
既に音楽の仕事をしていて、ギャラ設定もしているプロの方に関しては、
「あくまで宣伝ツールに留め、くれぐれも無理のないように行う」
のがよいのかな、と思います。
それに、音楽家である以上、生の演奏を聴いていただけてなんぼです。
やはりコンサートにいらしていただきたい。

このような理由から、日々のリアルの活動を大切にし、リアルのコンサートを沢山開催し、ファンを増やしていくことに焦点を置き直したのです。
何卒ご理解いただけますと幸いです。
もちろん、ライブ配信でのご縁は本当にかけがえのないものです。
これからも近況報告には使わせていただきますので、よろしければご覧下さい。笑

こんな感じで、その都度自分のそれまでの活動について振り返り、
向かう方向の確認をし、そして常に上を目指して活動している、ということも記させていただきました。

これからも、更に良い音楽をお届けできるよう、全力を尽くしてまいりますのて、どうかよろしくお願い致します。

次回からは、音楽家や音楽家を目指す者たちが、音楽活動に際して心得ておくべきことや、
音楽活動にまつわる色々なお話をします。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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