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日本になかった「先生感謝週間」

日本で、教師が感謝されるのは、終業式や卒業式、退任の時が一般的かと思いますが、、、
なんとこちらでは、大々的に先生が感謝してもらう、「teacher appreciation week」先生感謝週間というのがありました!!!ちなみに、私の勤めている学校ならではの、というのではなく、他の学校でもあるそうです。

日ごとにギフトの品の設定

この週間の前に、30問くらいのアンケートに答えました。好きな食事、お菓子、趣味、お花、ギフトカード、お店など。
回答するとき、なんだかそれを指定して催促しているような気分になりながら、答えましたが。(笑)

そして、ついに先生感謝週間1日目。
お菓子の日でした。アメリカのお菓子が分からなかったので、私は「プロテインバーとオレオ」と答えていたので、、、、
その通りに皆が、持って来てくれました。
朝来たらまず、私のところに来て、ちょっと恥ずかしそうに「はい」と渡してくれました。私が「ありがとう!!嬉しい」と反応すると、更に恥ずかしそうな顔をしていました。
2日目は、お花の日。「ひまわりとチューリップ」と書いたので、たくさんの黄色いお花を持って来てくれました。
とこんな調子で、好きなグッズ、ギフトカード、そして最後にお手紙と毎日もらいました。

お花、お菓子
お手紙、持ち帰りmeal

ギフトカードはとても驚きました。
日本では、あまり保護者からギフトをいただくことでさえタブーとされていたので、金券なんてもってのほか!と驚きましたが、「ありがとう!」喜んで受け取るべきだそうです。お誕生日にも、Amazonギフトカードや、VISAギフトカードをたくさんいただきました。

最終日、最後にPTAからは1人ではとてもたべきれないほどの、コストコ産ミールが配られました。
これも事前にアンケートがありました。私は、チキンのタコスを注文していたので、それを持ち帰りました。

先生は感謝されていい!

以前勤めていた時は、とにかくひたむきに、教師が感謝されるのは、「卒業式の日のみ」という学校の教えだったので、それに違和感なく、むしろそれが教師の生きざまと思いながら、勤めていました。

しかし、このように、盛大に感謝されて、盛大にたくさんのギフトをいただいて、とっても嬉しかったです。もっとがんばるよ!いつも本当にありがとう!と改めて思うことが出来ました。

それに、保護者の立場からしても、いい機会だと思いました。日本で務めていた時、保護者の方は保護者面談の時に、こっそりと隠すようにお礼の品を差し出してくださり、そしてそれを私も、受け取ってはいけないもののように、申し訳なくいただき、隠して教員室に持ち帰ることもありました。

保護者の方からしても、先生はいただいてくれるだろうかとか、先生は何が好きなんだろうかとか、うちばかり先生に渡して他の人に何か思われないだろうかなど、色々考えておられると思います。
なので、事前にアンケートがあり、週間があり、任意で自由にあげることが出来るこの「先生感謝週間」はぜひ日本でも採用いただけないだろうか!!!

世界中の先生方、お疲れ様です!!!
びっくり幸せな週間でした。

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