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fun!にひたすら特化した運動会

先日、「フィールドデイ」という名の運動会がありました。
日本のものとは、まったくまったく違いすぎて、とても驚いたので、その様子をシェアします。

fun day

時間ごと、クラスごとに、回る場所が決まっていました。
グラウンドには、子どもの遊び場で見かける、空気の滑り台や、ミニウオータースライダーなど、全部で10種類のアクティビティーが並んでいます。
それを、各15分ごとに回っていくのです。
みんなで楽しく思いっきり遊びます。

日本のように、紅組、白組に分かれたり、得点制度はありません。リレーや、ダンスの披露などもありませんでした。
保護者の方は、暑い中ボランティアの方が来られていました。
(水の中に、ダイブするアクティビティーはその場に保護者がいて親のサインがないと、出来ませんでした)

それ以外は、本当に自由でした。

結構暑いので、途中おやつコーナーと、かき氷のコーナーがあります。
ちなみにかき氷は、日本の粒の3倍の大きさで、シロップはほぼ着色料ですね。笑


日本の運動会は”戦”の名残!?

なぜ、「紅白」なのか調べたことがあったのでハッとしました。

源平合戦とは、平安時代末期1180年~1185年にかけて起こった源氏と平家の争いで、敵と味方を区別するために源氏が白(白地に赤丸)、平家が赤(赤地に金丸)の旗を用いたといわれています。 ここから、紅白歌合戦や、運動会の組分けなど、対抗する2組の組分けには紅白を用いるようになったんだそう。

の記事を読んだことがあったので、日本の運動会はそれが残っているのだと思いました。

日本の、小中高で、運動会や体育祭を経験したことがある人は、分かるかと思いますが、団結したり、協調したり、感情を共有したり、時にはぶつかり合ったり、励ましたり、、、、
というシーンは、こちらでは、見られませんでした。
日本では、それを「青春」といいますよね。

強いて言えば、綱引きはありましたが、綱引きの戦略や練習を知らない生徒たちは、後ろ向きに綱を持ったり、出来るだけ均等に間隔を開けたりしていました。

協力したり、団結したり、、、成長段階にある子どもたちにとって、日本での、「青春」の経験って、とても大切なのかもしれませんね。

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