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梅雨の梅仕事〜手仕事ををする有意義な時間がもたらすもの〜

猛暑日が続いてもう夏本番が来たのかと思っていたら、また梅雨が戻ってきてくれたのでしょうか。山や畑の植物にとっては恵の雨ですね✨

今年こそはと意気込んでいた梅仕事、
張り切ってやってきました♡♡♡
知り合いの自然農の農家さんのところで教えてもらいながら梅干しと梅酒、そして梅シロップも^ ^
せっかくなので作り方をシェアさせていただきますのでご参考にしてもらえたら!

【梅干し】
材料
梅、塩(梅の10%)、焼酎ほんのちょっと、
透明な果実酒用ビン(梅3キロで5L瓶、4.5キロで8L瓶が目安)

①梅を布巾でひとつずつ拭く。
②ビンの中に焼酎を少し入れ内蓋をして逆さにしながら壁面や内蓋に焼酎がまわるようにする。
③拭いた梅と塩を交互に入れてなるべく満タンになるまで詰める。(サラサラな塩の場合は上からかけて少し振るだけでもOK)
④蓋をして数日置く。
⑤梅酢が半分以上あがってきたら、上の浸からない部分にも梅酢がかかるように気づいた時に振ってあげる。
⑥7月末の土用の日あたりの晴れた日に数時間ずつ何回か瓶ごとお日様に当てる。

木の上で熟した採れたての無農薬の梅を使うので、ヘタを取ったりなどもする必要なくこれだけで美味しい梅干しができるとのこと。
また、ビンを使うので天日干しも瓶ごと出来ちゃうのも素晴らしい◎

こんな具合で梅酒も梅シロップも意外とカンタンに仕込めました^ ^
ちなみに梅酒は
梅1キロに対して砂糖1キロ、そして焼酎1升(35度以上)で、
梅シロップはフォークで穴を数カ所あけてから砂糖と梅は1:1となっています。

出来上がりが楽しみ〜♪

続いては柿の葉茶作り🍃
この時期はお日様のエネルギーが増して、柿の葉のパワーもアップしてると聞いたので、柿の葉の剪定もかねて沢山採ってきましたー。
蒸すことで柿の葉のエグみがマイルドになるとのことで、洗ってちぎって蒸し器でほんの2分くらいずつ蒸してから日陰干ししました。

ちょっと大きめにちぎったので、
干した後にまた細かくしようかな。笑

そして最後は山椒の実🌿


山の上で暮らす素敵なご夫婦から、採れたものをたくさん頂いたので、まずは茹でこぼして水にさらします。
先日読んだ記事には7回茹でこぼしして水に1時間程さらすと良いと書いてあったので試してみました。茹でたものを冷凍しておけばいつでも使えて長持ちして便利です◎
あとは茹でたものをすり潰してから、焼酎と塩を少し加えて煮沸したビンにぎゅうぎゅう詰めにしておくとペーストとして手軽に使えて保存も効いて便利だと教えていただきました^ ^

たくさんあってもそんなにいっぱい食べられないけど、結局たくさんになってしまいました^ ^笑

梅仕事や野草茶作りなどの季節の手仕事をしていると、

「柿の葉の緑が増してきて香りも濃くなったなー」とか
「梅の甘酸っぱい香りがしあわせー」とか
「虫さんもなんか可愛いな」とか

そんな自然の恵や豊かさを感じ取る感受性が養われたり、
何も考えずにただ黙々と、手を動かすので瞑想に近い体験ができたり、そんな事をしていると何だか心も整っていく気がします。自然を味わいながらゆったりとした時間を持つことで心にゆとりができる感じなのかな。

ちなみに、虫が苦手で…
虫だけは勘弁してください!
って人はたくさん居ると思うけど、
それも自然と分離されすぎてしまった現代社会がそうさせるんだなーって最近つくづく感じます。
私も虫🪰そんなに得意ではなかったんですが、前よりも仲良くできるようになってきました♡
考え方を変えたら共存できるんだなと。少しずつ慣れていけば良いんだなと。

何でも簡単に手に入る『現代的な』生活環境にいると、そういうモノが作られていく過程とか、成長して育っていく過程とかを知らないまま、そのありがたみを感じられないままただ『消費』するだけになっていく、、、

そうなると食べ物に、自然の恵みに感謝したり、味わったりという事がなかなか出来なくなってしまう。。。
そんな環境にいたら、そういった感覚、感受性がどんどん、麻痺していってしまって、
化学的な人工的な食べ物に依存して中毒的になったり、結果的に思考も極端になってしまったりするワケなんですね。

だからこそ!季節の手仕事をしながら自分や自然と向き合いながら、時間をかけて手づくりをすることをおすすめしたい。
そんな豊かな時間を持って、作られた美味しいものをいただく時間はこの上ない幸せですよ♡

そんな時間も余裕もないーーー
って人も多いかもですが、1日だけでもまるまる空けて、自然の近くに行ってのんびりと過ごしてみたり、そういう手仕事の体験をするだけでも見えてくるモノが違ってくるかもしれません。

でも無理はせず、そんなスキマをスケジュールに入れながら楽しめたら良いんじゃないかと思いまーす◎

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