基礎・土台の大切さ

みなさん、こんにちは。
いしいもえかです。
いかがお過ごしでしょうか？

今日は最近改めて思ったことをお話ししようかなと思います。

タイトルにもある通り、何事にも基礎や土台が大切だよねというお話です。
なんで改めてそのようなことを思ったのか。

マネージャーと現場の意見

私が働いているホテルの朝食の仕事での出来事なんですけど、
普段現場にいないマネージャーから新しいメニューを増やしたいと言われました。
確かに私の働いている朝食はブッフェスタイルだけど品数が少ないし、毎日同じメニューで、品数が増えることはお客様からしたら嬉しいことだと思います。

正直、現場の意見としては厳しいです。
というのも、やることに反対というわけではないんです。
ですがメニューを増やすならスタッフを増やしてくれないと現状厳しいのです。

今はキッチン一人、ホール一人で回しています。
キッチンの仕事としては朝食作り、補充、食器洗い・戻し、朝食の仕込み、夕食の仕込みです。
ホールの仕事としてはお客様対応、食器下げ・戻し、備品補充、コーヒー作りです。

ですが実際には、ホールスタッフはお客様対応やコーヒー作りに忙しく、キッチンスタッフが食器下げや備品補充までもしなくてはならないくらいの忙しさです。
正直な現状、現場が回っていないんです。
正確には、一応回っています。
ですがそれはキッチンスタッフがホールスタッフの仕事も手伝っているから回っているのに加え、残業をしているからであって、本来の形ではありません。

これらに現場は不満やストレスを感じています。
一人一人の負担が大きすぎるのです。

土台・基礎

ここでいう土台・基礎は、
ホールの仕事はホールスタッフが行い、キッチンの仕事はキッチンスタッフが行う。
つまり、十分なスタッフの確保だと思っています。
ホールスタッフがもう一人いれば、現場はスムーズに回ります。
私もキッチンの仕事に集中することができるので、新しいメニューを作ることもできます。
また、現状お客様をお待たせしてしまうこともあります。
その問題もスタッフが足りていれば起こらないことです。

この問題は従業員満足度だけではなく、顧客満足度にも直接関係する問題です。
そしてそれらは離職率や人手不足、売上や口コミに繋がります。
言ってしまえば全ての問題に繋がります。

よく、おもてなしをしよう、顧客感動を作ろうとすることがありますが、
それらはまずお客様がストレスを感じない（ストレスフリー）状態で初めて成り立つものだと思います。

お客様がストレスを感じている状態で感動することはできません。
ですがそのことに気づかずにおもてなしや顧客感動を試みる経営者も少なくないと思います。
まずはストレスフリーという土台・基礎ができてから。

建物を作る時も、土台がしっかりとしていなかったらすぐに崩壊するものになってしまいますよね。
基本を知らないのに応用なんてできませんよね。
それと同じです。

まずは十分なスタッフを確保し、そこから新しいことを始めようということをマネージャーにも話してみようと思っています。

土台が大切なのってみんな知ってると思うのですが、それが当たり前で意外とすっ飛ばして考えちゃうことも多いですよね。
私もこんな話をしながら、自分でも順序を考えずにすっ飛ばして何かを始めてしまうこともあるので改めて気をつけようと思いました。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
それではまた次回。
素敵な1日になりますように🍀