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アライさんをやっていた

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 2019年4月11日の22時過ぎから同17日22時ごろまで、ほぼ6日間にわたってTwitterでアライさんをやっていた。
 この時点で意味がわからない方は、ググったりする必要はないので今すぐタブを閉じましょう。もっと有意義な時間の使い方があるはずだ(ぼんやりするとか)。

 さて、もうアイコンやプロフィール、固定ツイートなどは変えてしまったが、アライさん時代の痕跡は、タイムラインを遡るか語尾で検索すれば出てくると思う。
 ただ、アライさん時代に特段普段と違ったツイートをしていたわけではない。ほぼ通常営業であったと言ってよかろう。

 そもそも、アライさんになった理由も特段のものはなく、「とりあえずしんどい」「フォロワーがじわじわ増えてるのでちょっと減らしたい」くらいのものであった。
 で、アライさんになったところでしんどさは軽減されないし、アライさん増殖ブームが勃興するタイミングで転生してしまったので、500人もフォロワーが増えるという、望まない事態を引き起こしてしまった。
 そこで、途中から政治ネタを織り交ぜたりしてみたのだが、少なくともアライさんの皮を被っている限りにおいては意味がなかった(むしろバズった)。

 そんなわけで、とっととアライさんを引退して本名に戻った次第である。ツイート内容も従前と変わらない。今回のアライさん化について言えば、ただ、「皮が変わって元に戻った」という現象があっただけである。

 また、アライさんになることで、なにか「わかり」があったかというと、「とくに何もないというわかりがあった」ということになるだろう。皮を変えてもツイートしているのは変わらぬ自分である。脳の故障からくる苦しみから逃れることはできない。やっていくしかないのである。

 なお、小林銅蟲氏が15日に把握していた限りで、Twitter上にアライさんは900頭弱いたようである。おそらく現在は1000頭をゆうに超えているのではないかと思われる。
 後世には、平成最後の月に起きたネット珍事件として語り継がれていくのかもしれない。

 ちなみに、アライさんを辞めただけでスッと30人くらいフォロワーが減ったのだが、逆に言うと残りの470人はアライさんを辞めても僕をフォローしているということになる。
 いまはどうかわからないが、「あのタイミング」であれば、「Twitterアカウントを育てる目的で一時的にアライさんになる」は正解だったということになるだろう。
 Twitterアカウントを育てることが、あなたの人生において正解かどうかは保証しかねますが……。

(これより下に文章はありません)

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