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あなたはあなたのままでいいんだからね

友達を誇りに思う。

社会福祉学科の卒業生として、オープンキャンパスで前に立って語る姿が、学科のブログに載っていた。すごいな、素敵だな、やっぱりそうだよねって思った。友達はそこに立っているのに、私はそこにはいないんだよなって、違いを見せつけられたような、そんな気がした。

でも今の私は、そこにいなくて正解だよ。いちゃダメだよなって思う。夢を持って進学希望してる人達には、それ相応の人選でなくちゃ。だからこれで正解だよなって本当に。夢も熱い何かも持ち合わせていない私がそこにいる資格は無い。

学生の時は、堕ちていてもよかった。それでも大丈夫なフリしていれば、オーキャンの手伝いを頑張れたし、何よりも学科の学生と言う、切り札を使えたから。

だけど今の私は無職。そこでまじまじと、その違いを突き付けられるんだよな。

ああ本当に、どうしてこうなったんだろう。堕ちて堕ちて、這いつくばって、それでも堕ちる。

無理してでも、四年間でストレートで卒業したのがいけなかったのかなとすら思ってしまう。でも、卒業したかった。絶対に、あの代で、友達と一緒に、卒業しないと意味が無いって思ってた。執念だった。

今思う、それでよかった。
今の私は堕ちている。だけど、別に、いい。堕ちたら堕ちたで、堕ちたなりに生きるから。無理して強がって、強く在ろうとすることはもう、やめた。

無価値な私にも価値はある。あなたはあなたのままでいいんだからね。私にそれを教えてくれた、友達と先生。その人達のおかげで今の私が在る。

今は会えない、それでも大好きな人達のことを想って、書きながらまた顔を歪めて泣いている私。友達が、先生が、心の底から大好きなんだ。本当に。










友達、先生へ
私と出会ってくれて、たくさん愛してくれて、ありがとう。これからもよろしくお願いします。








読んでくださってありがとうございます。

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